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茨城大学人文社会科学部正保研究室

研究室の活動を紹介していきます。最新の研修会情報は左カラム上側の「研修会情報」をクリックしてください。

毎年恒例のサイコドラマの合宿です。ご案内するのを忘れておりました。今日が申込み締め切り日です(>_<) でも、包容力のある集まりなので多少遅れても大丈夫です!

 

初夏の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、第27回ARPSの夏季セミナーを下記の通り実施いたします。今年は、長年「ARPSの郷」だった中野サンプラザを離れ、筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)の教室を借りて実施します。池袋から二駅目の茗荷谷駅から徒歩3分の駅近で、会費もこれまでの半額以下で実施できることになりました。

プログラムの内容としては、ロールプレイングが初めての方も気軽に参加していただくために、第1セッションを「ロールプレイング入門編」としました。実際にセッションを体験していただいた後で、ロールプレイングについての解説を行います。第2セッション以降でさらにロールプレイの醍醐味を体験していただける企画となっています。学校や職場でご興味のある方にもぜひご案内ください。ロールプレイング初体験の方も大歓迎です。多数のご参加を心よりお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

                   記

1、開催日

平成29年 8 月19日(土)~ 20日(日) 9:00受付~17:00終了

 <日程:各セッション1.5~2.0時間予定>

 8月19日(土)⇒午前 9:30~セッション1 <昼食> 午後 セッション2・セッション3 17:30~懇親会

8月20日(日)⇒午前 9:30~セッション4 <昼食> 午後 セッション5 15:30~総会

 *参加者には後日詳しい日程表をお送りします。

 *各セッションのディレクター・コディレクターは経験を踏まえ参加者から選出させていただきます。役割をお願いする際は事前にご連絡いたします。

 

2、会場

<筑波大学東京キャンパス文京校舎> 1階 117講義室 

〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1  Tel.03-3942-6239

 HP.  http://www.office.otsuka.tsukuba.ac.jp/wp/ 筑波大学東京キャンパス文京校舎 

( 地下鉄丸の内線「茗荷谷駅」下車 徒歩3分)

*宿泊につきましては、各自でお手配くださるようお願いいたします。

 

3、定員  25名 (先着順)

 

4、セミナー参加費

 ・全日参加:3000円 ・19日、20日のうち1日しか参加できない場合:2000円 

☆セミナー当日に受付で現金にてお支払い下さい。

 

5、懇親会

 8月19日(土)17時30分~ 会場近くで行います。

会費は3000円~程度です。セミナー申し込みの際に 参加の有無をお知らせください。

 

6、参加申込みの方法(問い合わせ先も同じ)

 準備委員長 小平真希 宛に Eメールにて、下記の①~⑥をお知らせください。

 Eメール:molen@wind.email.ne.jp 

 

①氏名・住所・電話番号・FAX番号(FAXによる申し込みの方のみ)

②現在の所属・職名(お持ちの場合)

③ARPS会員か否か

④参加日(全日・19日のみ・20日のみ)

⑤懇親会の参加(参加・不参加)

⑥ロールプレイングの経験(全くない/ある/ディレクター経験あり/現在実践中)

⑦協会認定臨床心理士資格番号(お持ちの場合)

 

7、申込み〆切

 (原則として)8月5日(土)*但し定員に余裕がある場合は期限後でもお受けできますのでご一報下さい。

標記公開講座先週申し込み受け付け終了しました!

が、後5名受け付け可能です(^_^;)

お申し込み忘れていた方、ご予定が変わった方などいらっしゃいましたらどうぞ!!

 

講座番号6. 心を育てるグループワーク ー楽しむことから始めよう!ー
日時:7月29日(土)・30日(日) 10時〜17時
講師:正保春彦

会場:茨城大学水戸キャンパス社会連携センター
受講料:6168円

受付期間:6月12日(月)〜7月14日(金)

申込先:茨城大学社会連携センター [生涯学習担当]

FAX.029-228-8495

TEL.029-228-8413

Mail: syougai@ml.ibaraki.ac.jp

〒310-8512 水戸市文京2丁目1番1号

 

