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茨城大学人文社会科学部正保研究室

研究室の活動を紹介していきます。最新の研修会情報は左カラム上側の「研修会情報」をクリックしてください。

今年の夏も恒例の公開講座を開催します。

 

○心を育てるグループワーク

日時:8月4日(土)、5日(日)10時〜17時

講師:正保春彦(茨城大学)

会場:茨城大学水戸キャンパス社会連携センター3階研修室

定員:30名

受講料:6,168円

内容:構成的グループエンカウンターやインプロなどの従来行われてきた各種の活動をかかわる活動(interaction)、理解する活動(Understanding)、表現する活動(Expression)の3つの活動に集約・再編し、新たな枠組みの元に心を育てるグループワークとして提案します。

interaction(かかわり)に基づきつつ、interesting(楽しく)で、instructive(学び)があり、各種の活動をintegrated(統合)した新しい活動であるiWorkです。小学校・中学校・高校・特別支援学校の他、各種相談機関から精神科デイケアなどでも活用できます。

備考:動きやすい服装でご参加ください。

 

○教育と臨床に生かすインプロヴィゼーション

日時:9月22日(土)、23日(日)10時〜17時

講師:絹川友梨(インプロ・ワークス)、正保春彦(茨城大学)

会場:茨城大学水戸キャンパス茨苑会館7・8・9集会室

定員:25名

受講料:6,168円

内容:インプロ(即興演劇)は、今、現在の瞬間に行き、状況に柔軟に対応していく活動です。学校教育やカウンセリングにおいては、「今、ここ」での相手との関係のなかでしなやかに対応していくことがしばしば求められます。今年の講座では、さまざまなゲームやシーン作りを体験しながら人間にとって「即興」という活動が持つ意味について考えていきます。教員・カウンセラーなどの専門職の方を主な対象とします。

備考:動きやすい服装でご参加ください。

 

○お申込み方法

下記Webサイトからお申し込みください。

https://www.scc.ibaraki.ac.jp/kouza/

○お問い合わせ先

茨城大学社会連携センター(9時〜12時、13時〜17時)

tel:029-228-8413

fax:029-228-8495

mail:syougai@ml.ibaraki.ac.jp

 

茨城県立太田第二高校でグループワークの授業をしてきました。

 

風船バレー

手合わせ

人間知恵の輪

一歩前へ!

サイコロトーキング

 

太田二高さんで授業をさせていただくのは初めてでした。

みんな積極的に参加し、楽しく活動することができました。

 

常陸太田出身のゼミの学生2名がアシスタントを手伝ってくれました。

 

太田二高ブログ

 

6月12日にこの3月まで校長を務めていた附属特別支援学校で県のPTA連合会の研修会講師を務めました。

 

テーマは「つながるグループワーク」ということで、PTAの皆さん同士が、かかわり、話し合うことをテーマに。

参加者が約150名と結構な人数なので、いつもの授業とは異なる工夫が必要でした。会場は体育館です。

 

1.手合わせ

2人一組から4人一組、8人一組と。あっという間に盛り上がっていきます。

3.いつもなからここで人間知恵の輪をやるところですが、皆さん、それなりの服装でお出ましになっているので、それはとばして一歩前へ! いろいろな話題について簡単な自己開示をしながらかかわり合うことで、さらに打ち解けていきました。

4.その上で、サイコロトーキングを。

あまり使わないワークですが、会場の条件などで新たな工夫をして実施しました。

(1)話題は3パターン用意する。

(2)イスに座ったまま実施する(床に座ることは避けました)。

(3)サイコロがイスから落ちないよう、輪っかを使う。

 

話題は以下の通り(スゴロク・トーキングとダブりがあります)。

1枚目(ピンク)

1.今朝起きた時間

2.夕べ寝た時間

3.昨日帰宅した時間

4.昨日の夕食

5.この間の週末にしたこと

6.よく見るテレビ番組

 

2枚目(ブルー)

1.今までに行った一番遠いところ

2.今までに行った一番高いところ

3.今までで一番重い怪我

4.今までで一番怖かったこと

5.一番面白かった映画

6.一番古い記憶

 

3枚目(グリーン)

1.先生に言いたいことは、

2.世の中に言いたいことは、

3.子供の良いところは、

4.学校に言いたいことは、

5.子供に伝えたいことは、

6.特別支援学校は、

 

3枚目は今回の研修会に合わせた特別バージョンです。文章完成法の形式をとりました。

 

結果は、上々だったと思います。

自分でも「こういうやり方もあるな」と新しい気づきがありました。

 

ただ、最後は数字あわせを使ってペアを作って、シェアリングをしようと思っていましたが、時間がなくなってしまい、割愛しました。

 

パワーポイントを使って、グループワークについて簡単な解説を行って終了としました。

いつも講師の話を聞く研修会が多いので、今回は全員参加型の研修会としました。

もう少し時間があればうまくまとめられたと思います。

 

〈余談〉

この間まで自分が校長として勤務していた学校で「外部」の立場で講師を務めるのは少々妙な気分でした。

冒頭の挨拶で、「それでは本校校長がご挨拶申し上げます」とアナウンスが入ったところで一瞬ドキッと(笑)

