観戦記2472 UFC on Versus.2 チャールズ・オリベイラvsダレン・エルキンス | 人生マイペンライ

人生マイペンライ

格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD観賞》

 

朝倉未来選手が大晦日への不出場を表明するなど、2022年12月31日RIZIN.40の話題が出てきている時期になった。目玉はRIZINとBellatorの5vs5で4カードが発表になったが、もう1つを朝倉未来選手に出場して欲しいRIZINが、朝倉未来選手を口説いているのか!?できれば10月のBellatorライト級王座防衛戦でパトリシオ・ピットブルに敗れて王座陥落した、Bellatorライト級1位のアダム・ポリッチとの対戦が観たい!できればバンタム級王者のセルジオ・ペティスや、ウェルター級王者のヤロスラフ・アモソフなども参戦して欲しかったが・・・・それでも元Bellatorバンタム級王者のファン・アーチュレッタ、現フェザー級王者のパトリシオ・ピットブル・フレイレ、前フェザー級王者のAJ・マッキーの参戦は嬉しく、しかもパトリシオ・ピットブル・フレイレは現RIZINフェザー級王者のクレベル・コイケ、AJ・マッキーは現RIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザと対戦というのだから待ちきれない!

日本の砦となっているクレベル・コイケとホベルト・サトシ・ソウザだが、クレベルは日本で後から来日したサトシ・ソウザ&ヨシオ・ソウザに教わり本格的に柔術を習った。ボンサイ柔術の創始者アジウソン・ソウザの三男であるホベルト・サトシ・ソウザは、来日する前年には世界柔術選手権で2階級制覇をしている。そのホベルト・サトシ・ソウザとブラジルでの柔術大会で6~7回闘い全敗しているのが、その後UFCで大活躍するチャールズ・オリベイラ!

 

1989年10月にブラジルのサンパウロで生まれたチャールズ・オリベイラ・ダ・シウヴァ(シャールズ・オリヴェイラ)は、かなり環境の悪いスラム街で育ったらしく幼少期はサッカーをする~7歳の時に心雑音とリウマチ熱を発症し、歩行困難になる程の症状でサッカーを辞める。路上でチーズサラダを売って生活し、12歳からブラジリアン柔術を習う~後のRIZINライト級王者になるホベルト・サトシ・ソウザとは柔術大会で6~7回闘い全敗だったらしい。

18歳の2008年3月に、Predator FCのウェルター級トーナメントでデビューして3連勝で優勝~12月にKawai Areana.1で1RにTKO勝ちし、同月のKorea Fight.1トーナメントも優勝~2009年4月には、ドム・スタンコを1Rに1本で降しUSKBA東海岸ライト級王座を獲得~さらに、様々なマイナー団体で5連勝してUFCと契約。

そして、UFC初参戦で対戦するのはUFC2戦目となるダレン・エルキンス!

 

1984年5月にアメリカのインディアナ州ポーテージに生まれた‘The Damage(ダメージ)‘ダレン・キース・エルキンズは、高校生時にレスリングで2度インディアナ州王者になるなど191勝9敗。

2007年1月にBourbon Street Brawl.2でデビューし、ジェレミー・マーカムに1RでTKO勝ち~さらにマイナー団体で5連勝し、2008年11月にC3ライト級王座決定戦でパット・カランを判定で降し王座栄冠~2009年5月にTotal Fight Charenge.15で、ダニー・ロドリゲスに1Rで1本勝ち~9月のDuneland Classic.6で、テッド・ワ―ジントンに1RでTKO敗けし初黒星~10月のTotal Fight Charenge.17で、ブライアン・ネヴィルに1RでTKO勝ち~11月のHoosier FC.1で、ギデオン・レイに判定勝ち。

2010年にUFCと契約し、3月のUFC on Versus.1でK-1 MAXにも出場したドゥエイン・ラドウィックに1Rでラドウィックの負傷によるTKO勝ち。

 

貧しさから無料でジムに通いわずか20歳でUFCとの契約を掴んだシャールズ・オリヴェイラ!ジムでは“ドゥ・ブロンクス(貧民街)の子が来たぜ”と揶揄されながらも、ついに夢の舞台に駆け上がったオリヴェイラに、レスリングエリートのダレン・エルキンスはグラウンドに持ち込むのか!?

 

2010年8月1日 UFC on Versus.2 ダレン・エルキンスvsチャールズ・オリベイラ

 

ダレン・エルキンス 12勝1敗 元C3ライト級王者

 

チャールズ・オリベイラ 12勝無敗 元USKBA東海岸ライト級王者

 

1R、慎重にガード固めるオリベイラに、エルキンスがパンチで出ていく

 

廻るオリベイラに、エルキンスがタックル!

 

そのままエルキンスは金網に押し込んで、オリベイラをリフトアップして叩きつける!

 

しかし、オリベイラは待っていましたと下からエルキンスの腕をどかして足を滑りこます!

 

オリベイラが一気に抱え込んで三角締めを狙う!

 

エルキンスも必死のディフェンスで崩れ、オリベイラは無理せずに腕十字に移行!

 

一気に伸ばして、エルキンスはタップするしかない!

 

見事にチャールズ・オリベイラが1R41秒で1本勝ち!まさに柔術王者らしい下からの極めはヨダレが出るほど美しい!鮮やかなUFCデビュー戦となったチャールズ・オリベイラは、プレミナリーファイト2試合目だったがサブミッション・オブ・ザ・ナイトに選ばれてファイトマネーより多い4万$を獲得。これでMMAデビュー以来13連勝となり、6試合が1本で6試合がKOと判定試合は1試合のみ。そしてシャールズ・オリヴェイラはblogを書いている2022年10月時点でUFC最多フィニッシュ18試合、最多1本勝ち15試合、最多パフォーマンスボーナス12回となる始まり。

敗けたダレン・エルキンスも、この次の試合となるUFC131の小見川道大選手に3-0の判定勝ちをする。しかし、この試合は小見川選手の勝ちではないか!?と論争になり、小見川選手にも勝利ボーナスが与えられる異例の試合となる。シャールズ・オリヴェイラの次戦は、わずか1ヶ月と2週間後のUFC Fight Night.22でエフレイン・エスクデロと対戦!

 

★シャールズ・オリベイラ、チャールズ・オリヴェイラ読み方が 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村