2019年8月3日に取手市立戸頭中学校で、戸頭小学校、戸頭中学校合同のグループワーク研修会を開催しました。
猛暑の中、さらに先生方の熱気に包まれましたが、楽しく研修することができました。
戸頭小学校のHPに紹介記事があります。
http://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=0810020
拙著『心を育てるグループワーク』の紹介もしていただき、ありがとうございます。
2019年8月3日に取手市立戸頭中学校で、戸頭小学校、戸頭中学校合同のグループワーク研修会を開催しました。
猛暑の中、さらに先生方の熱気に包まれましたが、楽しく研修することができました。
戸頭小学校のHPに紹介記事があります。
http://www3.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=0810020
拙著『心を育てるグループワーク』の紹介もしていただき、ありがとうございます。
標記公開講座、只今受付中です。
期日:2019年8月3日(土)〜2019年8月4日(日)
時間:10:00〜17:00(休憩12:00〜13:00)
講師:正保春彦
場所:水戸キャンパス社会連携センター3階研修室
定員:30名
受講料:7,560円
申込締切:2019年7月26日(金)
申込先:茨城大学社会連携センター(下記URLからお申し込みください)
内容:2019年4月発売の拙著『心を育てるグループワーク 楽しく学べる72のワーク』に準じた内容となります。
同書で紹介してある学級集団などで実践できるグループワーク20数件について体験的に学び、その上で、理論的な解説を行います。心を育てるグループワークとは、構成的グループ・エンカウンターやインプロなどの従来行われてきた各種の活動を、かかわる活動・理解する活動・表現する活動の3つの活動に集約・再編し、新たな枠組みの元に提案するものです。これにより、児童・生徒の心を総合的に育てると共に豊かな人間関係を築くことができます。小学校から大学等に至る教育機関の他、各種相談機関などでも活用できます。
以前、「アマゾン売れ筋ランキング(生徒指導)で2位になりました。」という記事をアップしていましたが、1位になったことがあったのを忘れておりました。
今は・・・普通に売れてます(笑)
(2019.11.3)
大学広報課のインタビューを受けました。
広報課の担当者の方が新著『心を育てるグループワーク』をじっくり読みこんだ上で取材にこられました。
(大学ホームページ更新によるリンク切れ直しました)
先頃出版した『心を育てるグループワーク 楽しく学べる72のワーク』(正保春彦 2019、金子書房)ですが、一気に書き下ろした本ではありません。
下敷きになった多くの論文があります。
第2章〜第5章
心を育てるグループワーク 正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学教育実践研究 第35号,475頁-488頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_475_488.pdf
第4章 心を育てるグループワークとは
グループアプローチ・エクササイズの下位分類に関する一考察 ―― 構成的グループ・エンカウンター、グループワーク・トレーニング、インプロを比較して ―― 正保春彦 2015(平成27年) 茨城大学教育実践研究 第34号,225頁-237頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/34_2015/2015_225_237.pdf
第4章 心を育てるグループワークとは
基本的コミュニケーション能力測定尺度iksy作成の試み 正保春彦・葉山大地 2014(平成26)茨城大学教育学部紀要(教育科学)第63号、257頁-536頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/8820/1/201400057.pdf
第5章 グループワークの進め方
ワークショップにおける開かれた心に関する一考察 正保春彦 2016(平成28)茨城大学教育学部紀要65(教育科学)、491頁-498頁.
http://ir.lib.ibaraki.ac.jp/bitstream/10109/12895/1/20160086.pdf
第6章 心を育てるグループワーク・第7章 さまざまな実践
家庭裁判所親子合宿におけるグループワークとその意義 正保春彦 2016(平成28年) 茨城大学教育実践研究 第35号,459頁-474頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/35_2016/2016_459_474.pdf
第7章 さまざまな実践
中学校におけるグループワークの実践 正保春彦 2018(平成30年) 茨城大学心理臨床研究,第10・11号, 11頁ー18頁.(ネット掲載なし)
特別支援学校における人間関係形成を目的とした グループワークの実践 稲葉 愛・細川美由紀・正保春彦 2017(平成29年) 茨城大学教育実践研究 第36号,231頁-245頁.