概要」内容は、構成的グループ・エンカウンター(SGE)、グループワーク・トレーニング(GWT)、インプロなどをベースに「かかわり」「理解する」「表現する」の3つの観点から再構成した「ポストエンカウンター時代のグループワーク」です。

人とかかわることをベースに現代の子供や大人に適した形で新しい活動を提案します。

10数件のワークを実際に体験しながら、その理論的背景や実践に向けたポイント等について解説します。

初心者の方も歓迎しますが、動きやすい服装でご参加ください。

 

 

前回(6月)の授業が、クラス間差が大きい結果となったため、今回のメニュー作成はずいぶん悩みました。

全クラス同一メニューは無理かと思いつつ、ではどんな内容にすればいいのか?がいくら考えても分からない。

万一に備えて、トランプやUNOなどの遊び道具まで用意して学校へ行き、控え室でアシスタントの学生たちと相談して、結局、全クラス同一内容で実施することに。

 

結果、やってみたらみんなできた。

前回のはなんだったんだろう。

 

今回のメニューは、家電ジェスチャー、おもちゃジェスチャー、職業ジェスチャー、最後にサイコロリレー。

前回の授業内容が、声を出すものに偏っていたので、今回は逆に動作に集中する内容に。

最後のサイコロリレーは、数名で並んでサイコロをリレーするフリをして、最後に誰が持っているかを当てるもので、チーム対抗のパフォーマンス形式に。

ジェスチャーでは、お題を見て頭で考えて固まってしまうことが多いので、「それ使って!」「遊んでみて!」「やってみて!」「体の記憶思い出して!」とサイドコーチをしながらやる。

 

最初は、こわごわ、といった感が少しあったが、慣れてくるとどんどん積極的になり、次から次へとお題のカードを取りにくる。入ったグループが面白くないと言って「今日はやらない!」と言って座り込んでいた子も途中からやり出した。

 

サイコロリレーまで一通り終わったところで、「最後は選抜チームでやります。やりたい人!」と言うと何人も手を挙げて出てきた。

前回の空いたイス取りゲームとは全く逆だった。

 

変化の背景はよく分からないが、夏休み前の授業を元気に終われたことでよしとしよう。

公開講座「心を育てるグループワーク」にお申し込みいただいた皆様へ。

ある方から「講座に申し込んだのだが何の連絡もない」というご指摘をいただきました。

本日、担当窓口に確認をとったところ、「昨日申し込み関係書類を送った」とのことでした。

ご指摘をいただいた方は、6月12日の申し込み受付初日にお申し込みをいただいた、とのことでしたので、昨日(7月6日)というのは3週間以上経ってからの対応になっている訳で、これは怠慢と言われても仕方のないことと考えます。誠に申し訳ありません。

担当窓口には、対応は迅速にするようにと要望しておきましたので、何卒ご寛容のほどをお願い申し上げます。

また、申し込み受付については弾力的な対応を常にお願いしておりますので、ご理解のほどをお願い申し上げます。

カウンセリングにおける時間意識の問題とエクステンド・アドバンス 正保春彦  2016(平成28年) 茨城大学心理臨床研究,第9号,3-10頁.

 

エクステンドとアドバンス、および時間意識に関する論文です。

あちこちでお話してきた内容ですが、ここでは茨城県臨床検査技師会の研修会でお話した内容をもとに論文の形にしました。

 

ネットにアップされていません。

こちらをご覧ください。

 

論文はこちらです。

今日のメニューは、聖徳太子ゲームA、聖徳太子ゲームB、空いたイス取りゲーム、木とリスの4つ。

聖徳太子ゲームで声を出す練習、空いたイス取りゲームで体を動かす練習、木とリスで声出しと動きの両方という少々欲張ったプラン。

 

聖徳太子ゲームAは3文字の動物の名前を三人で1文字ずつ発声し、それを聞いて動物名を当てる。声を出す練習。

聖徳太子ゲームBは2列で向かい合って、片方の列がお題に応じたものの名前を一斉に言い、他方がそれを当てるもので、これもやはり声を出す練習。

空いたイス取りゲームは、人数と同数のイスを用意し、オニが離れた所から空いているイスに座ろうとするのを、みんなで協力して邪魔するもの。

木とリスは二人で作った「木」の下に「リス」が入り、オニの「オオカミが来たぞ!」でリスが移動、「木こりが来たぞ!」で木が移動、「嵐が来たぞ!」で全員が移動、というもの。オニははっきり声を出す必要があり、その他のメンバーは素速く移動する必要がある。

