神道というものは宗教ではなく日本発の規範的生活哲学だというのが僕の見解でありまして、神道の考えをわりと気にっております。で、ごくたまにではありますが、神社に行くのも嫌いではありません。

いくつか贔屓にしている神社がありまして、当然のことながら伊勢神宮が別格にして最高なのですが、より近いところだと箱根神社がイイですね。東京だと昔から赤坂の日枝神社にたまにお参りしております。

天気が素晴らしかったので久しぶりに日枝神社にいってみたのですが、この日はたまたま建国記念日だったので境内は参拝客でとてもにぎわっていました。



ここがそこ。




紅梅白梅の図。


ありがたくおふだを頂いた後、すぐ隣にありますキャピトル東急ホテルのレストラン、オリガミで喫茶休憩をいたしました。






ここがそこ。

キャピトル東急ホテルは昭和時代の名ホテルで、僕も20年ほど前までは頻繁に利用しておりました。当時はオリガミはもちろんロビーフロアのラウンジが素晴らしく大好きな場所で、色々な記憶がつまっているのですが、10年ほど前の改築の後はすっかり雰囲気が変わってしまい、しばらく足が遠のいていました。今回久々に来てみると、これはこれでいい感じだなあと思えるところもありこれからはまたちょくちょく来ることにします。

ということで、電通の安田部長、いかがでしょうか?
仕事から仕事へと営業車で移動中の昼時とか、一通り仕事が終わって帰宅したものの一人で食事をしなければならない、こういう時に食事をする場所として最適なのは僕の場合なんといってもファミリーレストランです。

大学は出たものの実質的に無職で暇をもてあまし、日がな一日 ふらふらしていた若い頃はしばしばファミリーレストランでハンバーグランチを食べていました。昔から僕にとってはファミリーレストランはファミリーで行く所ではなく一人で食事をするシングルレストランなんですね、ええ。

この日も出張から羽田空港に戻って参りまして、停めておいた営業車を駆ってスカッと帰宅。首都高環状線が開通してから羽田が近くなってありがたいことです。で、この日は家に誰もいなかったので近所のデニーズにしけこんで夜ご飯ということになりました。当然ですけど。もちろん注文したのはハンバーグ定食。あたりまえですけど。

シングル用途のファミリーレストランとしてすぐれているのはデニーズとロイヤルホストです。なぜかというとこの二つにはカウンター席があるから。営業車で行くシングルレストランの食事はカウンター席に限ります。



ここがそこ。デニーズ。

サイゼリアとかもいいのですけれど、残念ながらカウンター席はございません。労働者の食事はカウンター席でないとイイ感じのグルーヴが出ないんですね、これが。

この人も「あー疲れた疲れた」とか言いながらデニーズのカウンター席に腰を下ろし文庫本など読みながら(行儀が悪くて失礼)ハンバーグ定食をかっこんでいると、労働のあとの充実というか勤労の喜びとでもいうようなポジティブな感情がじわじわと押し寄せてきます。何とも言えないイイ気持ちなんですね、これが。

ビバ、労働! ビバ、ひとり!
コーラやペリエやガス入りミネラルウォーターなどの炭酸飲料はあまり好きではないのですが、例外はレスカ、すなわちレモンスカッシュ。スカッとさわやかな風味がたまりません。僕はお酒が飲めないのでレストランで食事のときはしばしばレモンスカッシュを注文致しますし、午後のリフレッシュメントの飲みものとしてもレスカは最高です。

最近は様々な銘柄のレモン味炭酸飲料が発売されているようですが、先だって広島に行ったとき、便がいつもの全日空ではなく日本航空だったので帰りの空港でラウンジが利用できず、売店で何か飲み物でも...と物色していましたら、瓶入りのご当地レモンスカッシュを発見。まよわず買って試してみたところ、出張で疲れた体に染み渡るおいしさでした。



これがそれ。

僕はこれまで試してみたなかでベストのレスカは、銘柄の名前を忘れてしまったのですが、箱根の温泉に行った時に飲むやつ。いつも行く旅館に置いてありまして、温泉上がりの食事の時に喜んで飲んでおります。これもご当地レモンスカッシュなのでありました。

もうひとつ、炭酸飲料で子供の頃からたまらなく好きなのかクリームソーダ。これ誰が思いついたのかしりませんが、メロン味のソーダとアイスクリームの取り合わせが実に秀逸です。

