観戦記2728 K‘FESTA.3 武居由樹vsデンサヤーム・アユタヤファイトジム | 人生マイペンライ

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格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

一応正式発表はまだなのだが、アメリカESPNが報じた5月6日に東京ドームで開催されるらしい4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥vsWBC1位ルイス・ネリの対戦!埼玉スーパーアリーナや有明アリーナではチケットが抽選なので、生観戦は諦めていたがドームなら取れそうだが・・・・・以前、マカオでマニー・パッキャオvsクリス・アルジェリを生観戦したが巨大ビジョンしか観ていなかった。その時のアンダーカードに、WBOフェザー級王者のワシル・ロマチェンコが初防衛戦をしていて「ロマチェンコを生で観たぞ」と、威張るのが楽しい。あの頃のパッキャオはトップランク社のアジア戦略で、アルジェリ戦の2年前にもブランドン・リオスとマカオで闘っている。その時には、後の3団体統一ヘビー級王者になるアンディ・ルイスJrが出場していたので観にいけばと悔やまれる。

5月6日?と言われる井上尚弥vsルイス・ネリのアンダーカードにはどんな試合が組まれるのだろうか!?大橋ジムから平岡アンディ選手のスーパーライト級での世界戦は組むのが大変だろうが、井上拓真選手の王座統一戦、武居由樹選手の世界初挑戦は実現するのだろか!?

 

1996年7月に東京都足立区生まれた武居選手は、母子家庭に育ったらしく素行の悪さからわずか10歳の時に住み込みで子供を預かりキックボクシングを教える「パワーオブドリーム」の古川会長の家で育つ~高校時代にはボクシングの主将をするなど格闘技により更生する~2014年11月のKrush.47に18歳でデビューし、たすく選手を1RでKOする~しかし、2015年1月のKrush.49で佐野天馬選手、4月のK-1で西京春馬選手にいずれも0-2の判定負け~8月のWindy Fightで萩原秀斗選手に1RでKOしてWINDY KICKスーパーフライ級王座を獲得~10月のKrush.59で亀本勇翔選手に判定勝ち、12月のKrush.61で勝大選手を1RでKO、2016年2月のKrush.63で軍司泰斗選手に判定勝ち~4月、Krush.65からの53kg初代王座決定トーナメントで隆聖選手を2RにKO~6月のKrush.66で上羽優希選手と決勝戦で闘い1RにKOして王座獲得 『観戦記1147』 10月のGRACHAN&BFCで伊藤佑一郎選手に大差判定勝ち~12月のKrush.71で、隆聖選手を3RにKOして53kg王座の初防衛に成功~2017年4月のK-1 第二代スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦し、1回戦でアントニオ・オルデンを3RにKO~準決勝で石田圭祐選手を1RでKO~決勝では久保賢司選手に判定勝ちし王座栄冠。

9月のK-1でも英雄伝説57kg級王者の伊澤波人選手を3RでKO~11月のK-1でビクトー・サラビアを1RでKO~2018年4月のKS‘FESTA.1で久保賢司選手との再戦を1Rに豪快にKOしてK-1スーパーバンタム級王座の初防衛に成功 『観戦記1594』

8月のK-1でも、アクラム・ハミディを1RでKOする

 

12月のK-1では、タイのヨーブアデーン・フェアテックスのミドル&ヒザに大苦戦も延長で判定勝ち

 

2019年3月のKS‘FESTA.2ではサンドロ・マーティンを1RでKOする。8月のK-1でも、アクラム・ハミディを1RでKOする~12月のK-1では、タイのヨーブアデーン・フェアテックスのミドル&ヒザに大苦戦も延長で判定勝ち~2019年3月のKS‘FESTA.2ではサンドロ・マーティンを1RでKOする。そして、スーパーバンタム級王座(55kg)を保持したまま!6月のK-1スーパーバンタム級トーナメントに参戦!1回戦では、村越優汰選手から勝利しているアレックス・リーバスを1RにKO~準決勝でも、元NJKFバンタム級王者の玖村修平選手を1RでKOする~決勝では、 Krusuスーパーバンタム級王者の玖村将史選手を凄まじいKO勝ちでスーパーバンタム級トーナメントを優勝 『観戦記2027』

 

12月のK-1では、スリヤンレック・オーボート.ガムビーに大苦戦も判定勝ち。

 

そして、KS‘FESTA.3で対戦するのは、デンサヤーム・アユタヤファイトジム!

 

2002年6月にタイのナコーンラーチャシーマで生まれたデンサヤーム・アユタヤファイトジムは、まだ18歳でタイのTVマッチ「True4U」CPトーナメント優勝。スーパーバンタム級ながら、身長は175cmという体格。9日前に来日して調整を重ねて「日本の気候)にも慣れました』 と話し、2022年のフェザー級トーナメントで準優勝したジャオスアヤイとともにアユタヤファイトジムでK-1スタイルに合わせた練習を積む。

それでも 『まだ少し足りない部分、たとえば組みつきが禁止であることへの対処は、日本に来てからも練習しています。武居は蹴りもパンチも速い。でもテクニックでは自分のほうが上でしょう。特に蹴りでは負けていない』 と話す。

 

武居選手は、2019年は全KOを目指したが12月のスリヤンレックに大苦戦の判定勝ち。2020年は全KOを目指す!と話しているが、2戦連続のタイ人との対戦をスカッと勝利できるか!?デンサヤームも 『KOで勝ちたい。K-1は自分を高みに引き上げてくれる大会だと思っています。まず今回の試合に勝って、次はタイトルマッチで闘い、チャンピオンになりたい』 と話す!