 

やった結果を率直に言うと、全部のプランをこなすことができたのは4クラス中2クラス。2クラスは木とリスまでは到達できず。

さらに1クラスはオニをやったのは男子のみ。もう1クラスは木とリスでオニをやろうとする者がほとんどいない。そのクラスでは、最後の感想の言葉が「眠い」「疲れた」「帰りたい」と言ったものばかり。授業終了後に書かれた振り返りシートの感想欄も「KAERITAI」だった。

 

全体として欲張ったプランだったのは理解しているが、この反応は大きく予想外だった。

その他のクラスでは「皆でワイワイ楽しかった」「仲良くできて楽しかった」「全部楽しかった」という反応だったのでなおさら??

 

うーん。

6月16日(金)に茨城県立筑波高校で授業をしてきました。

筑波高校では地域との連携を重視した学習活動を通して、他者や社会、環境との関係性を認識し、「かかわり」「つながり」を尊重する態度を養う「つくばね学」を導入しています。

今回は1年生に対してグループワーク授業を行うことにより、まずは生徒相互の「かかわり」「つながり」の心を育てることを目的として授業を行いました。

授業は1年生の1組、2組、3組の3クラスに各1時間ずつ。学校側の要望ですべて内容は変えて欲しい、ということでインプロを軸に3パターンの授業プランを用意(実際は“予備”を入れて4パターン)。

しかし生徒たちは、どのクラスもグループワークは初めての体験なので、「どうなるかな?」と少し心配していましたが、なんとか無難に終えることができました。

http://www.tsukuba-h.ibk.ed.jp/index.php?action=pages_view_main&&block_id=386#_386

HPでは「構成的グループ・エンカウンターによる」とありますが、これは間違い。「構成的グループ・エンカウンター」がグループワークの代名詞となっている教育現場の実情が反映されています。5月22日の本欄でも書きましたが、途方に暮れてしまう状況です。

当日は新聞3社の取材があり、翌17日に朝日新聞朝刊の茨城版に記事が掲載されました。

今後、さらに読売新聞教育ルネサンス欄、茨城新聞にも記事掲載予定です。

2017年度新歓ンパ開催しました。恒例に則り拙宅で。おなじみのタコ焼きに昨年から加わった流しソーメンを今年も開催。最後はやはり恒例のゲーム大会。昨年はあまり時間をとれなかった「知ったか映画研究家」をみんなで楽しみました。みんなの感想は「これってインプロだね!」OB、OGも集まり楽しいひとときを過ごしました!

 

構成的グループ・エンカウンターは1970年頃に國分康孝によって始められた。それは“ホンネとホンネのふれあい”を主眼とするもので、他者や他者との出会い(エンカウンター)を通して自分自身と出会うことを目的とするものであった。そして、同時にそれは健常者を対象とするものでもあった。基本的な人間関係に障害がある者に心理的な負荷をかけると思わぬ心的外傷を負う可能性があるからである。

 

それから40年以上を経て、現代社会では人口の流動化や地域社会の弱体化に加えて、携帯電話やeメール、SNSなどの普及により、他者とのかかわりのあり方がどんどん間接化している現状がある。現代人の人間関係のあり方は1970年代のそれから大きく変容しており、健常者であっても他者とのかかわりに困難を感じる人が増えている時代である。加えて、現代社会では発達障害が増加しており、他者との人間関係のあり方に特別の配慮を要する場面が増えている。そのような状況の中で、多くの現代人に無条件に従来型のエンカウンターを求めることは難しくなっている。

 

実際に多くの学校現場で実践されているワークも“ホンネとホンネのふれあい”というよりも、むしろ他者とのかかわりを促進するものが多くなっている。すなわち、現在行われている活動の多くはいわゆる「エンカウンター」とは言えないものであることが多い。強いて言うならそれらは「グループワーク」と呼ぶべきであろう。しかしながら、特に学校現場で構成的グループ・エンカウンターは非常に普及しており、グループワークの代名詞的に用いられているという現実がある。

