有川 浩って、知ってる?よね | ぷぷぷ日記

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更新は思いついたとき。

有川 浩。 今、めちゃめちゃ気になる作家です。
彼女はラノベから一般文芸に進出して久しいのだが、「ラノベ作家」を標榜することを好む、とどこかで聞いた。
その彼女が、今朝の「日経新聞」の一面のコラムに『県庁おもてなし課』に言及しされたくだりがあって、ここまできたか!ほー! と驚いた。
読売新聞じゃないですよ、日経ですよ、日経…… 読者の過半がビジネス目的のおじ様たち、を前提とした日経新聞です。しかも一面コラム。

……さて、念のため有川 浩 とは……
ミリタリーファンゆえに初期の自衛隊三部作のほか、直木賞候補となった『空飛ぶ広報室』など自衛隊モノがあり、マンガ・アニメになった『図書館戦争』シリーズは星雲賞受賞。
映像化で一般に話題となった作品としては『フリーター、家を買う』、『県庁おもてなし課』、『阪急電車』などがある。文芸春秋『三匹のおっさん』シリーズも好評。

と、有名っぷりを並べてみると、おじさんが知っているのも当然なのかもしれないが、実は私め、この人をどう扱ったらいいのか、大変困っているのです。
最近、”有名作家・話題の作品を読む” ことを心がけてまして、『図書館戦争』を立ち読みしてみた。
すると、あまりに軽妙な意味なしの会話ばかりがこれでもかとエンエンと続く…ノリにまったくついて行けず、「なんじゃこりゃ、読めない!!!耐えられない」と放棄してしまったのです…。 いえいえ、別に私はマジメな文学好みってわけじゃありませんよ。マンガ・アニメ大好き人間ですから。単に、マンガのような内容をベタな文章でやられるとキツイってだけで。
 そこで試しに『図書館戦争』マンガ版を立ち読みしてみた。「おっ これはしっくりくるな」と思いました。この小説、まるでマンガのために書かれたネーム(台本)のようです。

『阪急電車』は日常を描写したこまやかな作品だし、自衛隊三部作『海の中』もラノベとしてはそこそこ読めた。
要はこの人、文章が稚拙なわけではない。それどころか人物を見る目も描写力も確かなものがある。しかしあえて、ノリの軽妙さや、おちゃらけを捨てたくないってことなんだろうなあ……と思います。 何より、この人の作品は着想がおもしろい。無理せず原作を読まなくても、映像化されたものを楽しませてもらえば、それでイイのかな。

ドラマ『空飛ぶ広報室』は気に入ってたのですが、原作を読むとまた拒否反応が出そうで、悩んでます。「読むべきか、否か?」……
まあ、彼女もけっこう年をとっていくわけで、これからどんな作品が出てくるか楽しみです。
最後に、この人の特色をあげると 「まっとう」 だということですね。どんなにちゃらけても、視線の先は正しいことを求めている。純粋な人なのでしょう、きっと。
↓とりあえず、次に読みたい(だめなら実写で見る)
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