《本日のＤＶＤ鑑賞》
１月２８日のＯＮＥ Ｃｈａｍｐｉｏｎ Ｓｈｉｐ日本大会での・ジットムアンノンの欠場は残念だが、対ｓ年予定だった武尊選手の代替えカードがスーパーレックとは楽しみだ！試合順は発表にはなっていないが、当然！メインイベントになるのだろう。昨年のＴｈｅ Ｍｕｔｃｈでもキックボクシングで東京ドームが埋まったのは嬉しかったが、ＯＮＥがＭＭＡだけでなくキックボクシングに力を入れてくれているのはＯＮＥの代表であるチャトリ・シットヨートンの母親がタイ人なのが大きいのだろう。タイ人がＭＭＡをする事に影響を与えたＯＮＥで、ロッタンは元ＵＦＣフライ級王者のデメトリアス・ジョンソンとＭＩＸルールでの対戦もあったが基本的にはＭＭＡをやる気はないだろう！？それでも、女子のスタンプ・フェアテックスのようにＯＮＥムエタイ、ＯＮＥキックボクシング、ＯＮＥ ＭＭＡで王座を獲得するような選手も出現した。
山本ＫＩＤさんのようにＭＭＡからＫ－１で活躍した選手も多いが、ＲＩＺＩＮはYA-ＭＡＮや久保優太選手、安保瑠輝也選手のようにキックボクシングからＭＭＡへの進出も出ている。ＭＭＡからヨーロッパ最大のキック団体ＧＲＯＬＹに参戦し、世界最大のＭＭＡ団体ＵＦＣへ参戦したのがアメリカのモーリス・グリーン！
１９８６年７月にアメリカのバージニア州ノーフォークで生まれた‘Ｔｈｅ Ｃｈｏｃｈｅｔ Ｂｏｓｓ‘モーリス・ダーネル・グリーンは、若い時は太っていたらしくダイエットの為に２０歳を過ぎてからＭＭＡのジムに入会する～ミネソタ州に引っ越しをし、元ＵＦＣ選手のブラック・ラーソンのジムでブラジリアン柔術～ＭＭＡを本格的に習う。
２０１２年４月にＦｌａｗｌｅｓｓ ＦＣ.１でデビューして、エド・カーペンターに判定勝ち～２０１３年５月のＦｌａｗｌｅｓｓ ＦＣ.３でダン・チャールズに判定敗け～２０１４年１１月のＫＯＴＣで、ケビン・アスブルランドに１Ｒで１本勝ち～キックボクシングに転向し、２０１５年５月のＧＬＯＲＹ.２１でアシュリー・エップスに１ＲでＫＯ勝ち～２０１６年２月のＧＬＯＲＹ.２７で、アンデルソン・シウバに判定敗け～７月のＧＬＯＲＹ.３２で、チー・ルイス・パリーに２ＲでＫＯ敗け～２０１７年２月のＧＬＯＲＹ.３８でも、カタリン・モロシャに２ＲでＴＫＯ敗け。
その間にＭＭＡでも、２０１６年１０月にＬｅｇａｃｙＦＣ.６０でザック・サムに１ＲでＫＯ勝ち～２０１７年８月のＬＦＡ.１９で、ジャーメイン・マクダーモットに１Ｒで１本勝ち～９月のドリラープロモーションで、パーネル・デービスに１Ｒで１本勝ちしドリラープロモーションヘビー級王座を獲得～２０１８年４月のＬＦＡ３８では、ジェフ・ヒューズのＬＦＡヘビー級王座に挑戦も判定敗け。
Ｔｈｅ Ｕｌｔｉｍａｔｅ Ｆｉｇｈｔｅｒ.２８にラムで参加も、準決勝でファン・エスピノに１Ｒで１本敗け～２０１８年１１月のＴＵＦ２８フィナーレでは、ミシェル・バティスタに１Ｒで１本勝ち。
ＵＦＣと契約し、２０１９年３月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ１４６でジェフ・ヒューズとの再戦を判定勝ち。
２０１９年６月のＵＦＣ ｏｎ ＥＳＰＮ３で、ジュニア・アルビニに１ＲでＴＫＯ勝ち。
ＵＦＣヘビー級１３位にもランクされ、３連勝を賭けて対戦するのはヘビー級１４位のセルゲイ・パブロヴィッチ！
１９９２年５月にロシアのロストフ州で生まれたセルゲイ・パブロヴィッチは、５歳からレスリングのグレコローマンスタイルを始める～兵役に入りコンバットサンボを習い、２０１４年１２月にＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌ.２９でデビューしてアレクサンダー・デレビャンコを１ＲでＫＯする～さらに８連勝して、２０１６年１１月のＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌヘビー級グランプリでアレクセイ・クディンに判定勝ち～２０１７年６月のＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌ.６８での決勝で、ミハエル・モクナトキンを判定で降し優勝してＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌヘビー級王座を獲得～１１月のＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌ.７９で、キレル・シデル二コフを１ＲにＴＫＯで降しＦｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔｓ Ｇｌｏｂａｌ王座初防衛に成功。
ＵＦＣと契約し、２０１８年１１月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１４１でヘビー級６位のアリスター・オーフレイムと対戦も１ＲにＴＫＯ敗け 『観戦記２００１』
２０１９年４月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１４９で、マルセロ・ゴルムを１ＲにＫＯする。
新陳代謝が激しいＵＦＣランキングの中でも、ヘビー級では新鋭が出てきづらい。トップ１０入りを目指す１３位のモーリス・グリーンと、ヘビー級１４位のセルゲイ・パブロヴィッチがＯＮＥ ＣｈａｍｐｉｏｎＳｈｉｐの本拠地であるシンガポールで激突！
２０１９年１０月２６日 ＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.１６２ モーリス・グリーンｖｓセルゲイ・パブロヴィッチ
モーリス・グリーン ８勝３敗 ヘビー級１３位
セルゲイ・パブロヴィッチ １３勝１敗 ヘビー級１４位
１Ｒ、試合開始とともに、両者オクタゴン中央に走る～グリーンがカーフキック
さらにグリーンがサイドキック～ハイキックも、パブロビッチはガードする
パブロビッチはパンチで出ていく～グリーンのローに右オーバーハンド！
それでもローを蹴るグリーンに、パブロビッチはワン・ツーを合わせる！
グリーンは倒れるが、直ぐに立ち上がる～蹴るグリーンにパンチを狙うパブロビッチ
頻繁にスイッチするグリーンだが、パブロビッチはカウンターの左！
グリーン効いた！一気にパブロビッチがラッシュ！
サイドに廻ろうとするグリーンだが、パブロビッチが追いかけ右！
崩れたグリーン！パブロビッチがパウンド！
レフリー止めるか！？しかし、グリーンも必死にパブロビッチの足にしがみつく
なんとか立ち上がろとするグリーンに、パブロビッチはパンチを浴びせ続ける！
グリーンは再び崩れる！パブロビッチは再びパウンド！
動けないグリーンに、レフリーが止めに入る！
見事にセルゲイ・パブロヴィッチが１ＲでＴＫＯ勝ち！モーリス・グリーンは「なんで止めたんだ！」と抗議するが、この展開では仕方がない。パブロヴィッチは 『「とっとと仕事を終わらせて家に帰ろうと思ってきたからな。もう２週間もいる。今後のことは考えていない。ここで勝ててとにかくうれしい。今は休みを取りたい』 と、とりとめもないコメント。
この試合は何故かプレミナリーファイトだったが、セルゲイ・パブロビッチ１万２０００＄＋勝利ボーナス１万２０００＄を獲得。ランキング上位だったモーリス・グリーンは１万６０００＄を稼ぐ。パブロヴィッチの次戦は怪我とコロナ禍なのもあり２年５ヶ月空いてランキングからも外れ、２０２２年３月のＵＦＣ Ｆｉｇｈｔ Ｎｉｇｈｔ.２０４でヘビー級１０位のシャミル・アブドゥラヒモフと対戦。４連勝ならなかったモーリス・グリーンは、３ヶ月後の２０２０年１月のＵＦＣ２４６でアレクセイ・オレイニクと対戦。
★セルゲイ・パブロビッチは１１試合目の１ＲでのＫＯ（ＴＫＯ）勝ち 格闘技ｂｌｏｇランキングをクリック⇒
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