 

2020年3月22日 K‘FESTA.3 武居由樹vsデンサヤーム・アユタヤファイトジム

 

武居由樹 22勝2敗 K-1スーパーバンタム級王者

 

デンサヤーム・アユタヤファイトジム True4-Uバンタム級トーナメント優勝

 

1R、武居選手がローを蹴っていくが、スカしたデンサヤームがハイキック!

 

武居選手も、デンサヤームのローをかわして右フックで飛び込む!

 

武居選手が攻めるも、デンサヤームは上手くいなす~クリンチの離れ際に、武居選手の右フック!効いた!

 

武居選手がラッシュ!デンサヤームをコーナーに押し込む連打も、デンサヤームは廻りこんで左ミドルを蹴る

 

それでも武居選手は、ガンガン入っていきボディーを打ちまくる!

 

しかし、デンサヤームも出入り速く右を打ち降ろしてくる!

 

2R、デンサヤームが左ミドルを蹴っていくが、武居選手しっかりカットする

 

武居選手が動き廻りながら攻めるも、デンサヤームはタイミングいいミドルで止める

 

懐深いデンサヤームに、武居選手のパンチは届かず蹴られる

 

前に出ているのは武居選手も、蹴りの距離に入るとデンサヤームのミドルが飛んでくる

 

デンサヤームは、武居選手のパンチはスウェーで流しながら左ミドル~左ストレート!

 

なんとか当てたい武居選手は、デンサヤームの蹴りをカットせずに右フック!左ハイキック!

 

3R、中途半端な距離だと、武居選手はデンサヤームに蹴られる

 

武居選手もローからパンチを出すが、デンサヤームが前に出て強烈なミドル!

 

武居選手も、真っ向からミドルに対して左を打ち込む!

 

武居選手のローが効いてきたか!?デンサヤームはバランスを崩す

 

ミドルを蹴られないように、武居選手は大きく廻りながらロー!

 

デンサヤームは左ミドルを連打~武居選手は受け流してボディー!

 

武居選手のパンチは大振りになり、かわしたデンサヤームがミドルを蹴る

 

判定は、30-29 30-29 30-29 3-0で武居選手の判定勝ち!

 

懐深いデンサヤームに武居選手のパンチは爆発とはならなかったが、K-1ルールなのでデンサヤームのミドルキックは評価されず武居選手の連勝は20まで伸びる。しかし、武居選手は翌日に 「気合を入れる為」 と、丸坊主姿で記者会見に現れ 『昨日は本当に会場でもabema.TVでも凄いたくさんの人に応援してもらったのに、つまらない試合をしちゃって本当に申し訳なかったと思います。デンサヤーム選手も本当に上手い選手で強かったです。昨日は本当にああいうパッとしない試合をして、これがもう2戦も続いちゃって本当に会長に凄い怒られたのでしっかり気合いを入れ直すため坊主にしました。リーチの長さとかはあって、リズムとかもなんとなく分かっていたんですけど自分自身が対策してきたことを全く出せなくて、メンタルの部分でちゃんとできていなかったのかなって思います。自分がちゃんと仕上げ切れていなかったのが原因かなって。だから何ていうんですかね、“デビューした時の方がもっといい動きをしていたんじゃないか”って思うぐらいの動きの硬さだったので、もう1回自分のことをよく考えて次の試合に臨みたいと思います。タイ人選手と3人やって、ほんと明確に、勝ち切ったって自分でも言えるのかっていうと本当に難しいので、そういう試合をできるまでやる、タイ人選手と戦う必要はあるなと思うので、どんどんタイ人選手とやらなきゃいけないなと思います。次の試合のこととかはまだ全然考えていないんですけど、そういうことは全部会長やジムのみんなと相談して、玖村将史選手はこの前倒したばっかりだと自分は思っていたので、それよりやるなら他の選手かなって思っています。坊主は……いつ以来ですかね。Krushでオープニングに出ていた時とかそれぐらいぶりなので、もう5年ぶりぐらいになるんじゃないかと思います。でも、もうこういう頭にならないよう、次からはしっかりやりたいなと思っています』 と話すが、蹴りが使えないぐらいの怪我をした?と、12月の契約切れを待ってK-1から離脱。

2021年にコロナウィルスのチャリティーイベント「LEGEND」で、元WBOフライ級王者の木村翔選手とバチバチのスパーリングを魅せる!

2021年3月に後楽園ホールで6回戦デビューし、高井一憲選手に1RでKO勝ち 『観戦記2386』

 

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