茨城大学人文社会科学部正保研究室 -11ページ目

茨城大学人文社会科学部正保研究室

研究室の活動を紹介していきます。最新の研修会情報は左カラム上側の「研修会情報」をクリックしてください。

藤代小学校さんでグループワーク授業をしました(その1)

 

11月11日(金)に藤代小学校さん1年生(23人)で授業をしました。

いろいろな学校・その他の場所でグループワーク授業をしてきましたが、小学校はあまり経験がありません。

ましてや1年生単独での授業は初めてです(1年生と6年生の異学年交流はかなり以前に行いました)。

 

さて、「何ができるだろう?」と考えつつ、基本的には『心を育てるグループワーク』から実施することとし、「手合わせ」、「風船ゲーム」、「一歩前へ!」、「さいころ・とーきんぐ」を実施しました。

 

1.手合わせ

グループワークの初めに実施することの多いワークです。

通常は1回、2回、3回、4回、5回と増やしていき、5回まで行くと、今度は4回、3回、2回、1回と減らしていきます。

一度に通しは無理だろうと考え、まずは1→5回だけを実施することにしました。が、これがなかなか難しい。

まずは2人1組のペアを作るところで時間が少々。

ペアができてもなかなか2人のタイミングが合いません。できるペアはできるのだが、難しいペアも結構ちらほら。よくあるパターンだけど手を合わせるタイミング・強さの調整が難しい。

まあ、中学生でも難しい子は結構いるので、そこは無理ないか。

5回→1回はかなり困難。

本当は4人1組、8人1組とやろうと思ったのですが断念。

 

2.風船ゲーム

手合わせで8人グループを作った後、風船ゲームを、という流れを考えていたのですが、手合わせを途中で断念したので、グループ作りから。

口頭で「3つのグループに分かれて」と言っても子どもたちはできない。

見かねた見学の先生が「1号車、2号車、3号車!」と言うと、なんとか3グループに。手伝っていただいて助かりました。

風船を見せただけで子どもたちは一気にハイテンションに。

「これは普通のやり方は難しいだろうな」と考え、急遽、ルールを2つ導入。

ルール1:座ってやること。

ルール2:続けて風船には触らない。

このルールを確認してから実施しましたが、それでも子どもたちは一気にハイテンションに。

いつの間に立ち上がる子、続けて風船に触る子、「一度も触れない」と泣き出す子…と混乱状態に。

でも見方を変えると盛り上がってはいるのでしばらく様子を見たところで、風船ゲームは終了に。

「おしまいだよ〜」と言うと、案外抵抗なく、終了。

 

3.一歩前へ!

風船ゲームのグループのまま、少し大きめの輪になって実施。

はじめに大人数人で輪になって演示。やり方は示せたが、「何を言うか」を具体的に例示してないことに気づき、黒板にいくつか書き出したが、「好きなもの」が言いやすいかなと。はじめに大きな紙に書き出しておけばよかった。

2〜3周回ったところで終了。

 

4.さいころ・とーきんぐ

スゴロク・トーキングをバラしたサイコロ・トーキングをさらにひらがなにして、内容も一部易しくして実施。

みんな積極的に取り組んでいました。プリントを手に持って読み上げようとする子が結構いて、みんなに見えるようにね、という指示を何回か。

 

少し、時間は延長になりましたが、最後は楽しく、みんな笑顔で終えることができました。

 

もう少し「1年生」ということで準備しておけばよかったと反省。

 

 

 

8月22日・23日に茨城大学公開講座「心を育てるグループワーク」を開催しました。

同名の拙著および茨城大学授業に準じた内容のワークショップです。

今年は中学校〜高校での毎月1回年間計10回の授業を想定し、その内8回の授業を体験し、解説を加える形で行いました。

関東一円からご参加いただき、充実した時間を過ごすことができました。新学期を控え、さまざまな場面で活用されることを期待します。

 

今回行ったワーク(目的)は以下の通りです。

 

8月22日(月)

第1回(4月:学級開き・他者理解)

・風船ゲーム

・手合わせ

・一歩前へ!

