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茨城大学人文社会科学部正保研究室

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今年度の茨城大学教育学部の教職専門授業「心を育てるグループワーク」が終了しました。

最後の試験で、受講生に、自分にとって有意義だったと思うワーク1つとその理由を書いてもらいました。

35名が全部で20のワークを取り上げてくれました。

案外特定のワークに集中することはなく、学生たちの「票」は結構ばらけました。

 

今回はその中で1票を獲得したワークとその理由を抜粋して紹介します(順不同)。表現等は一部変えてあります。

 

○人間知恵の輪

 グループの人たちと協力しながら解決していくという活動がとても楽しかったというだけではなく、そこには深い学びがあった。人とどうかかわり、どのように話したらよいか、それらを考えながら協力する大切さを学べた。

 

○ジェスチャーゲーム

 緊張を忘れ、ワークにのめり込むことができた。当てる人は普段の授業と異なり、何度でも間違えて良い、間違えても恥ずかしくない環境作りがされている。間違いを恐れないことと同時に協力も学ぶことができる。

 

○それはちょうどいい!

 悪いことを良いことにとらえるという逆転の発想は生活の中で大事であるからだ。このゲームでは、あまり考えずに解決策をどんどん出していって、ネガティブなことを瞬時に良いことだと考えて、柔軟な対応の仕方のコツをつかむことができた。

 

○ネガポ人生相談所

 このゲームを通して、私は自分自身の短所を見つめ直すだけでなく、他人の短所の見方も変えるようになりました。短所を短所と見てその人を嫌いになるより、短所をいいところと見てプラスに他者理解をする方がいいと思いました。

 

○木とリス

 私は大学生になってから自分から他者の輪に入りに行くことを拒んできました。この木とリスの授業で、私は2回連続で一人残ってしまうことがありました。なんだかとても恥ずかしい気持ちになりましたが、「授業の一環である」と自分に言い聞かせることで、他者との新たな触れ合いができ、思ったよりも人間は他人のことなんか気にしないということに気づけました。

 

○WANTED!

 さまざまな人について理解を深め、かかわることができた。また他者から質問されることで、自分自身についても改めて理解することができた。

 

○ボールゲーム

 体を動かしながら頭も使い、目も使い、体の全パーツを使っている感じがとてもいいと感じました。

 

○ペーパーズ

 はじめ人前でそんなことは絶対にやりたくないと思っていました。その通り、私はイマイチな劇にしてしまったのですが、皆はそれでも笑ってくれたのです。失敗しても受け止めてくれるという安心感とチャレンジする心の大切さがよく分かりました。先日、専攻の出し物で皆の前で漫才をやりました。一昔前の私なら想像しにくいことですが、胸を張って漫才をしてたくさんの笑いをもらいました。最高に嬉しかったです。

校長を務めていた附属特別支援学校の成人式で、一昨年の卒業生8人の成人を祝いました。
以下、久しぶりの挨拶(祝辞)でお話したことの抜粋・要約です。
・・・・・・・・・・・・・
近年、成人式といえば「荒れ」がマスコミ等で話題となります。
子どもは生まれたとき0の状態で生まれ、親は100の支援をします。子どもの成長につれて子の力は徐々に大きくなり、それに連れて親の支援は段々小さくなります。その大小関係が入れ替わるのが15歳の頃と言われます。(中略)

ところで、成人式は中学校単位で集合することが多いようです。中学校時代(赤字)というのは子どもの力がまだ相対的に小さい時代で、子どもたちは親や教師から支援を受けたり上から押さえられたりしていた(青字)時代です。新成人にもその頃の記憶はまだ色濃く残っているでしょう。
ところが20歳を文字通りの「成人」と考えると、成人式時点の親子(または大人と子ども)の力関係は全く逆転します。多くの新成人は自分で自分の生活を営み、学生であってもアルバイトなどでお金を稼いでいます。

そんな新成人が中学校時代の級友と再会すると、大人の下にいた記憶の中の自分と成長した現在の自分が共存するという体験をすることになります。中学校時代と比べて大きく成長した自分(緑字)を見直す体験をする成人も少なくないでしょうが、中には妙な高揚感にテンションが上がってしまう成人もいるかもしれません。そんな新成人の一部が「荒れ」を起こしているという側面もあるのではないかと思います。
多分、騒いでいる新成人もなぜ自分がそんなにヒートアップしているか分かっていない場合が多いのではないでしょうか。

