観戦記1775 KNOCK OUTフライ級トーナメント準決勝 タネヨシホvs大崎一貴 | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

なんと!10月6日に名古屋で開催される 「Suk Wanchai MuayThai Super Fight Vol.6」 に現ラジャダムナンスタジアム・スーパーライト級王者のチャムアトーン(チャムアックトーン)・ファイタームエタイが参戦して真樹ジムの増井侑輝選手と対戦することが発表された!昨年のS-CUPでも参戦が発表されたが、直前に怪我で?欠場となっただけに心配だが・・・・そこは以前から、強豪タイ人を多く招聘しているキングムエ主導となる大会なので無事に来日を期待しています!

同大会には、ラジャダムナンスタジアム・スーパーフライ級6位の福田海斗選手も出場するみたいなのでネット中継でもいいので関東でも観られないのだろうか!?

過去にも佐藤孝也さん、佐藤喜洋さんなどのタイでも通用するキック選手が育つ名古屋ムエタイ事情はなぜなのだろうか?そして、現在の名古屋で素晴らしい選手がドンドン出てくるのが名古屋市名東区にあるOISHIジム!そして、2018年のKNOCK OUTスーパーフライ級トーナメントで一躍大ブレイクしたのがOISHIジムの大崎一貴選手!

 

1996年8月に名古屋生まれの大崎選手は‘ゴールデン世代‘と呼ばれる、那須川天心選手や石井一成選手、武居由樹選手などと同じアマ時代で東京にも試合に遠征~2014年8月に地元名古屋で開催されたホーストCUPでも48kg契約で、当時16歳ながら7戦(6勝1敗)している石井一成選手と、18歳で3戦(2勝1敗)している大崎選手が対戦しドロー~2015年12月のホーストCUPでも、元NKBバンタム級3位の大輝選手とドロー。2016年2月にはタイのルンピニースタジアムにも出場~日本とタイで戦績を積み、剛腕フックでタイのギャンブラーからも大喝采を浴びルンピニースタジアムで8連続KO勝利も記録!

 

2017年3月、初代WMC日本フライ級王座決定トーナメントで高坂侑弥選手、優吏選手に勝利し王座栄冠~2018年4月には、KNOCK OUTフライ級トーナメントにも出場した仲山大雅選手に判定勝ちしてWMC王座を防衛。さらに、日畑達也選手を2RにKOして、ルンピニージャパン・フライ級王座を獲得。6月に、タイでルンピニースタジアムフライ級王者のキアオ・パランチャイに挑戦も判定負け。

2018年8月のKNOCK OUT フライ級王座決定トーナメント1回戦では、NJKFフライ級王者の能登龍也選手を2Rで圧倒的にKO 『観戦記1732』

 

そして、準決勝で対戦するのは!WBC日本フライ級王者リトルサイボーグ・タネヨシホ選手!

 

1999年10月生まれの多根嘉帆選手は、会長から 「漢字だと読めない人がいるからカタカナにしろ!」 と、タネヨシホになったらしい~4兄弟らしく、兄のタネヨシキ選手(多根嘉輝)もキックボクサーで活躍~アマ時代には第30回全日本グローブ空手道大阪大会5年軽量級優勝、KING OF FUTURE小学5年軽量級3位、第5回全日本グローブ空手道全日本大会5年軽量級優勝、決戦Ⅶ勝利者、第26回関西少年グローブ空手小6男子準優勝、ドラゴンカップVOL.1.1KOルール35kg級優勝、大阪中学生キック空手1年Aクラス軽量級優勝、第5代TOP☆RUN40kg級王者、全日本グローブ空手道連盟第7回全日本大会中学1年3位、第2代KJCミドルライト級王者、月心会キック空手中学Aクラス軽量級優勝、第5代TOP☆RUN45kg級王者、第3回ALL JAPAN JrKICK藤原敏男杯50kg級優勝、第8代TOP☆RUN55kg級王者、月心会キック空手一般Bクラスバンタム級優勝などアマチュア戦績42勝7KO7敗8分で、2015年11月に高校生の16歳でNJKFにてデビューし関本鷹介選手に判定勝ち~12月にもKO勝ちし、2016年7月からはDEEP☆KICK53kg王者決定トーナメントに参加~政所仁選手、玖村将史選手、松岡宏宣選手に勝利し王座獲得。並行して開催されていた、INNOVATIONバンタム級新人王トーナメントでも宮坂圭介選手、稔野晟選手を降し優勝~2017年4月に酒井柚樹選手にも判定勝ちし、7月にRoad to KNOCK OUT.2に参戦し、仲山大雅選手に判定勝ち