・サイコロトーキング

 

第2回(5月:ソーシャルスキル・発声)

・聖徳太子ゲームA

・聖徳太子ゲームB

・ボリュームアップ

・声合わせ

 

第3回(6月:ソーシャルスキル・アイコンタクト)

・ボールゲーム

・私あなた

・目が合ったらジャンプ!

・トランプステイタス

 

第4回(7月:ソーシャルスキル・対人スキル総合)

・はじめてのお使い

・人間コピー機

 

8月23日(火)

第5回(9月:身体表現)

・おもちゃジェスチャー

・仕事ジェスチャー

・仕事ジェスチャー2人バージョン

・私は木です

(追加課題:Bang!、上下ドン!)

第6回(10月:言語表現)

・知ってるよ!

・それはちょうどいい!

・ワンワード

(追加課題:空いたイス取りゲーム)

 

第7回(12月:共感力・他者視点1)

・5つの扉

・お見立て

・私は有名人

 

第8回(1月:共感力・他者視点2)

・何やってるの?

・秘密のセリフ・I

・秘密のセリフ・Y

・秘密のセリフ・F

 

標記公開講座のお申し込み締め切りまであと1週間です。

講座の開催日は8月22日(月)、23日(火)ですが、間にお盆休みが入るため、学内手続き上締め切りが早めになっています。

尚、当初締め切りは7月29日(金)でしたが、8月3日(水)に延長してあります。

お申し込みはどうぞお早めに!

2022年8月22日(月)、23日(火)の2日間、茨城大学水戸キャンパスで「心を育てるグループワーク 楽しむことから始めよう!」の公開講座を開催します。

新型コロナ禍のため3年ぶりの開催となります。

「心を育てるグループワーク」は従来行われてきた各種のグループワークを「かかわる活動」「理解する活動」「表現する活動」の3つに集約・再編し、学校現場などにおいて実施しやすくアレンジした総合的グループワーク活動です。

講座では各種のワークを2日間で計約30件ほど体験していただきます。

その上で、活動の背景にある理論や、実際の運用に関するマインドの他、各種Tips、実践事例等について解説を行います。

各種のワークは正保著『心を育てるグループワーク』(金子書房)に準じて行われ、活動に必要なプリント類は同書に掲載されていますので、2学期開始後すぐに活用することができます。

どうぞ奮ってご参加ください。

申し込み最終締切りは8月3日(水)です。

 

 

 

〔参考〕2020〜2022年度の「心を育てるグループワーク」実践校

小学校:茎崎第三小学校

中学校:大宮市立第二中学校、水戸第五中学校、岩間中学校

高校:水戸二高、水戸三高、佐和高校、大洗高校、茎崎高校、筑波高校

笠間市立岩間中学校の家庭教育学級(1学年)でグループワークをやりました。

 

1年生約100名とその保護者さん約30名の計130名です。

蒸し暑い中、人数が多く、体育館での実施ということに加えて、保護者さんもおられて少々シビアな条件の中での開催となりました。

 

1.手合わせ

もうおなじみの活動ですが、上記の条件もあってなかなか息がそろいにくく、相手を変えたりしながら少しずつ人数を増やし、2人、4人、8人までやりました。

 

2.一歩前へ!

8人までいったところでゲームをチェンジして1歩前へ!です。自分のことを一言紹介しながら一歩前へ出て、同じ特徴の人も一歩前へ出ます。2〜3周回ったところで、「自分以外に1人だけ出る特徴」に挑戦。悩みながら取り組み、時折歓声も上がっていました。

 

3.サイコロトーキングで究極の選択

ここまでは流れでグループを作りましたが、ここでトランプを使ってグルーピングをします。

生徒4人と保護者さん1人の計5人のグループを作ります。その際、親子は同じグループにはならないものとします。

 

究極の選択をサイコロトーキング形式でやりました。

通常の1枚シート形式だと、「上がり」に意識が行きがちで途中のプロセスをあまり楽しめない気がしての変更です。

 

