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茨城大学人文社会科学部正保研究室

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拙著『心を育てるグループワーク』(金子書房)のkindle版が出ることになりました。

話は昨年に遡りますが、Amazonのブックレビューに拙著についての詳しいコメントが付いたのですが、その最後が「非常にお得な一冊となっているが、惜しむらくはそのサイズの大きさと重さである。私自身、いくつが現場を回る仕事をしているため、持ち運ぶのがちょっと大変である。非常に良い本なので、ぜひkindle版も出していただけるとありがたい。」という言葉で結ばれていました。

確かに、同書はB5版で全250ページとそこそこの大きさがあり、手軽に持ち運べるサイズではありません。

しかし、コメント自体も非常に好意的かつ的確ものだったので、そのことを出版社の編集さんに伝えたところ「(kindle化のことは)社内で検討してみます」ということだったのですが、なんと本当にkindle化されることになりました!

これにより、さまざまな現場で本書を活用してくださる方にとって使い勝手が向上すればとても嬉しいことです。2月発行予定です。

 

 
 

 

水戸五中でグループワーク授業をしました(実際の実施は11月12日です)。

五中での活動は今年2回目です。

第1回は「知り合うワーク」が中心に6月に計4クラスを3回に分けてやりましたが、今回は4クラスを2クラスずつまとめて1日で2限、3限と続けて実施しました。会場は前回は格技場でしたが今回は体育館です。6人の茨大生がアシスタントを務めてくれました。2クラスまとめて広い会場でやろうとするとどうしてもアシスタントの援助が必要になります。

 

今日は「身体表現」がテーマで、実施ワークは以下の通りです。

 

1.聖徳太子ゲーム

2.おもちゃジェスチャー

3.仕事ジェスチャ(一人バージョン、二人バージョン)

4.私は木です

 

時間は4つのワークで50分ぴったりです。テンポよくワークを進めて、最後はグループで感想を一言ずつ言ったらちょうどチャイム!のイメージです。

「聖徳太子ゲーム」は正確には身体表現に属するワークではありませんが、小グループでワークをする際にはじめに実施するとその後のワークがとてもやりやすくなります。

ポイントは、全員で参加すること、一人ひとりがちゃんと取り組むこと、そしてみんなで力を合わせることの楽しさを実感すること、などです。この体験がその後のワークへの心の流れを作ってくれます。

 

ここで気持ちが乗ってくれると以下の活動はスムースにできます。

「おもちゃジェスチャー」で童心に還りながら表現に取り組み、次いで「仕事ジェスチャー(一人バージョン)」でそれを高め、さらに「仕事ジェスチャー(二人バージョン)」で「協力して取り組むこと」を体験します。

その流れで最後は「私は木です」でグループ全体で協力してイメージの創造と解体を繰り返していきます。

 

この一連の流れで学校での1時間の授業はほぼ決まり!という感じになっています。

 

授業終わりの学校の先生の言葉が印象的でした。

「感動しています! この子たちがこんなことやるとは思わなかった!」

 

仕事ジェスチャー

 

仕事ジェスチャー

 

私は木です

 

私は木です

 

いつも授業時に学校の先生方に配布している授業の流れのプリントです。

小学校〜高校まで同じ内容で問題なく実施できます。

子どもたちはそれぞれの発達段階に応じて、取り組んでくれます。

 

 

新しいタイプの高校を経験した教員の変容

浅井敦子・正保春彦

茨城大学教育実践研究第40号、p.239-p254.

 

http://center.edu.ibaraki.ac.jp/doc/kiyou/40_2021/2021-239-254.pdf

 

いわゆるフレックス高校と言われる高校に勤務した教員にインタビューをして、その変容についてM-GTAを用いて分析しました。

以前のゼミ生の修士論文に共著者として連名になったものです。

オンライン学園際公開セミナー終わりました。10:30からと聞いていたけど実際は9:30からだったという情報が。よく分かりません。

今は、youtubeで見られます。

公開セミナーは事前録画の配信でしたが、配信されている最中は、休日勤務のオンラインの免許状更新講習中でした。休憩時間に配信を見てみると、同じ場所(自室)で別の話をしている自分が画面に。一瞬、局を掛け持ちしている売れっ子タレントの気分になりました(笑)

 

 

 

 

 

突然ですが、本日11月13日(土)10:30〜11:30に茨城大学のオンライン学園祭で「臨床心理学とはなにか」と題した公開セミナーを行います。

(以下ネタバレ)冒頭、いきなり講師がタイムマシンに乗る!という度肝を抜かれるスタート(笑)から始まり、臨床心理学・カウンセリングについての概説や心理師資格についての解説の後、グループアプローチに話が及び、途中3分間のインプロゲームの動画も上映されるという怒濤の展開の1時間です。よろしかったらご覧下さい。

 

 

