副都心線 | 緑の錨

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歴史家の山本尚志のブログです。日本で活躍したピアニストのレオ・シロタ、レオニード・クロイツァー、日本の歴史的ピアニスト、太平洋戦争時代の日本のユダヤ人政策を扱っています。

東京の副都心線を利用してみました。

副都心線雑司が谷駅を目白通り、明治通りの方向に出ないで反対方向にいくと、都電鬼子母神駅のところに出ることになります。早稲田大学の図書館で勉強しようとするときなどには乗り換えにとても便利です。

その上鬼子母神駅のあたりは東京でも風情のある地域の一つです。というわけで、副都心線雑司が谷駅に出るのはなかなか楽しいことであります。鬼子母神の参道だけでなく商店街も味わいがあります。

新興住宅地に育ったわたしには当初商店街というものがあまり理解できませんでした。というのも大型スーパーや百貨店まであっても商店街は存在しないというのが、わたしが育った地域であったのです。学生時代は東京に住んでおりましたが、これも商店街という印象のない地域に住んでおりました、さらに時は移って、いま住んでいるのも最寄り駅は典型的な都市郊外の駅で、ここにも大きなスーパーや量販店があっても商店街はないのです。かつて名古屋近郊に住んでいたものから見ると信じがたいことには喫茶店も少ない。

ところが、前にも書いたように商店街を少し足を伸ばせばいくことができるところに発見しました。ここを歩くのは楽しいことです。それから、商店街の魅力を強く意識する機会が多くなりました。こういったところには、それぞれ個性ある喫茶店もあるものです。