宮崎アニメは不吉ではないか その1 | ぷぷぷ日記

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旅が好き。建築や町並みを見るのも、歴史も好きです。そこから現代世界を眺めるのも面白い。
映画・マンガ・アニメ・小説・歴史・日々の雑記帳。
もともと完全インドア人間でしたが、コロナ以降は野に出るようになりました。

更新は思いついたとき。

『ハウルの動く城』を見た。バンコクのDVDレンタル屋へわざわざ出向き、苦労して購入した。うちはあんまり不便なところにあるんで、宅配エリア外なんだと。フン。
 久しぶりの宮崎作品で楽しかった。ハウルのかっこいい魔法使いぶり、きれいな絵、謎解きのプロセス・・・少女と老婆の姿のオーバーラップが深みのある見せ場になっていた。倍賞千恵子の声はもう少しハリが欲しかったけど、演技力でマルにしとこう。しかし、あの倍賞さんも宮崎作品では見事に宮崎少女になってしまっている! ラストの「(ハウルの心臓を)大事にするんだよ」「うん」、の「うん」の言い方にはまいった! まさに宮崎少女である。演出はいったのだろうか。
 個人的にはキムタク+ハウルが魅力的。早送りで登場場面をチェックしたほどだった。だってアニメキャラにしちゃ、着替えたり髪型がかわったり、細かく気を使われているよね。この映画の魅力はハウルのキャラとソフィーの年齢2重というキャラに集約できるかもしれない。