それはともかく、多分、子どもの成長を最も客観的に実感しているのは家族(もう保護者ではありません)の皆さんだと思います。成人式は新成人のためでありますが、それまで育ててきた(昨日までの)保護者に感謝し、報いる日でもあってほしいと思います。

 

大学構内の銀杏の葉の海。

この写真は月曜日の朝に撮ったもの。つまり少なくとも土曜日と日曜日に散った分の葉です。

撮影の数時間後には葉っぱはみんな掃かれていました。

公開講座「教育と臨床に生かすインプロヴィゼーション」終了しました。今年で12回目の開催でした (!)。お馴染みの皆さんに加えて、新しい参加者の方がフレッシュな風を吹かせてくださいました。今回は校務のため私は 1日目のみの参加となりました。申し訳ありません。共同講師の絹川ゆりさん、 2日間ありがとうございました。参加者の皆さん、お疲れ様でした!

 

富山県総合教育センターで人間関係作りの研修会講師を務めました。

 

実施したのは下記のワークです。

 

手合わせ

人間知恵の輪

一歩前へ!

WANTED!

聖徳太子ゲーム

おもちゃジェスチャー

仕事ジェスチャー

私は木です

 

前半(9時〜10時45分)でワークを実施し、後半(10時50分〜12時)に心を育てるグループワークについて解説を行いました。

毎度のことながら「もう少し時間があれば!」と思ってしまいますが、これは仕方がないですね。

午前・午後で合わせて6時間もらえるとかなりの内容ができるのですが。

 

富山県総合教育センターホームページ

以前、茨城放送(ラジオ)の「夕刊ほっと」という番組で小さなコーナーを担当していたときに話したお話を紙上収録しました。
旧サイトにあったのですが、サーバーが閉鎖になって「消えて」いたものです。
先日、USBメモリの中にバックアップを見つけたので、今回再録しました。
(2018年9月16日)

茨城大学公開講座「教育に生かすインプロヴィゼーション」受付中です。

日時:9月22日(土)、23日(日)10時〜17時

講師:正保春彦(茨城大学)

会場:茨城大学水戸キャンパス社会連携センター3階研修室

定員:25名

受講料:6,168円

※例年通り、絹川さんと正保の共同講師ですが、都合により、23日は正保不在となります。申し訳ありません。また、会場も下記パンフの茨苑会館から水戸キャンパスの社会連携センターに変更になっています。

 

今年の夏も恒例の公開講座を開催します。

 

○心を育てるグループワーク

日時:8月4日(土)、5日(日)10時〜17時

講師:正保春彦(茨城大学)

会場:茨城大学水戸キャンパス社会連携センター3階研修室

定員:30名

受講料:6,168円

内容:構成的グループエンカウンターやインプロなどの従来行われてきた各種の活動をかかわる活動(interaction)、理解する活動(Understanding)、表現する活動(Expression)の3つの活動に集約・再編し、新たな枠組みの元に心を育てるグループワークとして提案します。

interaction(かかわり)に基づきつつ、interesting(楽しく)で、instructive(学び)があり、各種の活動をintegrated(統合)した新しい活動であるiWorkです。小学校・中学校・高校・特別支援学校の他、各種相談機関から精神科デイケアなどでも活用できます。

備考:動きやすい服装でご参加ください。

 

○教育と臨床に生かすインプロヴィゼーション

日時:9月22日(土)、23日(日)10時〜17時

講師:絹川友梨(インプロ・ワークス)、正保春彦(茨城大学)

会場:茨城大学水戸キャンパス茨苑会館7・8・9集会室

定員:25名

受講料:6,168円

内容:インプロ(即興演劇)は、今、現在の瞬間に行き、状況に柔軟に対応していく活動です。学校教育やカウンセリングにおいては、「今、ここ」での相手との関係のなかでしなやかに対応していくことがしばしば求められます。今年の講座では、さまざまなゲームやシーン作りを体験しながら人間にとって「即興」という活動が持つ意味について考えていきます。教員・カウンセラーなどの専門職の方を主な対象とします。

備考:動きやすい服装でご参加ください。

 

○お申込み方法

下記Webサイトからお申し込みください。

https://www.scc.ibaraki.ac.jp/kouza/

○お問い合わせ先

茨城大学社会連携センター(9時〜12時、13時〜17時)

tel:029-228-8413

fax:029-228-8495

mail:syougai@ml.ibaraki.ac.jp

 

エクステンド・アドバンスについて論文を書きました。2016年度論文ですが編集作業遅れによりようやく発行の運びとなりました。

 

カウンセリングにおける時間意識の問題とエクステンド・アドバンス 正保春彦 2016 茨城大学心理臨床研究,第9号,3-10頁.