ジムを出たところにある上島珈琲でトレーニング終わりに飲み物をいただくのが日々のちょっとした楽しみなのですが、これまでは黒糖ミルクコーヒーMサイズの冷たいのをいつも注文しておりました。ところが、うかつにも見おとしていたのですが、ここにはクリームソーダもあることを先日発見し大喜びで飲んでみました。



これがそれ。

わりと値段は高いのですがここのクリームソーダはめずらしく本格派のそれで、本物のメロン果汁を入れたソーダを使っております。大阪は千日前の名店「アメリカン」の古式ゆかしいクリームソーダもイイのですが、こちらは実にまろやかで上品な味。トレーニングと水泳の終わったあとの疲れた体に甘味がしみわたり心の底から幸せな気持ちになります。例のさくらんぼもきっちりトッピング。僕の知る限り最高のクリームソーダでございます。

ということで、電通の安田部長いかがでしょうか。
昼どきにさてスパゲッティでも作って食べるかなという時、たまには何がほかのでもやってみるかなと一瞬頭をよぎるのですが、どうしても食べたくていつものを作ってしまいます。すなわちオリーブオイルでガーリック(「ビバ!ガーリック」を使用。当然ですけど当たり前ですけど)、鷹の爪の細切りを炒めたのに紫蘇のみじん切りを大量に投入、そこに 少々の魚醤をくわえわりと太めのスパゲッティを念入りに絡めます。



これがそれ。

家で作るぶんにはどう考えてもやっぱりこれがいちばん美味しくてイイね!アツアツのうちに一気に食べましょう。

ドライパスタはなりゆきでディチェコ銘柄のを使い続けているのですが、さがせばおそらくもっと美味しいのがあるような気もするのですがめんどくさくてディチェコのフツーのを使い続けています。パッケージに表示されている茹で時間マイナス2分ぐらいがちょうどいい。

イタリアで仕事をしていたときにその辺で食べるパスタ(料理というかパスタそのもの)がなんでこんなに美味しいのかと不思議に思ったものですが、当地の友人、コラード・モルテニ氏に言わせると「水が違うのではないか」とのこと。そんなこともないと思うのですが、使っているドライパスタはごく普通のものなのになんでこんなに違うのか、その辺がいまだにどうしても分かりません。
この日は名古屋方面へ出張の仕事。早朝に起きて新幹線に乗り、名古屋から東海道本線に乗りかえて刈谷駅に着き現場に入ったのが8時45分。9時から16時まできっちり仕事をいたしましたよ。

10年ほど前であればこの程度の仕事は体力的には何の問題もありませんでした。ところがこの歳になってみるともういけません。名古屋から帰りの新幹線に乗った時にはわりとフラフラになっていました。

ここで取り出したるは使い捨ての温熱アイマスク。疲労でよどんだ時にこれを10分ほど使用しますと目と頭がすっきりしてイイね。昨年から愛用しております。

そのうちにうとうとと寝てしまい、出張外の新幹線で疲れてうたた寝している典型的なハゲおやじの仲間入りを果たしました。30分ほど眠るとスッキリしまして、この辺、働きざかりのハゲおやじは回復もわりと早いんですね、ええ。

で、新横浜について通路を出口へと移動していたところ、やはりうたた寝しているおじさまで姿形になんとなく見覚えのある方がいらっしゃいました。あれ?と思って近づいてみると、それは旧知のOさんでした。

不思議なものでありまして、何回も偶然に遭遇する方というのがごくたまにいらっしゃるのですが、僕にとってOさんがそういう人であります。しばらく前に新丸ビルの駐車場に営業車を入れようとしたところ反対側からOさんの車が出てきてばったり、ということがありました。

Oさんの車にはわりと顕著な特徴がありまして、いつだったか西銀座の駐車場に車をとめて降りると、3台先にOさんの車がとまっていたこともありました。

その言動から僕はこのOさんのことを深く尊敬しておりまして、そういう気持ちが既知との遭遇をまねくという気がいたします。
『好きなようにしてください:たった一つの「仕事」の原則』という本がダイヤモンド社から発売されました。

好きなようにしてください―――たった一つの「仕事」の原則/ダイヤモンド社

これがそれ。

仕事と仕事生活に対する構えについての僕の考えを、例によって延々と書き綴った本でございます。とりあえず絶賛在庫中につき、お読みいただければ幸いです。

電通の安田部長、いかがでしょうか?