http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/36_2017/2017-231-245.pdf
家庭裁判所親子合宿でのボランティア活動を通して 佐藤たまゆ、松原育子、正保春彦 2014(平成26年) 茨城大学心理臨床研究、第7号、1頁-6頁.(ネット掲載なし)
【新しいグループワークの枠組み】
心を育てるグループワークとは、従来の構成的グループ・エンカウンター(SGE)やグループワーク・トレーニング(GWT)、ソーシャルスキル・トレーニング(SST)そしてインプロ(インプロヴィゼーション、即興)などの活動を、かかわる活動、理解する活動、表現する活動の3つの活動に集約・再編した新しいグループワークの枠組みです。
〈かかわる〉
これらの活動はすべて他者とかかわることによって成り立っており、その意味ですべて「かかわる」働きという側面を持っています。
〈理解する〉
その中で特に構成的グループ・エンカウンターは、他者とのかかわりを通じて自他についての理解を深めるという活動であり、この構成的グループ・エンカウンターに代表される「理解する」という働きがあります。
〈表現する〉
他方、インプロの本質は「表現する」ことです。他者とかかわり、他者のアイディアを受け入れ、発展させることで新しい表現を生み出していきます。
これらの関係を図示すると以下のようになります。
かかわる心、理解する心、表現する心の3つの働きです。
これらの3つの心を観点から子どもたちの心を育てていくのが心を育てるグループワークです。
《本書の特徴》
【イラスト】
本書では、厳選した72のワークを3つのカテゴリーに分けてイラスト入りで紹介しています。
《かかわる》
《理解する》
《表現する》
【3つのマインド】
すべてのワークは「楽しく」実践できることを基本としています。
それは子どもたちの心の中にある「成長への力」を前提としています。
そして、実践の場で起こることを「開かれた心(オープンマインド)」ですべて受け入れていくことが基本です。これらは心を育てるグループワークを支える3つのマインドです。
【多くの実績】
これらの活動には多くの現場での実践実績があります。
それらは一般の学校から不登校児が多く通うフレックススクール、知的障害特別支援学校、非行少年親子の合宿など多岐にわたります(M中学校、K高校(フレックススクール)、K特別支援学校、A家庭裁判所)。
それらの多様な現場での実績については第7章「さまざまな実践」で詳しく述べられています。
これらの活動はほとんどの学校、その他の現場で実施が可能です
およそできないところはないと言えます。
【難易度の表示】
また、各ワークは難易度の違いはありますが、一部を除いて特に対象年齢を定めてありません。
各ワークには難易度を★で示してあります。
難易度とはグループワークへの取り組みの準備状態の程度ということもできます。
★はだいたいどんな集団でもできる活動です。
★★は一定程度の準備状態が必要なワークです。
★★★はグループワークに対してかなりの経験・慣れが必要なワークです。そうでない場合は、ワークに対して積極的に取り組むことができなかったり、心的外傷を負ったり、時には身体に危険が生じることもあるワークです。
(かかわるワーク例)
上記のように難易度は3段階に分けてありますが、それはワークについての分類であり、子どもたちに合わせた分類ではありません。
意外に思われるかもしれませんが、どんなワークも子どもたちはその発達段階に応じた反応を示してくれるので、子どもに合わせてワークのレベルを細分化する必要がないのです。
(スゴロク・トーキングと究極の選択!にはキッズバージョンが用意してあります。申し訳ありませんが小学校低学年では実施できるワークに一定の制約があります。)
【順序】
また、各種のワークは実施にゆるい「順序」があります。
それらの「順序」は「準備」「類似」「発展」で示してあります。
「準備」はそのワークを実施する前に済ませておくと円滑な実施が期待できるワークです。
「類似」は時間に余裕がある場合に併せて実施するとよいワークです。
「発展」は次に進むとよいワークです。
これらを参考にワークの順序を意識して「流れ」を構成することにより、年間計画を立てることができます。
また前述の第7章「さまざまな実践」には各種の学校での実践例が具体的に記述されています。
【1/100の実践】
1/100の実践とは年間10回(10時間)の実践のことです。
