SF映画 | 白鹿庵(hakuroan)

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思いつくまま、気の向くままの千鳥足のブログです。

 SF・・本も好きですが映画も大好きです、本も映画も面白い方がいい、当然SFは面白い、SFと聞いただけで面白そうと・・条件反射・・パブロフもびっくり。


 SF映画、何を最初に思い出しますか?私は断然

          「ブレードランナー」

あの雰囲気は正にSF・・・昭和40年代に読んだ

          SFマガジン   早川書房

の世界、SFマガジンを読んで私の頭の中で広がる世界、そんな感じです。


 「ブレードランナー」の世界、普通の写真に見える、が・・・何ともアナログな(そう見えます)機械でどんどん拡大されて、ミクロの世界まで映し出す・・・超技術が日常の世界、人造人間レプリカントの完成度の高さ・・・に比べてレプリカントの一つ一つの部品のいい加減な感じ・・・すべてがSF好きの私の心をとらえます。


 労働力不足を補うために造り出されたレプリカント、だんだん数が増え、必然的に起きる不平不満によって引き起こされる反乱、人間社会への進入・・・これを阻止するための追跡者との戦い


 後半の、レプリカント(ルドガー・ハウアー)と追跡者(ハリソン・フォード)の戦い

死闘の末圧倒的に強いレプリカントが、極端に短い自分の寿命がやがて尽きるのを感じ追跡者の命を救う、そして彼の命が尽きるとき手にしていた白い鳩を空に放す、自由の空に舞い上がる鳩・・・命・・・


 最高の場面です、感動の場面です・・・それとあの謎の女性、追跡者に保護された美貌の女・・・人間か、はたまたレプリカントか・・・折り鶴の演出もにくい!!


 

 今日本でも労働力不足になると危ぶむ声が、レプリカントならぬ外国人労働者の大量受け入れだの移民の大量受け入れだのと、声高に主張する政治家がいるようですが大丈夫でしょうか、労働力どころか、やれ生活保護だ・失業保険だ・払ってもいない年金を寄こせだの。


 今でも大変なのに、もっと増やしてどうする・・・てな感じですが。

        で一句

              移民入れ 棄民をするか 日本国

                          白鹿庵

 外人(移民は日本籍になるのでしょうが)には何かと優しい日本政府、外人の大量受け入れで新たな圧力団体を自ら作ってどうする、何か新たな利権でも・・・