観戦記2080 リオ五輪銅メダリストデビュー戦 ムロジョン・アフマダリエフvsデビッド・パズ | 人生マイペンライ

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《本日のDVD鑑賞》

 

東京都知事、神奈川県知事、埼玉県知事、千葉県知事で政府に対して「非常事態宣言」の発出要請をしらしいが、これ以上の経済へのダメージは物流業の弊社としたら発令されたらそれが会社の‘緊急事態‘となってしまう。

2020年に開催予定だった東京オリンピックに向けての輸送体制なども取引先と出ていたが、こんなに感染が拡大している中で2021年に開催するのだろうか!?チケット収入などは諦めて、無観客での実施となるのだろうか!?2月28日に東京ドームで開催予定の「MEGA2021」は開催してフロイド・メイウェザーは来るのだろうか!?

フロイド・メイウェザーも、1996年に自国開催のアトランタ五輪に出場したが準決勝で不当判定と呼ばれた敗戦で銅メダル。五輪の2ヶ月後にプロデビューして50戦無敗のまま引退。

アトランタ五輪では、3団体統一ヘビー級王者になるウラジミール・クリチコもスーパーヘビー級で金メダルになるなど五輪メダリストの凄さが分かる。2016年のリオデジャネイロ五輪でも、スーパーヘビー級銀メダルのジョー・ジョイスなどプロ入りして活躍している五輪メダリストが多く出ている。

10階級で開催されたリオデジャネイロ五輪だが、バンタム級が凄まじいレベル!2大会連続の金メダルだったロペイシー・ラミレスはデビュー戦でつまずいたもののその後は6連勝。銀メダルだったシャクール・スティーブンソンは、WBOフェザー級王座を獲得。そして、銅メダルだったのが、ウズベキスタンのムロジョン・アフマダリエフ!

 

1994年11月にウズベキスタンのナマンガンに生まれたムロジョン・クァホロビッチ・アフマダリエフは、20歳の時の2015年アジア選手権で銀メダルを獲得~世界選手権にもバンタム級(56kg)で出場し、2012年ロンドン五輪で金メダリストを獲得したマイケル・コンランに判定負けも銀メダルを獲得~2016年のリオデジャネイロ五輪では、金メダルを獲得したロペイシー・ラミレスに判定負けも銅メダルを獲得~そして、2017年の世界選手権ではついに金メダルを獲得。

アマチュア戦績300勝20敗と云われる戦績を残し、プロ転向を決意してアメリカに渡る~ニューヨークのブルックリンの拠点にしてついにデビュー!

 

対戦相手は、アルゼンチンのダビド・ミッシェル・パス!

 

1993年9月にアルゼンチンのレシステンシアで生まれたダビド・ミッシェル・パスは、2015年5月に21歳でデビューするもヘクター・エドガルド・サルミエントに1RでTKO負け~9月にダリオ・ファビアン・ガルシアに判定勝ちも、11月のマーティン・ソーサとはドロー~2016年2月にダリオ・ファビアン・ガルシアとの再戦を判定勝ちするも、4月にエマニュエル・ホラシオ・ゴンサレスに判定負け~9月にカルロス・ステファン・カンシオ、2017年3月にルイス・フェマルド・モリナに判定勝ち~しかし、5月にルイス・ロベルト・マトに判定負け。そして8月にはアメリカで、リオデジャネイロ五輪銀メダリストのシャクール・スティーブンソンデビュー3戦目に選ばれるがフルマークの判定負け。

 

リオデジャネイロ五輪では国別で最多のメダルを獲得した(金3個、銀2個、銅2個)ウズベキスタン旋風に乗ってついにムロジョン・アフマダリエフがデビュー!スーパーフェザー級でのデビューとなるがオリンピアらしくない豪打爆発となるか!?

 

2018年3月10日 リオ五輪銅メダリストデビュー! ムロジョン・アフマダリエフvsダビッド・パズ

 

ムロジョン・アフマダリエフ デビュー戦

 

ダビッド・パズ 4勝0KO4敗1分

 

1R、アフマダリエフが低くプレッシャーをかけていき、ボディーを付きながら左ストレート!

 

パズは必死に廻るが、アフマダリエフはバタバタ追いかける!

 

パズも左フックを返すが、大振りでアフマダリエフかわす

 

アフマダリエフが、ジャブをチョンチョン突きながらアッパー!

 

さらに右フック!しかし、パズもガード固くサイドに廻る

 

アフマダリエフは、直ぐにコーナーに詰めて左!パズも左を振ってくる!

 

しかし、アフマダリエフの豪快な左で、パズは再びコーナーに詰まる!

 

アフマダリエフの左ボディーストレート~右ボディー!効いた!

 

パズは左フックを振るが、アフマダリエフはバックステップでかわし左ストレート!

 

アフマダリエフは、さらに左ボディーを突き刺す!苦しみながらパズは左を振るが・・・・

 

パズはボディーのダメージに耐えきれずダウン!

 

これはムリ!見事に1Rの68秒でムロジョン・アフマダリエフがTKO勝ち!

 

とてもアマチュアエリートとは思えないドスン!という感じのパンチを振り廻すアフマダリエフだが、パンチをほぼもらっていないところなどは流石か。万が一、サーシャ・バクティンが今の時代でアメリカはスタイル的に合わないが欧州に渡ってチャンスを掴んでいればと思わずにいられない。

この試合はスーパーフェザー級(58.967kg)2戦目もスーパーフェザー級で闘い、やはりアルゼンチンのカルロス・ガストン・スアレスに判定勝ちする。4戦目でスーパーバンタム級に下げて、WBAインターコンチネンタルスーパーバンタム級王座決定戦に挑む!

 

ダビッド・パズはこの後も3連敗して引退 格闘技blogランキングをクリック格闘技 ブログランキングへにほんブログ村 格闘技ブログへにほんブログ村