中学校・高校では10時間は年間総授業時間(約1000時間)の1/100に当たります。
毎月1回、年間で計10回の実践を行うと、子どもたちの心の発達や集団形成に大きな効果をもたらします。
全学校生活時間の1/100でグループワークを行うことによって、学校生活全体に好影響を及ぼすことができるのです。
是非、みなさんも心を育てるグループワークを実践していただいて、子どもたちの心を育ててください。
【目次】
はじめに
第1章 現代の子どもたちを取り巻く状況
現場でのさまざまな体験から
新しいタイプの学校
社会の変化
第2章 学校で活用されるグループワーク
人間関係の力
構成について
学校現場で活用されているさまざまなグループワーク
構成的グループ・エンカウンター(SGE)
構成的グループ・エンカウンターと時代背景
グループワーク・トレーニング(GWT)
ソーシャルスキル・トレーニング(SST)
インプロ
各種グループワークの比較
グループワークを用いることの意義と注意点
第3章 グループワークにおける学び
学びの躓きと心の傷つき
学校教育機能の心理臨床化
楽しむことと学び
楽しむことと学びの関係=たの▷まな
グループ・ワークにおける学び
第4章 心を育てるグループワークとは
現代社会とグループワーク
効果的な実践に向けて
構成的グループ・エンカウンターにおけるかかわりと出会い
構成的グループ・エンカウンターのエクササイズの再検討
グループワーク・トレーニングとインプロ
3つの基本コンセプト
かかわる
いう,きく,する,よむ(iksy)
理解する
表現する
心を育てるグループワーク
第5章 グループワークの進め方
グループワークの流れ
アセスメント
オリエンテーション
スタートライン
インストラクション
ウォーミングアップ
ワークとのりしろ
抵抗とその対処
グループワークの矛盾とオープン・マインド
シェアリング
シェアリングの落とし穴
グループワークを支えるマインド
グループワークの進め方・まとめ
第6章 心を育てるグループワーク i-Work
本章の内容について
かかわるワーク
理解するワーク
表現するワーク
第7章 さまざまな実践
M中学校
K高校
K特別支援学校
A家庭裁判所における活動
第8章 計画的な実践
1/100 で効果を上げる
学校での組織的・計画的導入のポイント
担任の関与
リニアモデルとスパイラルモデル
授業以外での実践
資料 附表・索引
基本的コミュニケーション能力測定尺度iksy
索引
若い女性と老婆
引用文献
おわりに
『心を育てるグループワーク 楽しく学べる72のワーク』(正保春彦著)、金子書房より本日発売となりました。
従来、行われてきたさまざまなグループワークを「かかわる」「理解する」「表現する」の3つの観点から再整理し、提案しました。
その際、いずれも「楽しく」することにこだわりました。「かかわる」活動と「表現する」活動にはインプロ・ゲームを大幅に取り入れています。
全体構成は、グループワークに関する理論、ワーク集、実践事例の3点について詳述する形となっています。ワーク集はわかりやすいイラスト付きです。
実践事例としては、公立中学校、公立高校(フレックススクール)、特別支援学校(知的障害)での授業の他、非行少年親子に対する継続的な活動を具体的に記述してあります。
どんな学校のどんなお子さんでも活用できる内容です(小学校は高学年以上推奨です)。
定価2,600円+税(税込み2,808円)です。
書店または下記サイトからご注文ください。
【新型コロナ対策バージョン】スゴロクトーキングはこちらです。
スゴロクトーキング(ver8.7)のページはこちらに移動しました。
スゴロクトーキング英語版(ver8.7)はこちらです。
スゴロクトーキング・キッズ(小学生向け)は未アップです。
スゴロクトーキング、スゴロクトーキング英語版、スゴロクトーキング・キッズの各最新版(ver8.8)はこちらに収録してあります。
「高校での心理学授業」に2012年度に茨城県立結城第二高校で行った授業で翌週生徒たちに配布したプリント記録を、授業記録としてアップしました。
授業記録は私のUSBメモリの中に眠っていたのですが、先日より少しずつ当時の日付に遡ってアップしてきましたが、本日全授業のアップを終えました。
よろしかったらご参照ください。
※第16回授業だけはWordファイルが見つからなかったので、配布した資料のjpgファイルをアップしてあります。