税金トリビア回、開始です。
■第3話 主席判事執務室にて:Episode 3 At the British Supreme Court

Ryunosuke
You could hear a pin drop in this place.
It's too solemn for its own good.
Susato
It is very quiet, isn't it? The only sound is the ticking of
the great clock as it keeps perfect time.
ナルホド
今日も朝から、静かで
厳かですね、ここは。
スサト
はい。先ほどから、大時計の機械が
正確に時を刻む音しか聞こえません。
Ryunosukeは静けさを「ピンが落ちた音すら聞こえそう」と例えています。
この静かな執務室で税金トークが始まります。
Stronghart
Ah yes, the little Japanese man.
I've already cast my eyes over van Zieks's report.
ヴォルテックス
ああ‥‥あの、ニッポン人の。
バンジークスの報告は受けている。
夏目漱石氏のことを「the little Japanese man」、つまり「小柄なニッポン人」と言っています。
実在の漱石さんの身長は157センチメートルとか159センチメートルとか、検索するといろいろ資料がありますが、150センチ台後半だったのは間違いないみたい。当時の日本人男性としてはごく普通くらいだったそうです。
そんな漱石さん、ヴィクトリア女王の葬列を、下宿の主人に肩車してもらって見物したというエピソードもあったりします。イギリス人から見たら漱石さんは「小柄なニッポン人」でしょうね。
Stronghart
Which means that next month you will work unpaid and
have no days off.
ヴォルテックス
これにて。貴公は、来月。
無給にして無休なる日々が決まったな。
緑色のコートの刑事は給与査定される運命なのかな‥‥w
Ryunosuke
Ugh...the Naruhodos will have a strict family policy of no
facial hair, I think.
ナルホド
うううう‥‥成歩堂家は末代まで、
ヒゲをはやさないのを《家訓》にします。
facial hair:ヒゲ
beardも「ヒゲ」のことですが、こっちははっきりとしたヒゲのことで、facial hairだと無精髭とか薄めのヒゲもひっくるめて「ヒゲ」になるらしい。
‥‥一時期、無精髭スタイルだった子孫がいるような気が。
Gregson
Hmph. So you Japanese are as twisted as us Brits.
グレグソン
はん。
マッタク。ニッポン人ってヤツは。
BritsはBritの複数形、要するにBritishの省略形。英国人、イギリス人のこと。
Gregson「ニッポン人も英国人と同じようにひねくれているじゃないか。」
Ryunosuke
Th-There was a tax on those adorable, fluffy creatures —
like the one who makes mochi sweets on the moon?
ナルホド
ウサギ‥‥って、月でモチをついたり
している、あの愛らしい小動物ですか?
Ryunosuke「月で餅つきをしているような、愛らしいふわふわした小動物に税金がかかっていたんですか?」
月の表面の模様から「ウサギが餅つきをしている」というのは東洋の文化。
西洋ではカニだとか、本を読む老婆だとか、髪の長い女性だとか、いろんな言われ方をしているらしいです。
上のRyunosukeのセリフで「月でウサギが餅つき」のことを海外プレイヤーにわかってもらえるのかな?
(雑学として知っている方も多く居そうですけども‥‥)
Susato
But there's more: after the rabbit tax was abolished then,
of course...
...society reached by launching straight into a second
rabbit boom.
Ryunosuke
Oh dear. The government didn't think that one through,
did they?
スサト
ちなみに。『ウサギ税』が
廃止された、その“反動”で‥‥
《第二次ウサギ大ブーム》が吹き荒れた
のは、言うまでもございません。
ナルホド
‥‥なかなかコリませんね。
明治のヒトも。
Ryunosukeのツッコミが「政府はそうなることを考えていなかったんでしょうか?」と、やや皮肉っぽくなっていますね。
Ryunosuke
WHAT?!
(If I ever go for a visit, I'm holding my breath.)
ナルホド
えええええええええええええッ!
(恐るべし、《仏蘭西》‥‥)
空気税が既にフランスにあったと聞いて。
Ryunosuke(もしぼくが仏蘭西に行ったら、息を止めなきゃならないぞ)
ツッコミどころしかないぞ。
Ryunosuke
...This tax going to be the death of me.
ナルホド
‥‥まずしい留学生から
小銭を絞りとらないでください‥‥
異議税で5ペンス搾り取られそうになったRyunosukeは、「その税金はぼくの命を奪うつもりですね」。
そのオチは怖い。
次 Episode 4 In Sholme's Suite(第4話 ホームズの部屋にて)
英語版「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」解説
○Escapades(番外編 ランドストマガジン)
Episode 1 In the Defendants' Antechamber(第1話 被告人控室にて)
Episode 2 In a First-Class Cabin(第2話 壱等船室にて)
Episode 3 At the British Supreme Court(第3話 主席判事執務室にて)
Episode 4 In Sholme's Suite(第4話 ホームズの部屋にて)
Episode 5 At Naruhodo's Legal Consultancy(第5話 成歩堂法律相談所にて)
Episode 6 In Mr Natsume's Room(第6話 夏目漱石の部屋にて)
Episode 7 On Briar Road(第7話 ブライヤーロードにて)
Episode 8 In the Bailey(第8話 大法廷にて)
英語版「大逆転裁判1」解説へ
英語版「大逆転裁判2」解説へ
■第3話 主席判事執務室にて:Episode 3 At the British Supreme Court

Ryunosuke
You could hear a pin drop in this place.