今回は全部で4つのステージで構成し、内容は以下のとおりです。

 

ステージ1:旅

ステージ2:職業

ステージ3:お金

ステージ4:結婚と子ども

 

似たような課題にスゴロクトーキングがありますが、スゴロクトーキングの内容は親子だと既知の内容がかなり含まれます。

これに対して、究極の選択の狙いは「価値観の相互理解」ですが、これを実の親子でやった場合、新しい発見があるかもしれませんし、ないかもしれません。

でも、よそのお子さん(親御さん)とやることによって新しい視点が生まれる可能性が出てきます。

実際、今回やってみて、「自分の子どもは娘だけど男の子はこんなこと考えてるんだ」といった感想がありました。

単なる「講話」の家庭教育学級とはひと味違った体験になったのではないでしょうか。

 

一歩前へ!

一歩前へ!

スゴロク究極の選択

スゴロク究極の選択

スゴロクシート

(今どこをやっているか、遠くから見て分かる、というメリットもあります。用意するのが大変ですが)

水戸第三高校で今年度第5回(最終回)のグループワーク授業を行いました。

 

今日は、最終的に「私は有名人」を実施するのが目的で、そこへの流れを順に作っていきます。

 

1.手パチン!

人で向かい合って両手を差し出して喋りながら相手を油断させ、隙きを見て下の手が相手の上の手を叩きます。

はじめ隣同士2人でやって、それからトランプを使って3人1組になり、今度は3人で三角形の形に立ち、右の手が上、左の手が下という形で同様に行いました。

 

2.お見立て(クイズ)

相手を何かに見立てるゲームですが、今回は初めての実施形式にチャレンジしました。

3人1グループになり、1人(Aさん)がクイズを出します。クイズの答えは任意の適当な有名人とします。

Aさんはヒントを5つ出しますが、最初はほとんどわからないところからヒントを出し、5つ目でわかるようにするのがポイントです。

 

【例】(ある人を心の中で決めます)

ヒント1:「政治家です」      「岸田さん?」

ヒント2:「外国の人です」     「バイデンさん?」

ヒント3:「ヨーロッパの人です」  「ええ〜! 誰だろう? わかんない!」

ヒント4:「軍事侵攻」       「あ、プーチンさん?」

ヒント5:「Tシャツ」       「わかった! ゼレンスキーさん!」(正解)

 

本日の最終目的の「私は有名人」はわかりやすいヒントを出すとすぐに答えがわかってしまい、ゲームとして成り立たないので、「間を持たす」ための練習です。

 

3.お見立て(セリフ)

2.と同じですが、ヒントは全部セリフにします(40秒)。

【例】

「最近、大変ですね〜。毎日忙しそうですね。今年の2月頃から急に忙しくなりましたね。毎日インターネットで世界中の人と話をして…。こんな大変な戦争になるとは思ってなかったんじゃないですか。プーチンさんが急に攻めてきたから…」(正解は2.と同じ)

 

4.私は有名人

3人一組で有名人のカードをそれぞれが頭上に載せます。相手のカードは見えますが、自分のカードは見えないので自分が誰かはわかりません。その状態で、相手をその人とみなして会話をし、少しずつヒントを出し合いながら自分が誰かを考えます。

 

みんな悩みながら盛り上がっていました。

 

 

 

 

【日時】

令和4年7月13日(水)16:00~

茨城大学人文社会科学部講義棟15番教室

 

【参加方法】

新型コロナウイルス対策のため、茨城大学学生は、対面またはMicrosoft Teamsによるオンライン参加

学外者の方は、Microsoft Teamsによるオンライン参加のみ

※対面で参加される方は、マスクの着用をお願いいたします。

 

オンラインでの参加者は、7月8日(金)までに以下のURLからアンケートに回答をお願いします。アンケートに回答後、Teamsへの招待メールをお送りします。(以下のアンケートに回答するにはMicrosoftアカウントが必要です。)