なぜか家に誰もいないので機会があったら是非やってみようと思っていた超豪華一人晩餐会を挙行いたしました。ここにご報告いたします。



これがそれ。

前菜に柿ピー→次にサッポロ一番カップスター(日清のカップヌードルも美味しいのですがこれまたeeなあ! 食べたその日から味のトリコにぃートリコになりました)→メインディッシュは東洋水産謹製マルちゃん赤いきつね→デザートはハーゲンダッツの棒付きアイス。

銀座のロオジエの高級ディナーよりも(食べたことないけど)こちらの方が僕にとってはよっぽど精神的に高級しにて上等。大人になってよかった!

健康に悪影響がありますので大人の方はくれぐれも真似をしないでください。こればかりは電通の安田部長にもお勧めいたしません。
とにかく運動が嫌いで普段は走るどころか歩くこともいたしません。したがいまして僕の生活におきましては最低限の健康維持するためにジム通いが必須となります。今週も4回ほどいつものジムに行きました。

ウエイトトレーニング→ストレッチ→マッサージチェアで至福のひととき→プールで水泳→お風呂→サウナ→水風呂で体を冷却→シャワー→歯磨きをして服を着てジムを出る→出たところにある上島珈琲店で冷たい 黒糖ミルクコーヒーMサイズを飲む、このルーティンをひたすら繰り返しているわけですが、昨年のとある日サウナで一緒になった方が耳に何かの器具を装着しています。お尋ねしたところソニーから出ているスポーツ時装着用のミュージックプレーヤーとのこと。お風呂屋さんのはもちろんプールでも泳ぎながら聴けるそうです。

黙々と筋トレをしているときやサウナに入っているときはわりと退屈なものです。これはいいと思い即座に購入しました。



これがそれ。

さすがにプールで泳ぐときは使ってないのですが、昨年からジムやサウナではこれで音楽を聴いています。本体とヘッドフォンが一体になっているのでわざずらわしくなく実に便利ですね。さすがソニー、目のつけ所がシャープです。

サウナに入って10分も過ぎると汗が全身からどくどくと溢れ出してきてやるせない気持ちになるものですが、その瞬間にプレイリストからジェームス・ブラウンの名曲Cold Sweatが流れてこようものなら何とも言えないイイ気分。サウナにほかの人がいない時はひそかに踊っています。

この年になるとこの手の日々の小さな幸せが何よりも大きな幸せになるんですね、ええ、これホント。

ということで、電通の安田部長いかがでしょうか?
投稿写真

早い時間に空腹の極限で訪れるのに最適なのがギロッポンの交差点にありますシシリア。東京ミッドセンチュリーフィーリング漂うナイスな昭和レストランでございます。

僕は40数年前からここが大好きでありまして、中でも大好物がグリーンサラダ(写真)→ミックスピザパイ(ピザに非ず。あくまでもピザパイ) →バジリコスパゲティー→マッシュルームピラフ→子牛のカツレツガーリックソースというプログラム。先日も17:00からこれをお願いしました。お腹一杯!さらにナポリタンも食べたかったけどやめておきました。

僕が子供の頃は壁じゅうに落書きがしてあるほの暗い空間でしてそれが何とも素敵だったのですが、改装後はわりとフツーのレストランの風情。ただしメニューは変わっていません。マダムシシリアの美貌も健在で喜ばしい限りです。

東京ミッドセンチュリーイタリアンの大御所は飯倉のキャンティですがこちらは値段も大御所なので本当に思いっきり食べるとかなりの贅沢になります。その点シシリアは早い安い旨いの三拍子揃っていてバラシース。

電通の安田部長、いかがでしょうか?早い時間でないと確実に並ぶのでご注意ください。

投稿写真

2014に出した『「好き嫌い」と経営』の台湾香港澳門バージョンを出したいという話を出版社経由で聞いていて、その後音沙汰がないのですっかり忘れていたところ、実は昨年8月にすでに出版されていたことが判明しました。前にも僕の本の翻訳を出してくれた中国生産力中心から。タイトルは『温掌這様故生意』。好!