行政書士試験　条文記述式の問題８

こんにちは。

試験も同じですけど、試合もやってみないと分からないもんですね。

いや聖光学院有利と思ってたもんで。。。

初回の両校の攻撃、先制できなかった時点で仙台育英の勝ちはなくなったと思ってました。

それが、、、あんな試合展開になるとは。

ただ、決勝前の試合としてはどうなんだろうか。

この流れを維持できれば期待できるが。。。

日曜日の今日は、条文の記述式問題です。

それでは、早速。

問題

意思表示は、公示の方法によってもすることができるが、どのようなときか。４０字程度で記述しなさい。

今日も条文を１つ覚えましょうね。

公示

バラすと「おおやけ（公）にしめす（示）」

辞典や辞書には、「一定のことがらを発表し、ひろく一般公衆がこれを知りうる状態におく行為」と書かれています。

意思表示とは

意思表示は、目の前の店員さんに購入しますって意思表示をしたり、郵送で契約の解除の意思表示をしたり、、、その意思表示。

これらの情報を合わせると「公示」は、相手が目の前に居ない状態でする、たくさんの人に対してすることですね。

と言うことは、、、。

それでは始めてまいりましょう。

問題が聞いているのは、意思表示を「公示の方法」によってすることができるケースは

数行上に、「相手が目の前に居ない状態ですること、たくさんの人に対してすること」と書いたんですが、どんなケースがあるかを考えれば解答は導き出せることになりますよね。

条文に書かれているのは２つ。

と言うことは

○○○、又は○○○のパターン。

今日の問題のひな型も

どのようなときかですから、、、解答は、○○○とき。

今日の問題もオウム返し です。

２つ

１つは、すぐに出てくると思うんですが、

もう１つが、よくわからん。（笑）

言いたくても言えない

ようは伝えたくても伝えられないのは、どんなとき

それは、相手の○○がわからないとき。

もう１つは、

そんなことってあるんってやつ。

まぁ、あるからこう言う条文になってるんでしょうけど、なかなか想像できない状態。

出てきそうですか

まぁ、読み込んでいれば、問題ないでしょうけど。。。

・　・　・　・　・

条文の正解を確認してみましょう。

正解例

表意者が相手方を知ることができず、又はその所在を知ることができないとき。（３６字）

参考

問題の対象になる条文を確認しておきましょう。

（公示による意思表示）

第九十八条　意思表示は、表意者が相手方を知ることができず、又はその所在を知ることができないときは、公示の方法によってすることができる。☚コレ

公示の方法ですることができるのは、

①表意者が相手方を知ることができないとき

これが上の方で「よくわからん」と書いたヤツなんですが、よくよく考えると金銭を借りた場合にあり得るかなと。

貸してくれた方が亡くなった場合に、誰に

もちろん相続人にってことなんでしょうが、つながりがなければ相続人を知ることはできませんから。

②表意者が相手方の所在を知ることができないとき

これは、取引相手の行方が分からなくなったときとか。

２　前項の公示は、公示送達に関する民事訴訟法の規定に従い、裁判所の掲示場に掲示し、かつ、その掲示があったことを官報に少なくとも一回掲載して行う。ただし、裁判所は、相当と認めるときは、官報への掲載に代えて、市役所、区役所、町村役場又はこれらに準ずる施設の掲示場に掲示すべきことを命ずることができる。

原則は、

・裁判所の掲示場に掲示

・掲示があったことを官報に掲載

相当と認めるとき（官報への掲載に代えて）

・裁判所の掲示場に掲示

・市役所、区役所、町村役場など掲示場に掲示

３　公示による意思表示は、最後に官報に掲載した日又はその掲載に代わる掲示を始めた日から二週間を経過した時に、相手方に到達したものとみなす。ただし、表意者が相手方を知らないこと又はその所在を知らないことについて過失があったときは、到達の効力を生じない。