 

そのような状況の中で、あちこちで笑うに笑えないような事態が生じている。例えば、ある研修機関のホームページで「構成的グループ・エンカウンター研修会を開催しました」という見出しの記事に人間知恵の輪をしているところの写真が添えられているのを見たことがある。人間知恵の輪は他者とつないだ手を解いていく活動で、他者と密接にかかわる活動であるが、ホンネとホンネのふれあいというエンカウンター的要素はほとんど含まれていない。そのような活動の写真を構成的グループ・エンカウンターの記事に添えることは不自然である。例えば、運動会の記事に添えられている写真が弁当の写真だったら皆おかしいと思うだろう。弁当は確かに運動会の一部だが、運動会の本質とは全く関係がないからだ。

 

ベトナム等の東南アジアでは「ホンダ」はバイクの代名詞として用いられているという※。しかし、日本人であるならばスズキやヤマハのバイクを「ホンダ」と呼ぶことに違和感を感じない者はいないであろう。これと同じような状況が「エンカウンター」において生じている。現状において構成的グループ・エンカウンターが圧倒的な影響力を持っていることは認めざるを得ないが、さまざまな活動を「エンカウンター」で一括りにすることは論理的にも間違っているし、思考停止とも言えるだろう。

 

しかし、ではどう呼べば良いのですか?と聞かれると返答に困ってしまう。

現在、行われている活動は構成的グループ・エンカウンターの他、グループワーク・トレーニング、インプロ、SST、ライフスキル・トレーニング、アンガー・マネジメント、プレイバックシアターなど多岐に渡り、厳密にはその都度呼称を変えなければならない。しかし、それも現実的ではないだろう。敢えて言えば最大公約数としての「グループワーク」と言うしかないのではないかというのが今の私の考えだ。

 

※ベトナム人の知人に確認したところ、それほど大雑把な括りではないらしい。

(2017年5月25日改訂)

鹿島灘高校道徳授業第1回目です。

 

今日のメニューは以下の通り。

 

1.手合わせ

向かい合って拍手をしながら手を合わせていきます。拍手の回数は1回、2回、3回、4回、5回、4回、3回、2回、1回と変化させます。

少しぎこちないですが問題なくできました。「ゆっくりと」と声かけをしますが、一部の生徒たちは猛スピードでやりたいようです。

最初は二人ペアで。次は4人で。最後は8人で。本当は全員でやってもいいのですが、次の人間知恵の輪に繋げるため、8人で終わりにしました。

 

2.人間知恵の輪

7〜8人で輪になり繋いだ手をほどいていきます。

人数により3グループのクラスと2グループのクラスができました。偶然か1発でほどけるクラスが半分以上。普通は1/3です。

 

3.ミーティング&グリーティング

2列になって向かい合って立ち、互いに自分の名前と相手の名前を呼びかけ合います。隣に少しずつずれて行き、最終的に全員と挨拶をします。

生徒20人と担任プラスアシスタントで最大24人いたので結構時間がかかりました。多分、これが限界でしょう。いいワークなのですが、時間がかかることが難点。

 

4.ゾンビゲーム

輪になって立ち、中央にゾンビが入ります。ゾンビは誰かにタッチしに行きますが、狙われた人はアイコンタクトで助けを求め、名前を呼ばれたら助かります。

結構盛り上がっていましたが、男女で活動が分かれてしまうのが難点。年齢的なものに加え、まだクラスの人間関係が十分こなれていないことが原因かと思いました。

またアイコンタクトを受けていない生徒が狙われた生徒の名前を呼ぶことが頻発。厳密に言えばルール違反ですが、ルールを守ることより、他者を思いやる心の発露を大事にしました。

 

手合わせ、人間知恵の輪、ミーティング&グリーティングはいずれも、「手」がキーポイント。人間知恵の輪で手汗が気になる生徒にはひもを用意しておきましたが、それでも配慮は十分ではなかったようです。ミーティング&グリーティングは「タッチでも可」とアナウンスすれば良かったと反省。

 

最後の感想はやはり「楽しかった」の連発。女子は特にその傾向が顕著。「ゾンビをまたやりたいです」という感想もありました。今後の耕しが楽しみです。