茨城大学人文社会科学部正保研究室 -27ページ目

茨城大学人文社会科学部正保研究室

研究室の活動を紹介していきます。最新の研修会情報は左カラム上側の「研修会情報」をクリックしてください。

本サイトにアップしてありましたスゴロクトーキングにシートに誤字(変換ミス)がありました。

 

誤:今までに経験した一番思い怪我

正:今までに経験した一番重い怪我

 

申し訳ありません。

直したものをアップしました。

 

スゴロクトーキング・プラスも近日中に文言を修正予定です。

今年も鹿島灘高校の道徳授業を月に1回担当することになりました(3年目)。

今年は入学者が多かったため、午前部2クラス、午後部2クラスの計4クラスです。生徒数は大体16人〜20人です。大学のゼミ生3名(女子)がアシスタントとして手伝ってくれます。

 

今日は第1回授業ということで少し緊張した始まり。

昨年度までは、授業の振り返りを授業終了時のプリント記入で行っていました。これは以前結城第二高校で心理学の授業をやっていたときからのやり方で、シャイな生徒が多かったという面に配慮した方法でもありました。プリントは授業後に提出され、内容を私が「通信」にまとめて翌月の授業の冒頭で配付し、振り返っていました。

このやり方は、生徒の感想が文章化され、授業に対する評価が数値で表されるという点では良かったのですが、生徒同士の共有が1ヶ月後になってしまうというデメリットがありました。

やはりグループワークの授業としては、授業直後のライブ感ある中での振り返りは捨て難いと考え、今年度は授業最後にみんなで輪になって感想を一言ずつ述べることにしました。

それに合わせて、今回は第1回ということもあり、ワークに先立ってみんなで輪になって座り、名前と今の気持ちを一言ずつ言ってもらうことから始めました。

 

状況は予想よりやや上。「緊張しています」「おなかが空いた」「不安だけど楽しみです」などといった言葉が続きました。午後の授業になると「眠い」と「帰りたい」という言葉がほとんど。

 

今日のワーク

 

1.風船バレー

8〜10人で輪になる。風船でバレーボールをしながら、野菜、動物、お店、ファミレスのメニューなどを言っていく。

 

2.一歩前へ!

その輪のまま、一人ずつ自分のことを紹介する言葉をいいながら一歩前へ出る。「自分も同じ」という人がいたら、同じく一歩前へ出て確認する。これを時計回りに繰り返す。

 

3.スゴロクトーキング

おなじみのゲーム。進み方の早いグループには途中からスゴロクトーキング・プラスを指示して時間を調整。ここで問題発生。スゴロクの文言が一部間違っていた。誤「一番思い怪我」、正「一番重い怪我」。本ブログで報告の上、アップしてあるデータを修正しました。

 

終了後は再度輪になって感想。「楽しかった」という感想がほとんど。但し、率直に自分の感想として言っているという側面と、前の人の言ったことを繰り返すことでステレオタイプに逃げ込んでいるという印象もなくはなし。でも、ここではみんなの前でちゃんと言えたことを評価したいです。

 

これから1年間の授業のスタートです。

茨城大学2017年度前期の公開講座情報が公開されました。
http://www.scc.ibaraki.ac.jp/department/syogai/extension
当研究室は以下の2講座を開催します。

申し込み期間はまだ先ですが、予定をご確認なさってください。

 

1.心を育てるグループワーク ー楽しむことから始めよう!ー
7月29日(土)・30日(日) 10時〜17時
講師:正保春彦

会場:茨城大学水戸キャンパス社会連携センター
受講料:6168円
申し込み期間:6月12日(月)〜7月14日(金)

 

2.教育と臨床に生かすインプロヴィゼーション
9月2日(土)・3日(日) 10時〜17時
講師:絹川友梨・正保春彦

会場:茨城大学水戸キャンパス茨苑会館
受講料:6168円
申し込み期間:7月10日(月)〜8月18日(金)
※担当講師名修正しました(3月28日)

