2023年4月29日より茨城新聞の「茨城論壇」に連載を始めました。
グループワークについて書いていきます。
2か月に1度、土曜日の連載でこの後、年内は7月1日、9月2日、11月4日に掲載予定です。
令和5年度茨城大学公開講座におきまして以下の2件の講座の開講が決まりました。
8月17日(木)10時〜17時、18日(金)10時〜17時
「心を育てるグループワーク」
講師:正保春彦
会場:茨城大学社会連携センター
内容:正保著『心を育てるグループワーク』に準ずる内容ですが、昨年提案した月別実践方式に加え、短時間の実践を積み上げるモジュール方式を提案します。これにより、学校現場で負担を増やすことなく、効果的に実践することができます。
8月24日(木)13時〜17時、25日(金)10時〜17時
「インプロゲームと表現」
講師:絹川友梨さん(桜美林大学)、正保春彦
会場:茨城大学社会連携センター
内容:24日は正保がインプロゲームについて実践・紹介します。25日はそれを受けて絹川友梨さんがインプロ表現に取り組みます。
基本的に昨年同様ですが、「インプロゲームと表現」の開 催時期・開講時間が異なります(24日は13時から)。
募集日程等決まりましたら改めてご報告します。
ご参加お待ちしております。
昨年12月24日、25日に岐阜県恵那市で開催した「幸せ育む2日間」ワークショップが恵那市のホームページに紹介されていました。
おバカな写真もアップされています(笑)。
恵那市の皆さん、その節は大変お世話になりました。ありがとうございました。
県立笠間高校さんでグループワーク授業をしてきました。
笠間高校さんで授業をするのは初めてです。
今日のプログラムは手合わせ、風船ゲーム、一歩前へ!、スゴロクトーキングの4つです。
スゴロクトーキングは長年慣れ親しんだ角型スパイラルをやめて、新バージョンの曲線一周型で行いました。
従来のスゴロクトーキングでは、結婚や子ども(育児)に関する話題があったのですが、セクシュアル・マイノリティの方々には話しにくいという声がありましたのでこれを廃止しました。
また、最後が「ゴール」だと普通のスゴロクゲームのように先を急ぐ傾向があるようで、こちらも廃止して元に回帰する形にしました。
写真ではわかりにくいですが、近著で紹介する予定です(発刊が遅れています)。
写真が緑っぽいのはカーテンが緑色だからです。
就労移行支援事業所アフレッシュいわきさんでスゴロクトーキングが実施されました。
ご活用いただき、ありがとうございます。
2022年10月から土曜日に開催してきた臨床心理相談室グループセッション(全5回)が終了しました。
参加者は小・中学生4名(いずれも男児)で多くはASDの診断を受けています。
1回1時間半で中身は拙著『心を育てるグループワーク』所収のゲームを中心にみんなで遊ぶというものです。アシスタントの大学院生が2名ついています。
中心になったゲームは、他者と心の世界を重ねたり、他者の心を察しながら遊ぶというゲームで、いわば彼らが苦手とするものばかりで、なおかつ中高生を対象としたゲームがほとんどです。
でも毎回みんな楽しく取り組むことができました。
人気があったゲームは、トランプステイタス、ジェスチャーゲーム、秘密のセリフといったところ。
トランプステイタスや秘密のセリフは相手のリアクションを見ながら、自分のアクションを調整するといったもの。特に秘密のセリフは小学生にはかなり難しいし、実際なかなかできないんだけど、これが「面白い」とのこと。
今日、最終回に当たり終了後、保護者の方々と短い面談を実施したところ異口同音に言われたのは子どもたちが毎回のセッションを楽しみにしていたということ。「やらされている感が全くなくて、本当に楽しみにしていて」とのこと。
また、子どもたちは何をしたかを保護者の皆さんにはあまり言わないようで、簡単に概要をお話したところ、「家でも相手の気持ちを考えなさい」と言うんだけどあまり聞く耳がない。「子どもにとって必要なことに楽しく取り組めてよかったです」という感想もありました。
さまざまな特性を持った子どもたちに、敢えて彼らが苦手とすることをやらせわけですが、子どもたちはそれを楽しんでやっているという面白い現象です。
正に楽しむことは正義だと思いました。
子どもたちは「次はいつやるの?」と言いながら帰って行きました。
ただし、5回は十分な回数じゃなかったなと思いました。可能なら10回位必要か。さてどうしたものか。
※1月10日差し替えました。
※日程は一部変更になっています。
小学校での実践例です。
今回はサイコロトーキングで行いました。
先週の話になりますが2022年11月30日につくば国際会議場(エポカルつくば)で開催された「令和4年度子ども・若者育成支援に関する研修会」(茨城県福祉部子ども政策局青少年家庭課主催)で「心を育てるグループワーク 〜不登校を未然に防ぐために〜」と題して講演をしました。
会では不登校・多様な学びネットワーク茨城の石田佳織様、武田理良様による茨城県内の不登校に関する報告に続いて1時間半の時間をいただき、表題に基づいて講演を行い、さらに30分間の簡単なワークを行いました。
講演はグループワークに関してあちこちでお話してしているお馴染みのものですが、今回は「年間10時間をグループワークに使うことで不登校などの問題を未然に防止できる」ということを強調し、その後のグループワークでは「35(サーティファイブ)」というワーク(最高点が35ポイントになる)で、「学校で年間10時間を捻出するにはどうしたら良いか」ということについて参加者相互でブレーンストーミングを行いました。
そこで得られたトップ5の結果は以下のとおりでした。
1位(27ポイント):「月1回の昼休み・学年集会・学活での実施」
2位(26ポイント):「清掃の時間をカットする」
3位(25ポイント):「短縮授業を10日実施する」
4位(24ポイント):「朝の会、帰りの会で少しの時間でも取り入れ、毎日続けていく。学校で大きな行事として楽しむ。」
4位(24ポイント):「各教科で1時間ずつ確保できるように授業を組み立てる。」
その他、8位(21ポイント)の「絶対に必要であれば、とりあえず10時間確保してしまう。あとは教頭先生が何とかしてくれます。」も説得力がありました。
どれもなるほどと思わせるアイディアでしたが、個人的にビッグポイントが入ったのは「校長の話をやめる」(16位、19ポイント)でした。元校長としても辛いところ(笑)。