観戦記1631 UFC Fight Night.110 デレク・ブランソンvsダニエル・ケリー | 人生マイペンライ

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《本日のDVD鑑賞》

 

オーストラリアの人口が2,400万人、ニュージーランドが470万人で、日本の1/3程の人口だが多くの世界的な格闘家が出ている。オセアニア大陸からの格闘家の英雄のマーク・ハントがメインのUFC Fight Night.111では、地元のオセアニアの選手が多く出場した。9試合目でニュージーランド出身のダニエル・フッカーが2Rにロス・ピアソンを2RにKOし場内が大盛り上がりになり 『観戦記1625』 セミの10試合目にもオーストラリアのダニエル・ケリーが登場!

 

 

オーストラリアのメルボルン出身のダニエル・ケリーは、7歳で柔道を始めて13歳でオーストラリア選手権に出場~オーストラリア国内王者に9度なる実力で、オリンピックにも2000年のシドニー五輪で9位、2004年アテネ五輪で7位になり、2006年にMMAデビューをDojoKOでし、2RにTKO勝ちするがその後は柔道に専念~2008年北京五輪21位、2012年ロンドン17位と4度オリンピックに出場~12月にMMAに復帰しAustralian Fighting Championship.4でファビオ・ガレブに判定勝ち~その後もオーストラリアで戦績を積み、8勝無敗でThe Ultimate Fighter Nationに参加も1回戦負け。しかし、UFCと契約し、2014年11月のUFC Fight Night.55でルーク・ザフリッチに1Rで1本勝ち~2015年2月のUFC Fight Night.60でパトリック・ウォルシュに判定勝ち~しかし、5月のUFC Fight Night.65でサム・アルビーにわずか49秒でKOされる~それでも11月のUFC193でスティーブ・モンゴメリーに判定勝ち~2016年3月のUFC Fight Night.85でアントニオ・カルロス・ジュニオールを3RにKO勝ち
 

 

11月のUFC Fight Night.101でクリス・カモージーに判定勝ち
 

 

2017年3月のUFC209では元UFCライトヘビー級王者のラシャド・エバンスに2-1の判定勝ちして一気にランキングを上げる

 

 

そしてさらにランキング上位との対決となり、対戦相手はミドル級8位のデレク・ブランソン!

 

 

なんとブランソンは高校時にはチアリーディング部に所属していてらしく、しかもチアリーディングにいたおかげで筋骨隆々になったと・・・・そして、大学に入学してからアマレスを始めNCAAディヴィジョン2で活躍。オールアメリカンに3度選ばれるほどになり、2009年からMMAのトレーニングをして2010年5月にCarorians Summerseries.1でデビューしジョン・ブライアントに1Rのわずか52秒で1本勝ち~その後も様々なマイナー団体で5連勝して、2011年6月からはStrike Forthに参戦しジェレミー・ハミルトンに判定勝ち~7月にルムンバ・セイヤーズに1本勝ち、11月にネイト・ジェームスに判定勝ちするも、2012年6月にケンドール・グローブに1-2の判定負けで初黒星~8月にもホナルド・ジャカレイに1R41秒でKOされる。Strike ForthがUFCに吸収され、12月のUFC155からUFCに参戦しクリス・リーベンに判定勝ち~11月にブライアン・ヒューストンに判定勝ちも、2014年1月のUFC Fight Night.35でヨエル・ロメロに3RにTKO負け~その後は、ロレンゾ・ラーキン、エド・ハーマン、サム・アルビー、ホアン・カルネイロ、ユライア・ホールに5連勝(4試合が1RでKO)

 

 

2016年11月のUFC Fight Night.101でロバート・ウィテカーに1RでKOされる。

 

 

さらに、2017年2月のUFC208でアンデウソン・シウバと対戦するも惜しい判定負け 『観戦記1318』

 

 

連敗中のブランソンだが、アンデウソン戦は評価を下げる闘いではなくランキングも下がっていない。前で元王者を破ったケリーも大歓声を受けさらなるランキングを上げるのはどちらか!?

 

2017年6月11日 UFC Fight Night.110 デレク・ブランソンvsダニエル・ケリー

 

 

デレク・ブランソン 16勝5敗 ミドル級8位

 

 

ダニエル・ケリー 13勝1敗 ミドル級15位

 

 

1R、サウスポー同士でお互いに遠い距離から右で距離を計る

 

 

ブランソンがロー~左!しかしまだ遠くケリーかわす

 

 

 

ブランソンがロー~関節蹴りで距離をつくり、ケリーの左は届かない

 

 

 

 

ブランソンが右を出しながら左が伸びる!

 

 

 

 

 

 

 

 

ケリー吹っ飛んだ!ブランソンが左を振り落す!

 

 

 

 

 

さらにブランソンの追撃!ケリーは反応できていない!レフリーが走る!

 

 

 

 

 

 

ケリーの意識は飛んでいるか!?レフリーが飛び込む!

 

 

 

 

 

見事に76秒でブランソンのTKO勝ち!ロバート・ウィテカー、アンデウソン・シウバの格上ランカーには連敗したものの、新鋭ランカーには見事な勝利。柔道ベースのケリーに組み付かれる前に打撃で制したが、1RでのKO勝ちが多いブランソンに対しケリーはちょっと不用意だったんじゃないかな~

10月のUFC Fight Night.119では、元ライトヘビー級王者のリョート・マチダと対戦

 

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