 

 

茨城大学図書館の展示室で私が勤務している附属特別支援学校の生徒達の作品展開催中です。小学部から高等部までいずれ劣らぬ力作揃いです。お近くの方は是非ご覧になってください! 3月24日(金)までです。

 

今年度の授業は今回で最後です。みんなでパフォーマンスに挑戦しました。

 

1.拍手回し

まずは体を動かすと共に、心のテンポを少し速めます。これは後の活動の準備のためです(10月にもやりました)。

 

2.何やってるの?

 一人が何か適当な動作をします。そこへもう一人がやってきて「何やってるの?」と聞きます。聞かれた人はいまやっている動作とは全く別のことを答えます。言われた方はその動作をやります。これを続けていきます。


 

3.スピットファイア

 3人一組になり1人が話をする人になります。その人は適当な職業の人をイメージして、お話をつくります。そして話しながら時々、交互に他の2人の肩をポンと叩きます。肩を叩かれた人は、今の話と全然関係のない言葉(単語)を言いますが、話している人はそこで出た言葉(単語)を使って話を続けなければなりません。

 出た言葉をどう使うか考えてから口に出すのではなく、とりあえず口に出してから、どうその意味づけをするかがポイントです。また、流れを壊さないことも大事なポイントです。次にやるペーパーズの準備になります。※スピットファイヤとは昔のイギリスの戦闘機の名前で、空中戦をイメージしたゲーム名です。

 

4.ペーパーズ

  2人一組で即興の芝居をします。予め用意されたリストから2人の関係を決め、足元には適当なセリフを書いた紙を6枚まいておきます。

  2人で即興のやりとりを始めますが、途中時々、足元の紙を拾い、そこに書いてあるセリフを次に語る最初のセリフとします。これを交互に繰り返し、紙が全部なくなったところで適当な「オチ」をつけて終わりにします。スピットファイヤも同じく、出たセリフをまず口に出して、理由は後からつけることがポイントです。

 どんなセリフが出てくるかは誰も分からないので、準備はできません。一見大変そうですが、やっていると意外にできるものです。各クラス志願制でしたが、積極的に出てくれて、みんな熱演でした。今度、全員でやりたいね(^_^)

 

模範演技:昔の恋人同士

 

 

***********  みんなのつぶやき  ***********

 

・ これまでを通してとてもこの授業が楽しくてまたやりたいです。

・ 今まで色々と楽しかったです。楽しい中にも学びのあることをたくさんできてよかったです。

・ ぺーパーズのTとYがおもしろかった。

・ ペーパーズをやっているのを見てすごく面白かった。

・ ペーパーズがおもしろすぎて、わらいすぎた。

・ ペーパーズを前に出てやったけど、楽しかった。

・ ペーパーズが一番楽しかった。やっている側も聞いている側も笑いがあってよかった。

 

・ ペーパーズで先生が面白かった。

・ I like the way they acting it was very funny and enjoyin to watch.

・ えんげきがとてもおもしろかった。1年間楽しかった。

・ ペーパーズがとってもおもしろかった。またやりたい。

・ ペーパーズを見ていると、笑いが止まらなくてとてもおもしろかった。

・ めちゃくちゃだったけど楽しくできた。

・ 1年間ありがとうございました。めんどくさい時もあったけど楽しかったです。

・ ペーパーズでアドリブでどこまでできるのかなと思っていたけど、けっこうできるもんなんだなと思いました。

 

・ けっこう楽しめました。この一年間ありがとうございました。

・ 楽しかったです。一年間ありがとうございました。

・  「何やってるの」がとてもおもしろかった。でも逆に出てこなくて大変だった。

・ ペーパーズが特に楽しかった。

・ 今日で授業は終了ですけど、色々友達に絡める機会がたくさんあったので、とても楽しかったです!! 1年間ありがとうございました!!

