1976年・秋 創元推理文庫・東京創元社・・・また出てきました、二つ折りのリーフレット、1976年9月~11月の新刊案内です。
まずは、ミステリ部門・・・ミステリーではないかですって・・いえ、そのまま書き写しています、私A型です、その辺は細かい・・融通が利かない、うっかり間違う以外は間違いはしません。
紹介してある作品は
ミステリ部門
クリスチィ チムニーズ荘の秘密 320円
カー 絞首台の謎 280円
アルレー 死ぬほどの馬鹿 220円
怪奇、冒険、ロマン
トゥエイン アーサー王宮廷のヤンキー 480円
SF部門
地底世界シリーズ
バロウズ 石器の世界ペルシダー 320円
等です、割と少ない・・・作家の名前が無愛想だな・・・と思います。
この中の怪奇・・・で紹介されている
アーサー王宮廷のヤンキー
私は、ハヤカワ・SFシリーズで持っています、トゥエインと無愛想に紹介されている作家はあの有名な、「トム・ソーヤー・の冒険」のマーク・トゥエインです、ハヤカワ・SFシリーズでは著者名は、
マーク・トゥウェイン
となっています、いったいどう発音するのか早川さんに聞いてみたい。
作家の名前、ハヤカワと創元社では違っていることもよくあるようで・・・
この、「アーサー王宮廷のヤンキー」題名からも想像できますが、そう・・・タイムトラベルものなのです、なんと!!あのH・G・ウエルズの「タイムマシン」よりも6年も前に発表されたものだそうです。
内容を一寸ばかり紹介します。
けんかをして頭を殴られた主人公、意識を取り戻すと・・・なんと!!19世紀のアメリカから6世紀のイギリスへ、伝説のアーサー王宮廷へと時空間を移動していた。
伝説の騎士たちのモラルは・・・正義感の正体は・・・等々と言った内容だったと思います。ほとんど忘れています・・・
でも決して堅い内容ではありませんユーモアたっぷりの物語です。
で・・・リーフレットの欄外に
※諸経費高騰により、定価の改正を余儀なくされております。ご了承ください。
なんて書いてあります。
さて現代、株価も9000円台に持ち直してきたようです、でもニュースでは景気対策は無駄遣いが多すぎる等と渋い顔で言っている鳩山(兄)さんのニュースの方が主流のように感じます、解散間近のような報道です、せっかくの明るいニュースだと思うんですが・・・
で一句
支持率を みるたび思う ダレルハフ
白鹿庵
捏造、隠蔽、等々やり放題のプロ集団、マスコミには不要の本ですね。
そう「統計で嘘をつく方法」若い頃に読みました、例によって内容は憶えていません・・・