観戦記2050 まもなく井上尚弥戦! ジェイソン・マロニーvsレオナルド・パエス | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

いよいよ今週末は(日本時間11月1日)井上尚弥選手がラスベガスのリングでWBAスーパー&IBFバンタム級王座の防衛戦!あの大熱狂だった、昨年11月の埼玉スーパーアリーナで開催されたWBSSバンタム級トーナメント決勝 『観戦記1832』 5階級制覇王者のノニト・ドネアとの死闘から1年!‘MONSTER‘のラスベガス初上陸が待ちきれない。

渡米後の井上選手の練習映像を観ると、今となってはノニト・ドネア戦での眼窩底骨折もあったので1年のブランクも‘吉‘と出るのかもしれない。

 

19歳でデビューした井上選手は35歳でまでで引退と話していて、自ら 「井上尚弥の第二章」 と話す待望のラスベガスデビューとなる1戦。井上選手は、弟の元WBCバンタム級暫定王者の井上拓真選手と兄弟ボクサーだが、対戦相手のジェイソン・マロニー(ジェイソン・モロニー)は弟が世界王者の双子のボクサー!

 

1991年1月に生まれた兄の‘The Smooth One‘ジェイソン・マロニーは、WBSSバンタム級トーナメントに無敗でエントリーしたオーストラリアの人気選手!

 

アマ歴は80戦程あるらしく、23歳の2014年8月にデビューしてガオタワン・シットサイトーンに1RでTKO勝ち~その後も3連勝3KOで、2015年12月にマークイル・サルバーニャとWBAオセアニアスーパーバンタム級王座決定戦で対戦し5Rに棄権に追い込み王座獲得~2016年3月、ジュニアバジャワを4RにTKOで降し初防衛に成功~ノンタイトル戦を3連勝2KOし、10月にゲルポール・バレロを7RにTKO勝ちし2度目の防衛に成功~12月にも、エンリケ・ベルナシュを6RにTKOで降し3度目の防衛に成功~2017年2月のノンタイトル戦も判定勝ちし、6月にはエマヌエル・アルメンダリスを5RにTKO降しWBAオセアニアスーパーバンタム級王座の4度目の防衛に成功~8月にもロリト・ソントナを大差判定で降し、5度目の防衛に成功~10月に1階級落とし、ジュリアス・キサラウェとWBAオセアニアバンタム級王座決定戦で闘い1RにKOし王座獲得~2018年2月にはインマヌエル・ナイドジャラと、WBAオセアニアバンタム級王座の初防衛戦とコモンウェルス英連邦バンタム級王座決定戦で対戦し3RにTKO勝ち。 

そして、いよいよ世界へ打って出ようと5月に元WBAスーパーフライ級王者の河野公平選手と2度目の防衛戦を6RにカットによるTKO勝ち 『観戦記2022』

 

10月にWBSSバンタム級トーナメントに出場し、1回戦でIBFバンタム級王者のエマヌエル・ロドリゲスと対戦も1-2の判定負け 『観戦記1599』

 

2019年3月に、クリス・ポリーノを5RにTKO勝ちしてWBAオセアニア王座の3度目の防衛に成功~6月にも、グッドラック・レマを3RにKOしてWBAオセアニア王座の4度目の防衛に成功~早くも11月に5度目の防衛戦となり、WBA9位のディクソン・フローレスを2RにKOする 『観戦記2042』

 

そして本来ならば2020年4月に開催予定だった、井上尚弥選手とWBOバンタム級王者のジョンリル・カシメロとの統一戦のアンダーカードに出場予定もコロナウィルスの影響で中止~オスカル・ネグレテと対戦をする予定も、試合の11日前にネグレテに網膜剥離が発覚。

代わりに急遽出場となったのが、WBAスーパーバンタム級5位のレオナルド・バエス!