 

以前に茨城県臨床検査技師会の研修会で行った講演を元にしたものです。同様の内容はあちこちでお話してきました。

雑誌本体は臨床心理士養成指定大学院等に贈られます。掲載されているのが臨床心理学の紀要で個人情報などが含まれているためネット閲覧はできません。

本論文には個人情報はないので支障はないのですが、本サイトにはpdfファイルのアップができません。

全体でも8ページの短い論文なので全ページをjpgファイルでアップします。

インプロにおけるエクステンド・アドバンスについて記述された最初の学術論文(と呼べるかどうかは疑問の余地がありますが)だと思います。

読みづらくて申し訳ありませんが、関心をお持ちの方はご参考いただければと思います。

 

今年もARPS(活動的ロールプレイング研究会)夏季セミナーを以下の要領で開催します。

ロールプレイング・サイコドラマについての体験的な研修会です。

初心者の方でも十分ご参加できます。

 

第28回 ARPS夏季セミナーのご案内

 

第28回ARPSの夏季セミナーを下記の通り実施いたします。昨年から、会場を筑波大学東京キャンパス(茗荷谷)に移して実施しています。池袋から二駅目の茗荷谷駅から徒歩3分の駅近で便利です。

プログラムの内容としましては、ロールプレイングが初めての方も気軽に参加していただくために、第1セッションを「ロールプレイング入門編」としました。昨年実施したところ大変好評でしたので、今年も企画します。実際にセッションを体験していただいた後で、ロールプレイングについての解説を行います。第2セッション以降でさらにロールプレイの醍醐味を体験していただける企画となっています。学校や職場でご興味のある方にもぜひご案内ください。ロールプレイング初体験の方も大歓迎です。多数のご参加を心よりお待ちしています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

                   記

1.開催日

平成30年 8 月25日(土)~ 26日(日) 9:00受付~17:00終了

 <日程:各セッション1.5~2.0時間予定>

 8月25日(土)⇒午前 9:30~セッション1 <昼食> 午後 セッション2・セッション3 17:30~懇親会

8月26日(日)⇒午前 9:30~セッション4 <昼食> 午後 セッション5 15:30~総会

 *参加者には後日詳しい日程表をお送りします。

 *各セッションのディレクター・コディレクターは経験を踏まえ参加者から選出させていただきます。役割をお願いする際は事前にご連絡いたします。

 

2.会場

<筑波大学東京キャンパス文京校舎> 5階 556ゼミ室 

〒112-0012 東京都文京区大塚3-29-1  Tel.03-3942-6239

 HP.  http://www.office.otsuka.tsukuba.ac.jp/wp/ 筑波大学東京キャンパス文京校舎 

( 地下鉄丸の内線「茗荷谷駅」下車 徒歩3分)

*宿泊につきましては、各自でお手配くださるようお願いいたします。

 

3.定員  20名 (先着順)

 

4.セミナー参加費

 ・全日・・・4000円   ・25日、26日のうちどちらか1日のみ・・・3000円 

☆セミナー当日に受付で現金にてお支払い下さい。

 

5.懇親会

 8月25日(土)17時30分~ 会場近くで行います。

会費は3000円~程度です。セミナー申し込みの際に 参加の有無をお知らせください。

 

6.参加申込みの方法(問い合わせ先も同じ)

  準備委員長 福田寿美子宛に EメールもしくはFAXにて、下記の①~⑦をお知らせください。

  Eメール:fukudasu@gmai.com  TEL/FAX:0422-34-6120 

 

①氏名・住所・電話番号・FAX番号(FAXによる申し込みの方のみ)

②現在の所属・職名(お持ちの場合)

③ARPS会員か否か

④参加日(全日・25日のみ・26日のみ)

⑤懇親会の参加(参加・不参加)

⑥ロールプレイングの経験(全くない/ある/ディレクター経験あり/現在実践中)

⑦協会認定臨床心理士資格番号(お持ちの場合)

⑧その他連絡事項(ある場合)

 

7.申込み〆切

(原則として)8月4日(土) *但し定員に余裕がある場合は期限後でも受付可能な場合がありますのでご一報下さい。