 

10月のRoad to KNOCK OUT.5では、能登龍也選手とドロー~12月のDEEP☆KICK34では滉大選手に判定負けして、DEEP☆KICK53kg級王座陥落~しかし2018年2月にNJKFで能登龍也選手と再戦し、判定勝ちでWBCムエタイ日本フライ級王座に輝く~5月のKNOCK OUT大阪1stでもMASA BRAVERY選手に3RでKO勝ち

 

そしてKNOCK OUTフライ級トーナメントに参戦し、2018年6月の1回戦では新日本キックフライ級王者の石川直樹選手を圧倒して大差判定勝ち~9月にはルンピニースタジアムに上がり、スペイン人に判定負け。

 

フライ級トーナメントで異彩を放つ倒し屋‘優しい怪物‘大崎選手が、聖地・後楽園ホールに参戦する!NJKF王者、新日本キック王者を倒して準決勝に上がってきた‘リトルサイボーグ‘タネヨシホ選手との名古屋vs大阪対決!

 

2018年10月7日 KNOCK OUTフライ級トーナメント準決勝 タネヨシホvs大崎一

 

タネヨシホ 12勝5KO2敗1分 WBCムエタイ日本フライ級王者

 

大崎一貴 21勝13KO3敗2分1無効試合 WMCフライ級王者

 

1R、大崎選手がグイグイ前に出て、アッパーからロー!

 

タネ選手は廻りながら左を突くが、大崎選手はかわしてロー!

 

打ち気満々の大崎選手に、距離をキープしながら蹴っていくタネ選手!

 

ドンドン詰める大崎選手がバックスピン!タネ選手はかわす

 

大崎選手がコーナーに追い込んで、もの凄いパンチを振る!タネ選手は冷静にガードしながら返す

 

公開採点、10-9 10-9 10-9 大崎選手がリード

 

2R、タネ選手は上手く出入りしながら、大崎選手の強打を受けずに蹴っていく!

 

大崎選手の前進を、タネ選手は首相撲で止めて投げる

 

大崎選手の剛腕パンチに対して、タネ選手も引かない!首相撲の展開でも、タネ選手が押す~大崎選手のローをキャッチして右!

 

公開採点 10-10 10-10 10-10

 

3R、タネ選手が速い左ロー~左ミドルで大崎選手を入らせない!

 

しかし、大崎選手のローを嫌がってきたタネ選手は、徐々に大崎選手にパンチでも追い詰められてくる

 

大崎選手が入ってくる!強烈な左ボディー!タネ選手もボディー!大崎選手の下がり際に右!飛びヒザ!

 

公開採点 10-10 10-10 10-10

 

4R、タネ選手が前に出る!大崎選手のミドルをつかんで右!さらにパンチ連打!

 

タネ選手が連打からヒジ!さらにヒジ!

 

大崎選手もヒジを返すが、タネ選手も得意のバックエルボー!

 

お互いにヒジを打つ!大崎選手の縦ヒジ!タネ選手はダウン!

 

タネ選手は立つが、かなりの出血で顔面が染まる!止められてたまるか!と、タネ選手がパンチを振り回す!

 

5R、開始直後からタネ選手がラッシュ!しかし、大崎選手も体を入れ替えて右を振り落す!

 

凄まじい打ち合い!一旦ブレイクも、直ぐにタネ選手が突っ込む!

 

タネ選手はダメージもあり、やはりパンチでは徐々に大崎選手の剛腕でタネ選手は押されてくる

 

大崎選手の左!崩れるようにタネ選手はダウン!

 

タネ選手は立ちあがるが、出血とダメージでレフリーは止める!

 

見事に5Rで大崎選手がTKO勝ちでフライ級トーナメント決勝に進出!大崎選手は『今日KOで勝ったんですけどタネ選手凄く強かったです。ヒジがたまたまあたって、その後タネ選手、気迫が凄くて負けそうになったんですけどなんとか勝てました応援してくれる皆さんのおかげです。次の試合、どっちが上がってきても、また僕がKOで勝つんで、それで優勝するんで応援お願いします』と、リング上で話す。この日は後楽園ホールで生観戦していたが、大崎一貴選手なくてフライ級トーナメントは成立しない!と、思わせる面白さだった!タイでも1発当たるか!?ポイントでタイ人が逃げ切るか!?でKO試合を好まない現地タイ人ギャンブラーにも大喝采だったのが頷ける堪らない魅力の大崎一貴選手

 

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