※対面で説明会に参加する場合には、以下の登録は不要です。

 

 

 

 

 

 

Microsoft Teamsによる参加にあたっての注意点

・Teamsの使用には、かなりの量のデータ通信量が必要となりますので、Wi-Fi等の環境下での視聴をお勧めします。

 

・アンケート(Microsoft Forms)への回答はMicrosoftアカウントが必要ですので、アカウントがない場合には作成をお願いします。Microsoftアカウントには、キャリアメールは使用できないため、Gmail等をご利用ください。

 

・アンケートに回答後、7月11日(月)頃に、回答いただいたメールアドレス宛に、説明会への招待メールをお送りしますので、説明会当日に当該メールから会議へ参加をしてください。

 

・茨城大学生以外の外部からTeamsの会議に参加される方には、招待メールとは別に説明会当日に説明会資料(PDF)をメールでお送りする予定です。

 

問い合わせ先:茨城大学人文社会科学部学務グループ

メールアドレス:hum-gakumu@ml.ibaraki.ac.jp

 

         TEL:029-228-8106

 

水戸三高で絆プロジェクトのグループワークを行いました。

今回は、上下ドン!、知ってるよ!、それはちょうどいい!を経て最後はワンワードです。

これで同校今年度第4回目です。

今回も前回に続き2クラス同時授業ですが、生徒さんの半数を入れ替えて、2クラス合同形式で行いました。

今日はすべてのワークを3人1組で行いました。トランプを使って3人1組を作り、2件目のワークと3件目のワークの間で3人1組を作り替えました。生徒の皆さんも慣れてきて、特に支障なく対応できています。

8クラスを1日で2クラスずつ計4回、約300名の生徒さんたちに授業をするのはなかなか大変ですが、お陰様で生徒さんの人間関係も良好、特に長欠も発生していないとのことです。

次回、第5回で今年度の最終回です。

 

上下ドン!

 

ワンワード

6月11日(土)と12日(日)に2022年度茨城大学公開講座「インプロゲームと表現」開催しました!

コロナ禍のため3年ぶりの開講です。

久し振りの懐かしい顔、フレッシュな顔が集まりました。

2007年の第1回から数えて通算13回目で、講師はおなじみ絹川友梨さん(桜美林大学)と正保です。

 

今回特に強調されたのは「相手から受け取って創る。」

自分の中からアイディアを絞り出すのではなく、自分の外の環境から受け取って創ることに取り組みました。

最後に行った二人羽織は第1回以来の実施でした。懐かしい〜。

皆さん、友梨さん、ありがとうございました〜。

 

体を伸ばして

 

もっと伸ばして

 

手足を動かして

 

トイレ大爆発!

 

ヒッチハイク

 

相手から受け取ります

 

二人羽織のウォーミングアップ

 

責められている?

 

秘密の告白が…

 

【感想】

・対面でできて、すごく嬉しかったです。

・楽しい時間をありがとうございました。たくさん笑いました!

・目の前のアイデア、出てきたもの、人とつながったことが面白かったです!

・ステイタスでエラそうにするのが難しかったです。ついつい遠慮がちになりやすいです。

・自由でいていいし、力を抜いていいと思いました。

・やればやるほどチャレンジすればするほど柔くなる自分に驚いています。楽しく、笑って、うれしい気分になれます。

・常に笑い合ってワークができてとても楽しいです。間違ったことをしちゃっても笑って巻き返せるのが良かったです!

・セリフ(言葉)なしの方が相手のすることなどに集中し、余計なことを考えずに演技できていいナと思いました。

・正保先生、絹川さんにお会いできて嬉しかったです。

 

次回公開講座は2022年8月22日(月),23日(火)の「心を育てるグループワーク」です。

詳細が決まりましたらまたご案内します。

大阪のECCコンピュータ専門学校さんがホームルームでのクラスワークでスゴロクトーキングを実施されました。

週一回のホームルームで、学生さんたちが親睦を深めて仲良くなれるクラスワークを行っているとのことです。

ご活用ありがとうございます。