It's too solemn for its own good.
Susato
It is very quiet, isn't it? The only sound is the ticking of
the great clock as it keeps perfect time.
ナルホド
今日も朝から、静かで
厳かですね、ここは。
スサト
はい。先ほどから、大時計の機械が
正確に時を刻む音しか聞こえません。
Ryunosukeは静けさを「ピンが落ちた音すら聞こえそう」と例えています。
この静かな執務室で税金トークが始まります。
Stronghart
Ah yes, the little Japanese man.
I've already cast my eyes over van Zieks's report.
ヴォルテックス
ああ‥‥あの、ニッポン人の。
バンジークスの報告は受けている。
夏目漱石氏のことを「the little Japanese man」、つまり「小柄なニッポン人」と言っています。
実在の漱石さんの身長は157センチメートルとか159センチメートルとか、検索するといろいろ資料がありますが、150センチ台後半だったのは間違いないみたい。当時の日本人男性としてはごく普通くらいだったそうです。
そんな漱石さん、ヴィクトリア女王の葬列を、下宿の主人に肩車してもらって見物したというエピソードもあったりします。イギリス人から見たら漱石さんは「小柄なニッポン人」でしょうね。
Stronghart
Which means that next month you will work unpaid and
have no days off.
ヴォルテックス
これにて。貴公は、来月。
無給にして無休なる日々が決まったな。
緑色のコートの刑事は給与査定される運命なのかな‥‥w
Ryunosuke
Ugh...the Naruhodos will have a strict family policy of no
facial hair, I think.
ナルホド
うううう‥‥成歩堂家は末代まで、
ヒゲをはやさないのを《家訓》にします。
facial hair:ヒゲ
beardも「ヒゲ」のことですが、こっちははっきりとしたヒゲのことで、facial hairだと無精髭とか薄めのヒゲもひっくるめて「ヒゲ」になるらしい。
‥‥一時期、無精髭スタイルだった子孫がいるような気が。
Gregson
Hmph. So you Japanese are as twisted as us Brits.
グレグソン
はん。
マッタク。ニッポン人ってヤツは。
BritsはBritの複数形、要するにBritishの省略形。英国人、イギリス人のこと。
Gregson「ニッポン人も英国人と同じようにひねくれているじゃないか。」
Ryunosuke
Th-There was a tax on those adorable, fluffy creatures —
like the one who makes mochi sweets on the moon?
ナルホド
ウサギ‥‥って、月でモチをついたり
している、あの愛らしい小動物ですか?
Ryunosuke「月で餅つきをしているような、愛らしいふわふわした小動物に税金がかかっていたんですか?」
月の表面の模様から「ウサギが餅つきをしている」というのは東洋の文化。
西洋ではカニだとか、本を読む老婆だとか、髪の長い女性だとか、いろんな言われ方をしているらしいです。
上のRyunosukeのセリフで「月でウサギが餅つき」のことを海外プレイヤーにわかってもらえるのかな?
(雑学として知っている方も多く居そうですけども‥‥)
Susato
But there's more: after the rabbit tax was abolished then,
of course...
...society reached by launching straight into a second
rabbit boom.
Ryunosuke
Oh dear. The government didn't think that one through,
did they?
スサト
ちなみに。『ウサギ税』が
廃止された、その“反動”で‥‥
《第二次ウサギ大ブーム》が吹き荒れた
のは、言うまでもございません。
ナルホド
‥‥なかなかコリませんね。
明治のヒトも。
Ryunosukeのツッコミが「政府はそうなることを考えていなかったんでしょうか?」と、やや皮肉っぽくなっていますね。
Ryunosuke
WHAT?!
(If I ever go for a visit, I'm holding my breath.)
ナルホド
えええええええええええええッ!
(恐るべし、《仏蘭西》‥‥)
空気税が既にフランスにあったと聞いて。
Ryunosuke(もしぼくが仏蘭西に行ったら、息を止めなきゃならないぞ)
ツッコミどころしかないぞ。
Ryunosuke
...This tax going to be the death of me.
ナルホド
‥‥まずしい留学生から
小銭を絞りとらないでください‥‥
異議税で5ペンス搾り取られそうになったRyunosukeは、「その税金はぼくの命を奪うつもりですね」。
そのオチは怖い。
次 Episode 4 In Sholme's Suite(第4話 ホームズの部屋にて)
英語版「大逆転裁判1&2 -成歩堂龍ノ介の冒險と覺悟-」解説
○Escapades(番外編 ランドストマガジン)
Episode 1 In the Defendants' Antechamber(第1話 被告人控室にて)
Episode 2 In a First-Class Cabin(第2話 壱等船室にて)
Episode 3 At the British Supreme Court(第3話 主席判事執務室にて)
Episode 4 In Sholme's Suite(第4話 ホームズの部屋にて)
Episode 5 At Naruhodo's Legal Consultancy(第5話 成歩堂法律相談所にて)
Episode 6 In Mr Natsume's Room(第6話 夏目漱石の部屋にて)
Episode 7 On Briar Road(第7話 ブライヤーロードにて)
Episode 8 In the Bailey(第8話 大法廷にて)
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