・ 店長とバイトを演じた2人が、遅刻をした話から急に京都に行きたがり、お腹が空いたと思ったら「信じられねえ!」と怒鳴られ、バイトに何があったかはしらないが「OK」と謎の納得をして結局京都に行けたのかは定かではない………無事だといいな……(笑)

1. 人間知恵の輪
9月にもやりました。前は暑いときにやりましたが、本当は今の季節のように寒い時にやりたいゲームですね(^_^)v 以前より、積極的に体が動いたのではないでしょうか。

2.私は有名人
頭の上に有名人(歴史上の人物、タレント、スポーツ選手、アニメ主人公等)の名前を書いたカードをのせます。相手のカードは見えますが、自分のカードは見えません。お互いのカードを見て、相手にそれが誰か、会話の中でヒントを出していきます。いきなりど真ん中のヒントを出しては簡単すぎて面白くありません。遠い所から少しずつヒントを出して行ってどこで気がつくかな?と考えると楽しめます。また、自分が誰か分からなくても、適当に相手をして「それなりに」振る舞うことが大事です。おしゃべりの感覚を忘れずに、「何気なく」振る舞えるとバッチリです。

3.秘密のセリフCパターン
前回、前々回もやった秘密のセリフ第3弾です。セリフはテレビドラマ・演劇などのセリフになります(「Cパターン」という言い方は特に意味はありません。単なる習慣です)。だんだんむずかしくなります(^_^)v
そのセリフを言わせるために、どんな人間関係・状況を設定すればいいのか。それを相手に伝えるにはどうすればいいのか。相手には自分の意図がどれくらい伝わっているのか。 どうしてそれが分かるのか。違っていたらどうしたらいいのか・・・? 実にたくさんのことを考えながらやっていた・・・はずです(笑)そうしないとできないゲームなのです。
むずかしい課題ですが、みんな途中であきらめたりせずに、積極的にチャレンジしていました。

なかなかできないでいるとみんな集まってきました(笑)
 
**** みんなのつぶやき ****

 

秘密のセリフCはとても難しくて、正解は一回しか出ませんでした。次回も楽しみです。

想像力と知識力が必要だと思いました。

歴史の人物の名言を知った。

むずかしかったけど、楽しかったからまたやりたい。

セリフのやつがなかなか伝わらなくて大変だった。

そんなに楽しくはなかった。難しい言葉が多く、相手に言わせるのはむり。

私は有名人をずっとやっていたいです。頭がフル回転してすごかった。

言わせるのも言わされるのも大変でした。

一番うまくつたえる方法を考えるのが頭をつかった。

 

人間知恵の輪がむずかしかった。

絵をかいてあそびたい。

ジェスチャーよりも難しいので、言葉での表現はきつかった。

相手の言いたいことがわかった。

「このもんどころが目に入らぬか」のセリフを言わせるのがむずかしかったです。

It’s fun to be participating with it.

 

言葉を言わせるための演技がおもしろかった。

難しかったけど協力して出来たから良かった。

私は有名人をもう一度したいです。

秘密のセリフはれんあい系になるとすごくはずかしかった。またやりたい。

今回は楽しくいろいろな学びができてすごくたのしかった。

秘密のセリフをもう一回やりたい。楽しかった!

今回はちょっと難しかったような気がする。でも面白かった。もっと難しく考えるところ、簡単に考える所をうまくわけられたらいいな、と思う。

今回のテーマは「表現する」と「空気を読む」でした。

 

1.バン!
二人で向かい合って立ち、両手をそろえて親指をサムアップします。「1、2」のかけ声と共に両手を上下左右に動かします。動かす方向はランダムですが、4方向しかないので時々二人の向きが一致します。そのときは相手に向けて手を銃の形にして「バン!」と言います。活動自体に大きな意味はなく、心と体のウォームアップです(^_^)

 