今日が3年間最後の授業。

 

風船バレー。これは4月にも実施。

 

今日は「3枚の絵」をやることに。3年間でこれをやるのは初めて。

 

スペース彫刻。まず体を使って表現することから。

2人一組で交互に相手の体の空いているスペースに自分の体を入れていく。

 

彫刻ネーミング。

4人一組になり、2人がそれぞれ無関係なポーズをとり、それを一対の彫刻と見立てて、残りの2人が「命名」していく。

 

3枚の絵。

今日、使ったテーマは以下の通り。「浦島太郎」「桃太郎」「かぐや姫」「笠地蔵」「鶴の恩返し」「となりのトトロ」「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」「魔女の宅急便」「ハウルの動く城」「天空の城ラピュタ」。カードに書いておいて配った。

昔話などは、うろ覚えの生徒も多いので、予めあらすじを書いたイラスト入りのプリントを用意しておき、それを参考に。

それでも、「知らない!」「できない!」と言ってカードの引き直しが何度もあった。

 

前回のペーパーズは「有志」の出演だったが、今回は全員出演とした。

特に女子は少し恥ずかしそうだったがみんなちゃんとやる。見ている方も笑顔。

 

最後はいつのものようにみんなで輪になって感想を。

4月開始当初は「眠い」「帰りたい」「疲れた」といった感想が少なくなかったが、今回は、みんな「楽しかった」「またやりたい」といったものが多かった。

 

鹿島灘高校での授業はこれですべて終了。

学校としては来年度も続けたいということで、進め方を考えていくということでした。

かなり寒い日。北陸では大雪の便り。

 

オオカミとヒツジ

寒いので体をあたためるために。5人で一列になり、先頭がヒツジのお母さんで残りは子ヒツジ。子ヒツジは前の人の肩に手を置く。

もう一人がオオカミになって、お母さんの前に立ち、一番後ろの子ヒツジにタッチしようとし、お母さん以下はそのオオカミを邪魔する。4,5分もやっていると息が切れてきました。

 

スピットファイア

3人一組になり、A,B,Cとする。Aに適当な仕事を割り振る。Aは即興で自分の日常生活を語るが、時々B,Cから関係ない言葉が入る。Aはその言葉を使って話を続ける。

なんかとみんなできている。次に行うペーパーズの準備。

 

ペーパーズ

2人一組で役割を決める。役割を予め設定したパターンから観客に選ばせるが、今日、使った役割は、「モデルとカメラマン」「警察官と通行に」「スーパーの試食のおばちゃんと客」「夫婦」「コーチと運動選手」「モデルとカメラマン」など。

2人は即興でシーンを作るが、時々床に撒かれた言葉が書いてある紙を拾って、その言葉をセリフとして使いながら、シーンを続ける。

「自分からやりたい!」という生徒はほとんどいない。みんな、やるより見たい。まあ、当然と言えば当然。見ている方がとても盛り上がっていた。一部、「また、やりたい」という女子生徒も。

 

授業も残り一回。

2017年2月3日にAll Alive Project 埼玉の皆さんからお招きをいただきまして浦和でワークショップをやります。

以下AAPSさんのfacebookから転載します。

https://www.facebook.com/events/341605566305833/

 

All Alive Project 埼玉 【AAPS】 プレ企画第二弾
「心を育てるグループワーク 楽しむことから始めよう!

*日時*  
2017.2.3(土)13:30〜16:30 (受付開始13:15〜)

*場所*  
武蔵浦和コミュニティセンター レクリエーションルーム1 
http://musashiurawa-sp.info/kakushu/

*講師*  
正保 春彦(しょうぼはるひこ)
(茨城大学大学院教育学研究科教授、
 茨城大学教育学部附属特別支援学校校長)

*参加費* 2000円(事前入金 ゆうちょ銀行)

*内容*
茨城大学で教鞭をとり、臨床心理学がご専門の正保教授は、様々な学校にインプロなどの応用演劇を導入して不登校率を1/4に引き下げたり、障害のある子どもたちとの活動も多数実践しています!
人と関わることをベースに、現代の子どもや大人に適した形で再構成した「ポストエンカウンター時代のグループワーク」
インプロ(即興演劇)、構成的グループエンカウンター、グループワークトレーニングなどを「関わり」「理解」「表現」の3つの観点から再構成した新しい活動です。
数件のワークを実際に体験しながら、その理論的背景や実践に向けたポイントなどを解説していただきます!

*オススメ*
教員、講師業、カウンセラー、相談員、支援員など、人と関わるお仕事をする全般の方
コミュニケーション、関わり合いに関心のある方
子どもと向き合う仕事、活動をなさっている方や お母さんも!

