こんにちは。
昨日、一昨日とメジャーリーグの大谷選手の記事とボクシングの井岡選手の記事を書いたんですが、、、
どちらも動きがありましたね。
まずは、ドジャース・大谷翔平投手がカブス戦で、5回の第3打席で2試合連続となる2号2ラン。
カブスの鈴木誠也選手もまだ2本と書いたんですが、並びました。
大谷選手、ここからエンジン全開か
今日は、令和5年度問49の過去問を○×式で検討してみましょう。
1960年代以降の東南アジアに関する次の記述について、正誤判定をしてみましょう。
それでは、早速。
問題
1967年に、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5か国が東南アジア諸国連合(ASEAN)を結成した。
正解は?
○
今日は、1960年代以降の東南アジアに関する問題。
1問目は、「東南アジア諸国連合」。
どちらかと言うと「ASEAN」って言った方が聞き覚えがあるかも知れませんね。
参照
外務省:ASEAN(東南アジア諸国連合)
ASEAN(東南アジア諸国連合)は、1967年の「バンコク宣言」によって設立。
2017年に、設立50周年を迎えました。
問題に書かれた5か国が、原加盟国です。
原加盟国=スタート時の加盟国
1984年にブルネイが加盟し、その後、加盟国が順次増加していき、現在は東南アジア10か国で構成されています。
ほかの加盟国は、カンボジア、ベトナム、ミャンマー、ラオス。
そのため、この肢は、正しい記述です。
問題
ベトナムは、1986年からペレストロイカ政策のもとに、共産党一党体制を保ちながらゆるやかな市場開放を進めた。
正解は?
×
2問目は、この問題です。
「ペレストロイカ政策」
これは判断できたんではないでしょうか
ペレストロイカ政策は、ソ連のゴルバチョフ政権が1986年以降推進した改革政策のスローガンの1つです。
ペレストロイカの意味は、改革とか立て直しを意味します。
もう1つは、グラスノスチ(情報公開政策)ですね。
この肢は、間違いの記述です。
ベトナムの政策は、刷新を意味する「ドイモイ政策」です。
1986年12月の第6回ベトナム共産党大会で採択され、その後も経済運営の柱となっている経済政策。
この政策のもと、市場経済原理の導入等経済を中心とする開放化を進めています。
参照
外務省:ベトナム国別援助計画
問題
ラオスでは、内戦の終結を受けて、1993年の総選挙で元国王を支援する勢力が勝利して王制が復活した。
正解は?
×
3問目は、この問題。
「王制復活」
1993年の総選挙で元国王を支援する勢力が勝利して王制復活
この記述は、カンボジア王国のものです。
参照
外務省:カンボジア王国基礎データ
1993年、UNTAC(国連カンボジア暫定機構)監視下で制憲議会選挙、王党派フンシンペック党が勝利。
新憲法で王制が復活した。
ラナリット第一首相(フンシンペック党)、フン・セン第二首相(人民党:旧プノンペン政権)の2人首相制連立政権。
この肢は、間違いの記述ですね。
ちなみに、ラオスは
参照
外務省:ラオス人民民主共和国基礎データ
1353年、ランサーン王国として統一。
1899年、フランスのインドシナ連邦に編入され、1949年、仏連合の枠内での独立。
1953年10月、仏・ラオス条約により完全独立。
その後内戦が繰返され、1973年2月「ラオスにおける平和の回復及び民族和解に関する協定」が成立。
インドシナ情勢急変に伴って、1975年12月、王政を廃止して、ラオス人民民主共和国成立。
ラオスは、「王政を廃止」ですね。
問題
インドネシアでは、1997年のアジア通貨危機で市民の不満が高まり、1998年にスハルト政権が倒れて民政に移管した。
正解は?
○
4問目は、この問題です。
「インドネシア」
・1997年のアジア通貨危機で市民の不満が高まり、
・1998年にスハルト政権が倒れて民政に移管した
民政=文官による政治。人民のための政治。公共の安寧を維持し、国民の幸福を増進することを目的とする政務。
問題に書かれた「スハルト」さんは、1968年に第2代大統領に就任しています。
倒れるまで30年間、大統領職に就いていたことになりますね。
参照
外務省:インドネシア共和国基礎データ
1998年アジア通貨危機をきっかけに、ジャカルタを中心に全国で暴動が発生(肢:市民の不満が高まり、)。
民主化運動も拡大し、スハルト大統領は辞任(肢:スハルト政権が倒れて)し、ハビビ大統領が第3代大統領として就任。
と言うことで、この肢は、正しい記述です。
問題
ミャンマーでは、2021年にクーデターが発生し、軍部が全権を掌握した。
正解は?
○
今日の最後の問題です。
「ミャンマー」
ミャンマーでクーデターがあったってのは記憶している方もいると思います。
2024年2月1日のNHKの記事で、「ミャンマー軍事クーデターから3年、各地で「沈黙のストライキ」」ってのを見かけました。
と言うことは、2021年で間違いではない。
参照
外務省:ミャンマー連邦共和国基礎データ
2021年2月1日、ミャンマー国軍が、ウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問らを含む政権幹部らを拘束。
非常事態宣言を発出し、全権を掌握し、2月2日には、国軍司令官を議長とする国家統治評議会(SAC)を設置。
この肢は、正しい記述です。
順番待ちのWBA世界スーパーフライ級王者の井岡一翔選手。
IBF同級王者のフェルナンド・マルティネスと7月に2団体統一戦を闘うことで基本合意。
対戦交渉を行ってきたWBC王者のエストラダは6月にWBO世界フライ級王者のロドリゲスの挑戦を受けることを選択しています。
時期的には良いですね。
どちらも勝てば、次、そんな選択肢も、ありか、とは思うものの、、、
そこは、WBA、今月20日に井岡選手が王者として君臨しているのに暫定王座決定戦を行い、井岡選手が統一できれば、次戦は、その勝者と、、、そんな流れ。
順番待ちは続きそう。。。
IBF王者のフェルナンド・マルティネス
16戦16勝(9KO)
さて、土を付けることはできるのか
楽しみだ。
今日のところはここまでです。