観戦記1039 IBFライトフライ級王座戦 ハビエル・メンドサvs八重樫東 | 人生マイペンライ

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《本日のTV鑑賞》

 

どんなスポーツでも敗れたが評価を挙げる・・・と、いう事が多くある。まさに2014年9月の、八重樫選手がローマン・ゴンサレスの挑戦を受けた、WBCフライ級王座戦などはその典型だろう。

しかし、本人は王座を失い次戦で1階級下げてWBCライトフライ級王座のペドロ・ゲバラに挑戦するも7RにボディーでKO負け。2015年5月にソンセーンレック・ポスワンジムを2RにKOして再起 『観戦記999』 2015年8月にインドネシア・ライトフライ級6位のサイド・サイドを3RでKOし年末にライトフライ級で再度3階級を目指すことを宣言!

 

挑戦するのは、IBFライトフライ級王者でコブラの異名を持つハビエル・メンドサ。左のファイターで11連勝中2度目の防衛戦。ジョンリル・カシメロが、2014年5月のIBF13位のマウリシオ・フェンテスと王座戦で5.25ポンドの体重超過で王座剥奪。元WBOライトフライ級王者でIBFライトフライ級4位のラモン・ガルシアとハビエル・メンドサでIBFライトフライ級王座決定戦を戦い、判定勝ちで世界王座初栄冠。

2014年10月にノンタイトル戦を2RにTKO勝ちし、2015年5月にIBFライトフライ級1位の指名挑戦者ミラン・メリンド(セブ島の名門ALAジム所属!)と激しい打ち合いとバッティングで6R負傷判定勝ちで初防衛に成功。なんと!セコンドには、恐怖の男・4階級制覇のエリック・モラレスの姿が!!!

 

そして、メインは井上尚弥選手のスーパーフライ級王座防衛戦に譲り 『観戦記1036』 八重樫選手は 『技術面は井上尚弥君に任せて、 僕は自分は泥くさい 気持ちがぶつかり合う熱い試合をして勝つことに重きを置きたい。相手が好戦的なので気持ちが折れないように覚悟を決めて臨みます。必ず勝って3階級制覇したい』

 

2015年12月29日 IBFライトフライ級王座戦 ハビエル・メンドサvs八重樫東

 

 

ハビエル・メンドサ 24勝19KO2敗1分 2度目の防衛戦

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八重樫東 22勝12KO5敗 IBF8位

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1R、八重樫選手は、サウスポー相手でも左を当てていく~ボディー!ダイレクトの右!メンドサは初回から出てくる

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2R、メンドサが前に出る!ダイレクトの左ストレート~アッパー!右ボディーも強烈!

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八重樫選手は足を使いながら、ダイレクトの右!さらに右!

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3R、メンドサが、ガンガン前に出てショートの連打! 八重7

 

八重樫選手も返すが、メンドサは止まらない!八重樫選手は口から血が滴るも、叩きつけるような右!

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メンドサのアッパーに左を合わせる!早くも激しい打ち合い

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4R、八重樫選手が、ボディーでメンドサを下げさせる!

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メンドサも足を止めて連打~やはり激しい打ち合いになる

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5R、八重樫選手のボディーが効いてきた!

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距離を完全に掴めたか!?左フックから右!右ストレートが再三ヒット!

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さらに左アッパー!メンドサは左目の上をカット 

 

 

6R、やはり八重樫選手の右が当たる!メンドサも左を返す

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八重樫の方が足を使い上体を振る。ラウンド終了際に八重樫の右が効いたか!?

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7R、メンドサが左を当てて、ロープに追い込む

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手数が多いメンドサに八重樫選手の右!メンドサの左

 

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8R、メンドサが左右のフックを振る!八重樫選手は、ボディーで押し返すワン・ツー!

 

 

メンドサもスピードあるコンビネーション

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八重樫選手は足を使いながら右!

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さらにワン・ツーが強烈にヒット!

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9R、メンドサも打ち合いに来るが、八重樫選手がリズムよく打ち、右カウンター!

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八重樫選手が、柔らかく廻りながらメンドサを封じる

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さらに、八重樫選手の右が度々ヒット!効いてる!

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10R、八重樫選手が、リズムよくノッてきて右を打ち込む

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メンドサは、八重樫の前後の動きに着いてこれない!メンドサの左をかわして右のリターン!

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11R、劣勢のメンドサも、ガンガン前に出て手を出していく!

 

 

しかし、八重樫の回転の方が速い!凄まじい打ち合いになる!が八重樫選手が打ち勝つ!

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12R、ポイントでは厳しいメンドサが出る!

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八重樫選手が踊るように動き!飛び込むワン・ツー!

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八重樫選手の右でメンドサがフラつく!八重樫選手ラッシュ!レフリー止めるか!?

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判定は、117-111 120-107 119-109 3-0で八重樫選手の3階級制覇達成!1者がフルマーク、2者のジャッジが揃って9-10を付けたのは7Rのみの、まさに完勝でした。リーチで劣る八重樫選手が、いくらサウスポーへの定石とはいえ、あれほど右ストレートを当てまくるとは凄い!早くも、翌日の報道には4階級制覇を目指す。と出ていたが、昨年の例はあるし減量はキツイのかな?再びフライでイイんじゃないのかな

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そして、八重樫選手はマイクを取り 『昨年できなかった妻の誕生日プレゼントに、これがやりたかった』と、ベルトを渡す・・・泣けるぜ!男だ八重樫東さん!

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