*お問い合わせ&ご予約*
All Alive Project 埼玉 【AAPS】
saitama.allaliveproject@gmail.com
(TEL&FAX) 048-878-9280

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私達All Alive Project 埼玉 【AAPS】は、
演劇的手法を用いた体験型ワークショップ(応用演劇)を
様々な現場での実践経験豊富な講師の方々をお招きして、
皆さまにお伝えできる場を作っていきます。
その体験が、皆さまの日常生活や職場に活かされ、
人々の関わりが豊かで思いやりのある、
創造的かつ協働的な共生社会の形成に役立つことを願い、
応用演劇の力を広めることを、地元埼玉からスタートしました。

All Alive(すべての人がイキイキと今を生きてる!)な社会を目指して!

All Alive Project 埼玉【AAPS】
 ともだち屋nike 吉野
 ミックスサラダ 瀧本
 ココカラsmile  井上
 つむぎの森   胡糸

学校行事の関係で今月2回目の授業。

 

Bang!、独り言、私は有名人、秘密のセリフC

 

今日のテーマ(目的)は秘密のセリフC。

先月の秘密のセリフA・Bによる下地作りを経て、という位置づけ。

 

Bang!はウォームアップ的位置づけ。

二人で向かい合い、サムアップした指を上下左右に動かす。方向があったらBang!

寒いので体を動かすことが主目的。

特に問題ないが、テンポが難しいペアはいる。

 

独り言。

前回のような「ヒントゲーム」にならないよう、イメージを拡げるために実施。

最初、自分が何かになって独り言を言う形を指示。

たとえば、「カラス」になったつもりで独り言を言う。はじめは遠いところから話していき、だんだん近づけていく。

だが、途中で相手を誰かに見立てて独り言を言う方が、生徒たちにはやりやすそうだと考えて、やり方を変える。上記の例では相手を「カラス」と見立てて、相手に向かって話しかける。

最初のやり方の方が、本来の目的にはより叶っているのだが、少しぎごちない様子が見られた。

こちらのやり方の方が、次の「私は有名人」へのつなぎとしてもスムースだ。最初からそうすればよかった。

 

私は有名人。

3人1組でカードを頭の上に乗せ、雑談をしながら、自分が誰かを探る。

上記の独り言の「話しかけバージョン」の応用。

「有名人」である相手にリアルに話しかける。

「ヒントゲーム」的なかかわりはやや減少。

今年新たに加えたパーソナリティが人気。ブルゾンちえみ、サンシャイン池崎、豊田真由子、金正恩など。

お互いのカードを見た瞬間に爆笑。笑いが起こるとそれだけで雰囲気がよくなり、モチベーションも上がる。

パーソナリティを「タレント」「スポーツ選手」「歴史上の人物」の3カテゴリーに分け、分散するように実施した。

 

秘密のセリフC。

先月の秘密のセリフA・Bに続く位置づけ。

Aが「〜そうだね」、Bが「〜だなあ」というテンプレート的設定なのに対して、今回はフリーワード。

日常生活の他、テレビや映画によく出てくるようなセリフでの実施となる。

これは大ウケ。難しい課題が多いが、みんな積極的にやる。

 

盛り上がるのはいいが、学校ではもう中退者が数名発生している。

 

(余談)

今日は天気がよかったのでコペンで出校。学校近くで気温が上がってきたのでオープンにして走っていたら、しっかり生徒に見られていた。

「先生、なんで今日オープンカーで来たんですか?」(笑)

 

 

学校行事の関係で11月は授業がありませんでした。今月(12月)は1日と15日の2回実施です。

 

拍手回し、1-7サークル、動物ジェスチャー、秘密のセリフA・B

 

最終的には秘密のセリフA・Bが目的で、その前の活動はそのためのウォームアップ的な位置づけ。

 

拍手回し。

皆で輪になって拍手を回す。これは大丈夫。

1-7サークル。同様に皆で輪になって1から7の数字をアクションとともに回す。これも大丈夫。ゲーム性が高いため皆表情が緩んでくる。ただし、ルール理解が難しい生徒も若干いる。これが実情だ。

動物ジェスチャー。動物は恥ずかしがる場合も少なくないのだが、7月に家電ジェスチャー、おもちゃ・ゲームジェスチャー、仕事ジェスチャーをやり、慣れているせいか演じること自体には特に抵抗はない。ただ、どう演じていいかわからないとすぐに担任・副担に助けを求める姿も見られる。

 

秘密のセリフA。Aという表記に特に意味はない。何かもっといい言い方はないものか。

「〜そうだね」という言葉を相手に言わせる。

たとえば、「暑そうだね」。この場合、演じる側が暑そうにする(なる)必要がある。

これは割とやりやすい。

 

秘密のセリフB。

「〜だなあ」という言葉を相手に言わせる。

前述の「暑そうだね」は「暑いなあ」に変わる。

この場合、暑いのは相手ということになる。「相手が今暑い状態だ」ということを言葉やその他の手段で伝えなければならない。相手の内面を意識しなければならず、難易度は一段上がる。

結構できていたが、カードに書かれた課題の言葉をみた時点で途方に暮れてしまい、八方塞がりの状態の生徒もいる。

また、リアルなイメージをもってやりとりをすることができず、単なる「ヒントゲーム」になってしまうペアもある。「なりきる」ことができない。イメージの力とリアリティの問題かと思うが、この辺りは本当に難しい。

 

(この記事2017年12月29日に書きました)。