しばらく前のことになりますが、拙著『心を育てるグループワーク』についてAmazonのブックレビューに以下のようなコメントが載りました。

正直言ってそのコメントの的確さに驚きました。

実際の本は第1部、第2部、第3部と章立てして分けられている訳ではありませんが、それぞれのカテゴリーについて冒頭部分、中盤〜、終盤〜と本質を捉えたコメントをされていて、正に私のいいたいことをズバッと突いたコメントは爽快感さえ覚えました。コメントを読みながら「そうそうそう!そうなんです!!」という心の声が炸裂しました。

特筆すべきは「終盤では〜」のところで、さまざまな現場での実践例を評価してくださっているところで、これは著者としては感涙ものです。一部の同業者の中にはやったこともないことを「こうすればこうなるはず」と連発して本を書いている人もいますが、ここで挙げたことはすべて実際にやったことです。大事なことなのでもう一度いいます。本当に全部やったんです。それが分かる人と分からない人がいるということを情けなく思ってきましたが、この方は分かる人で良かったです。

とは言うものの、末尾の本の大きさ・重さの点は返す言葉ありません。この点は全くおっしゃる通りです。

「kindle版を出してもらいたい」というご要望もいただきましたので、早速、出版社の編集さんと相談させていただいております。

「Amazonカスタマーさん」ありがとうございました!

 

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Amazonカスタマーさん

 

★★★★★  理論、具体的な方法、実践例がすべて載っている。ぜひ、kindle版もお願いしたい。

 

2021年5月27日に日本でレビュー済み

 

 集団でのワークというと、構成的エンカウンター、ソーシャルスキルトレーニング、グループワーク・トレーニングなどがあげられる。しかし、それらが用いられやすい教育現場では、個々の違いを明確に意識した活用が少ないのではないだろうか。現場はとても忙しいので、どうしても付け焼き刃的な活用になりがちだと思われる。本書の前半では、それぞれの成り立ちや目的の違いを説明してくれている。さらに著者は、これらのワークの一部が時代とズレてきている点を指摘し、インプロという方法も加えながら、現代に合わせて統合・再構成をすることで、これらワークを実践する際に共通する、新しい考え方を提示してくれている。それが「楽しくて然る後に学びがある」という考え方に集約されているが、これは、「若いうちには苦労せよ」という考え方に慣れ親しんだ世代、またはそうした世代から「若いうちには苦労しろ」と言われてきた世代にとって、目から鱗ではないだろうか。この前半部分は、グループワークに限らず、「最近の若者」を理解する資料としても有効だと感じた。
 中盤からは組み立て方のコツや注意点、各ワークの具体的な方法が載っている。各ワークの方法は、イラスト中心の解説となっており、A4一枚に収められているため、とても見やすい。各ワークは、ジャンルごとにまとめられているだけでなく、他のどのワークと組み合わせやすいかの説明もあるため、プログラムを組み立てやすくなっていた。
 終盤では、著者の実践例が載っている。これは珍しい点だと思われる。類似本では、例えるなら、筋トレやダイエット系のトレーニング本しかり、一つ一つの方法は載っているものの、どのようにプログラムを組み合わせて全体的な構成を組み立てるのかまでは説明されておらず、ゴール設定や結果のイメージが湧きにくいものが多い。そのため、摘まみ食い的な活用となり、次第に実践しなくなりがちだと思われる。しかし、本書では、複数回実施した実践例が載っており、その際の参加者の変化や効果の一例を知ることができるため、実施計画を立てる際に役立つと思われる。また、各回の紹介の脇には、著者のコメントが書かれており、そちらも実践の際のヒントとなっていた。
 非常にお得な一冊となっているが、惜しむらくはそのサイズの大きさと重さである。私自身、いくつが現場を回る仕事をしているため、持ち運ぶのがちょっと大変である。非常に良い本なので、ぜひkindle版も出していただけるとありがたい。

先日ご案内した自殺予防動画ですが、NHK水戸から取材依頼が入り、以下の日程で放送されることになりました。残念ながら茨城県限定です。

 

9/17(金) 11:30~11:54 金曜は!いばっチャオ

https://www4.nhk.or.jp/P3501/

 

9/21(火) 18:10~19:00 いば6

https://www4.nhk.or.jp/P3505/

 

先日、キャスターさんとオンラインで打ち合わせをしました。

出演されるのは茨城県公認心理師協会スクールカウンセラー専門部会長の杉江先生です。

 

(17日追記)

放送されました。

 

皆様

茨城県では子どもの自死が増えています。

茨城県公認心理師協会でも、私たちに何かできることはないかと考え、自殺予防の動画(スライドムービー)を作成しました。

 

かけがえのない命を守るためにー自殺予防のためのメッセージ

 

「毎日が苦しいと感じているあなたへ」(児童生徒のみなさん向け動画)

「かけがえのない命を守りたいあなたへ」(保護者や関係者の皆様向け動画)

 

 

「かけがえのない命を守りたいあなたへ」のうちの「4.子どもへの対応について」は私が作成しました(多分学生が見たらわかるでしょう。授業と被っているので)。

よろしかったら他の動画と併せてご覧いただき、関係者の皆様にご紹介いただけましたら幸いです。