 

1995年8月にメキシコのバハ・カリフォルニア州で生まれたバエスは、2013年11月に18歳でデビューしてホセ・アンヘル・スアレスに判定勝ち~さらに5連勝3KOするも、2015年10月にアルジャンドロ・バスケス・ペレスと無効試合~2016年1月にアレクシス・ルイスに判定勝ちも、4月に後のWBCフライ級王者になるフリオ・セサール・マルチネスに判定負け~その後は8勝6KO1敗で、2019年7月にアルベルト・イザエル・メリアンを判定で降しNABA北米スーパーバンタム級王座を獲得。

9月には、エディソン・ペレスを判定で降しNABA北米王座の初防衛に成功~2020年2月には、元WBAスーパーバンタム級王者のモイセス・フローレス判定勝ち。

 

河野公平さんを引退に追い込み、WBSSにIBFバンタム級王者として乗り込んだエマニュエル・ロドリゲスと僅差の1-2判定負けをしたマロニーだけに世界の1流クラスであることは間違いない。ブランクを明ける事なく、コロナ禍でもラスベガスのMSMアリーナに参戦!

 

2020年6月25日 まもなく井上尚弥戦! ジェイソン・マロニーvsレオナルド・パエス

 

ジェイソン・マロニー 20勝17KO1敗 WBO2位

 

レオナルド・パエス 18勝9KO2敗1無効試合 WBAスーパーバンタム級5位

 

1R、初回からお互いに手数多く打ち合う~バエスは長いリーチからフルスイング!

 

バエスが、低く上体を振りながら前に出る~マロニーはコンパクトに右カウンター!

 

2R、バエスが体格を利して出る~ボディー~アッパー!

 

マロニーは左を突きながら廻りこみ左ボディー!

 

マロニーは足を使いながらカウンターを狙うが、バエスの方が深くパンチが入ったか!?

 

3R、さらにバエスが振っていく!マロニー廻りながら捌こうとするも、ボディーまで繋げられて反撃が止まる

 

それでもマロニーは左を多く当てて、低く入ってくるバエスに右アッパー!バエスは右目上をカット

 

4R、前に出て振っていくバエスだが、マロニーが動きながらかわして細かく連打!

 

両者ともに、頭をつけてのボディーの打ち合い~離れ際にマロニーの右!

 

お互いに手数多く打ち合う!ヒット数はマロニーたが、バエスも豪快に打っていく

 

5R、やはり豪快に振っていくバエスだが、マロニーはしっかりガード~マロニーは、廻りながら細かく当ててカウンターを狙う!

 

さらに押し合いでも、体格で劣るマロニーが勝っていきボディー!

 

6R、明らかにスピードが落ちたバエスに、マロニーがポジションを変えながらボディー!

 

マロニーがヒット&アウェイで当てていく~バエスは右を被せる!

 

バエスは打ち合いに持ち込みたいが、マロニーはタイミングのいい左で止める!

 

バエスはそれでも押し込む~マロニーは左を合わせる!

 

バエスのフルスウィングも、やはり威力が落ちている~マロニーのボディー!バエス効いている!

 

マロニーの的確な左で、バエスの出血が激しくなる!

 

それでも降ってくるバエスに、マロニーのボディー!効いた!さらにマロニーの右!

 

なんとかラウンド終了して、コーナーに戻ったバエスだが・・・・・ここでギブアップ!

 

見事に7R終了時棄権に追い込み、マロニーが世界前哨戦を飾る!動きながら手数が多く、うまいとは思うがスピードもそれ程あるようには感じられず井上選手のパンチに耐えられるのか!?

マロニー対戦した河野選手は 『特別な速さや技術は感じなかったが穴がない。1発のパンチ力はそうなかったが、試合後に過去一番のダメージが残った。試合後数か月は頭痛に悩まされた』 と、話している。

マロニーは井上選手に有利のオッズが出ていることに対し 『衝撃的なKO勝ちとオーストラリア史上最大のボクシング勝利を約束する。彼も人間だ。誰にだって弱点はあるし、倒すことができる』 と、話し井上選手よりも早く10月2日にラスベガスに入りアメリカのボクシング専門誌であるリングマガジンに 『井上は時々無謀になってパンチを受ける。私にはそういう機会を生かせる』 と笑顔で答えたらしい。

 

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