2.仕事ジェスチャー
11月にやったみんなでジェスチャーの応用バージョンです。前回は仕事と動物が混ざっていましたが、今回は仕事のみで、さらにその仕事も「他者にかかわる仕事」に絞りました。例えば、「歯医者」「占い師」「美容師(床屋さん)」などはすべて他者とかかわることで成り立つ仕事です。お互いに相手の様子を見て、自分がどうするかを判断することがカギになります。

 

3.秘密のセリフA・B
二人でやりとりしながらカードに書かれた言葉(セリフ)を相手に言わせます。言葉は基本的に語尾が「〜だね(ね)」で終わる言葉です。Aパターンは「自分がソノ気になる」ことがポイントです。
Bパターンは語尾が「〜だなあ(だろう)」で終わる言葉です。「相手をソノ気にさせる」ことがポイントです。

 

 

最後、時間が余ったので、最後に来月の予告編をやりました。授業は後2回です。


**** みんなのつぶやき ***

自分はわかっていても相手は全くわからないので、しっかり伝え理解させることが難しさを理解しました。
表現やチームワークがよくなった。
協力しないとできないことや、相手が伝えたい事を読みとる事を高めることができるのでいいと思いました。
微妙。少しつまらなかった。
協力してできたのがよかった。
言葉が少しなにげにかんたんだった。
今日は頭を使うのが大変だったけど、楽しかった。


バンができないよ〜
今回はビミョーだった。次回に期待したい。
どのようにジェスチャーすればつたわるか考えた。
笑いとかがあった。
たのしかった。
あきたけどたのしかったです。


言わせようとして言わせられなくてもだえる感じが楽しい。
相手の考えてることがなかなかできなかったけど楽しく出来たからよかった。
セリフを言わせるのが難しかったです。
仕事ジェスチャーがむずかしかったけど楽しかった。
上手く伝わったり、伝わらなかったりが、人間一人一人の考え方が違ったり、同じだったりすることが分かったような気がする。
協力したり、ジェスチャーをする事が楽しかったです。
楽しくできたし、いろんなかんがえがあってすごくたのしかった。
秘密のセリフが楽しかった。
あふれでる火曜サスペンス感。
イライラした。全く伝わらない。

 

茨城大学教育実践研究に書いた論文(電子ジャーナル)が3本アップされました。

茨城大学図書館ROSEリポジトリいばらきです。

http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/

 

以下のURLにアクセスしていたけると閲覧・ダウンロードできます。よろしかったご一読ください。いずれもインプロを実践的な形でさまざまな領域での活動に応用しているところがポイントです。

 

「心を育てるグループワーク」

http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_475_488.pdf

2015年度茨城大学公開講座「教育と臨床に生かすインプロヴィゼーション」の講演部分に加除修正を行ってまとめました。私が近年提唱している「心を育てるグループワーク」の概説論文です。構成的グループ・エンカウンター、グループワーク・トレーニング、インプロなどの活動を新しい概念に基づいて、再整理・集約したものです。インプロワークスの絹川友梨さん、島崎真弓さんにご協力いただきました。ありがとうございました。(14ページ)

 

「家庭裁判所親子合宿におけるグループワークとその意義」

http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_459_474.pdf

上記の「心を育てるグループワーク」を家庭裁判所が行う非行少年とのグループワークに応用した実践集です。インプロと構成的グループ・エンカウンターを非行少年とその保護者との親子関係再構築に応用しています。(16ページ)

 

「特別支援学校におけるグループワークを用いた人間関係づくりに関する研究」

http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_219_232.pdf

私が2年前に県立特別支援学校で行った「心を育てるグループワーク」研修会の影響・効果を茨城大学の下位君と細川先生(障害児教育講座)が論文の形にまとめてくださいました。特別支援教育にグループワークを導入する際のポイントについて論じています。(14ページ)

 

(12月8日、リンクを貼りました。)