観戦記2435 K-1王者ボクシングデビュー3戦目! 武居由樹vs今村和寛 | 人生マイペンライ

人生マイペンライ

格闘技を愛し50歳過ぎても殴り合う

《本日のDVD鑑賞》

 

いよいよ今晩は元K-1スーパーバンタム級王者の武居由樹選手が、東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑戦!5戦目で東洋太平洋王者といえば、武居選手のトレーナーをする八重樫東さん。武居選手が所属する、大橋ジムの井上尚弥選手の5戦目での栄冠に並ぶスピード出世になる。
スピード出世といえば、8月14日の3150ファイトで但馬ブランドンミツロ選手が2戦目で韓国人を降し日本王者となったが・・・やはり塗り替えられても、最速王者といえば4戦目で日本王者、8戦目で世界王者になった辰吉丈一郎さん。そして、その辰吉丈一郎さんの息子の辰吉寿以選手とプロ3戦目で闘い負傷ドローで辰吉寿選手のデビュー以来の練習を止めた今村選手と、5戦目で東洋太平洋王座を目指す武居選手はプロ3戦目で闘った!

 

1996年7月に東京都足立区生まれた武居選手は、母子家庭に育ったらしく素行の悪さからわずか10歳の時に住み込みで子供を預かりキックボクシングを教える「パワーオブドリーム」の古川会長の家で育つ~高校時代にはボクシングの主将をするなど格闘技により更生する~2014年11月のKrush.47に18歳でデビューし、たすく選手を1RでKOする~しかし、2015年1月のKrush.49で佐野天馬選手、4月のK-1で西京春馬選手にいずれも0-2の判定負け~8月のWindy Fightで萩原秀斗選手に1RでKOしてWINDY KICKスーパーフライ級王座を獲得~10月のKrush.59で亀本勇翔選手に判定勝ち、12月のKrush.61で勝大選手を1RでKO、2016年2月のKrush.63で軍司泰斗選手に判定勝ち~4月、Krush.65からの53kg初代王座決定トーナメントで隆聖選手を2RにKO~6月のKrush.66で上羽優希選手と決勝戦で闘い1RにKOして王座獲得 『観戦記1147』 10月のGRACHAN&BFCで伊藤佑一郎選手に大差判定勝ち~12月のKrush.71で、隆聖選手を3RにKOして53kg王座の初防衛に成功~2017年4月のK-1 第二代スーパーバンタム級王座決定トーナメントに参戦し、1回戦でアントニオ・オルデンを3RにKO~準決勝で石田圭祐選手を1RでKO~決勝では久保賢司選手に判定勝ちし王座栄冠。

9月のK-1でも英雄伝説57kg級王者の伊澤波人選手を3RでKO~11月のK-1でビクトー・サラビアを1RでKO~2018年4月のKS‘FESTA.1で久保賢司選手との再戦を1Rに豪快にKOしてK-1スパーバンタム級王座の初防衛に成功 『観戦記1594』

 

8月のK-1でも、アクラム・ハミディを1RでKOする~12月のK-1では、タイのヨーブアデーン・フェアテックスのミドル&ヒザに大苦戦も延長で判定勝ち~2019年3月のKS‘FESTA.2ではサンドロ・マーティンを1RでKOする~そして、スーパーバンタム級王座(55kg)を保持したまま!6月のK-1スーパーバンタム級トーナメントに参戦!1回戦では、村越優汰選手から勝利しているアレックス・リーバスを1RにKOする~準決勝でも、元NJKFバンタム級王者の玖村修平選手を1RでKOする~決勝戦では、Krushスーパーバンタム級王者の玖村将史選手も2RにKOする 『観戦記2017』

12月のK-1でも、スリヤンレック・オーボート・ガムビーに判定勝ち~2022年3月のK-1では、デンサヤーム・アユタヤファイトジムに判定勝ち。

そして、蹴れないほどの深刻な怪我をしたらしく欠場が続く~K―1退団が発表されてボクシングに転向。

 

2021年3月に、2016年12月のKrush.71以来の後楽園ホールでデビューして2017年中日本新人王の高井一憲選手を1RにKO 『観戦記2386』

 

9月には、5戦負け無し全KOの竹田梓選手も1RでKOする~そして3戦目で対戦するのは、前戦で辰吉寿以輝選手と引き分けた今村和寛選手!

 

1992年5月に佐賀県鳥栖市で生まれた今村和寛選手は、アマチュア戦績は52戦32勝20敗のキャリアを積むも日大卒業後はボクシングを辞める~しかし、4年のブランクを明けて2019年3月にフジタジムから26歳でデビューして末吉史郎選手に3RでTKO勝ち~10月には、遠藤清平選手に判定勝ち~本田フィットネスジムに移籍し、2020年11月に辰吉寿以輝選手と対戦も2Rに負傷ドロー。

 

2戦連続で1RでのKO勝利した武居由樹選手に、2戦連続で知名度抜群の選手にも気後れ無しの今村選手が辰吉戦同様に鋭いアッパーで切れ込むのか!?井上尚弥選手の、2団体バンタム級王座戦のアンダーカード両国国技館で激突!

 

2021年12月14日 K-1王者デビュー3戦目! 武居由樹vs今村和寛

 

武居由樹 2勝2KO無敗 元K-1スーパーバンタム級王者

 

今村和寛 2勝1KO無敗1分

 

1R、サウスポー同士、武居選手が正面からジャブを伸ばす

 

今村選手もボディーストレートを伸ばすが、武居選手は伸び上がるように右フック!

 

突っ込んでくる今村選手を、武居選手が廻す~ワン・ツーで飛び込む!

 

お互いにタイミングを計る~武居選手の踏み込み速く、ボディーから右フック!

 

さらに武居選手は軽やかに廻りながら、ボディーで飛び込む!今村選手も合わせようとしているが、武居選手は返しの右フック!

 

今村選手も右を伸ばすが、武居選手はかわしながら右アッパー~左!

 

崩れ落ちる今村選手に、武居選手は右の追撃も加える!

 

前のめりに倒れた今村選手は、なんとか立ち上がろうとするが、大きくよろけてレフリーは直ぐに終了!

 

見事に武居選手が、3戦連続の1RKO勝ち!いやぁ~いつもながら、あの身体つきからは想像できない破壊力を爆発させた武居選手。よく、元K-1の魔裟斗さんが 「武居のパンチは鉄球のよう」 と言っていたがスッと入っての右アッパーの衝撃は、画面を通じてでも‘終わった‘と思わせる衝撃的なパンチ。

しかし、試合後の武居選手は試合ぶりとは真逆なホンワカしたマイクで 『足立区から来ましたPOWER OF~・・・間違えた!大橋ジムの武居由樹です』 と、K-1時代からお馴染みのマイクパフォーマンスを素で間違える。客席にいた恩師の古川会長も笑顔だが、武居選手は 『久しぶりの両国で試合できて興奮してます。今村選手、結構前に来る選手だったので、冷静に戦おうと思ったのですが、倒しにいっちゃいました』 と心憎いマイク。

そして武居選手は、4ヶ月後の2022年4月に2013年度フェザー級新人王の河村真吾選手を2RにKOして今日(8月26日)デビュー5戦目で東洋太平洋スーパーバンタム級王者のペテ・アポリナル(ピート・アポリナー)に後楽園ホールで挑戦する。

 

★今村選手はその後は試合をしていないみたいだが!? 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村