ちっともかわいくな~いワイン | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


ピノ・ドニス「ラ・テスニエール」AOCトゥーレーヌ ルージュ 2004
購入日    2006年1月
開栓日    2006年5月4日
購入先   Alcoholic Armadillo
インポーター コスモ・ジュン
購入価格   2800円

ピノ・ドニスというロワール地方固有のブドウで造られたワインだそうな。
黒っぽいガーネット色で、香ると何となく土臭い。知らずに開けたら、あまり出来の良くない
ガメイと思ったかも。

舌触りも、まるで洗練されていないようでざらつくし、やっぱり土臭い。
酸味が現れてくるまでにはかなり時間がかかりそうである。
苺系の香り、というのは確かにあるのだが、これのどこにスパイス系の香りがするのかな~、
よく分からないな~。

ooisotaroさんのコメントを探してみたら、ありました。
やっぱりこの人、わたしより先に飲んではるわ。

え?なになに?3日目まで引っ張った?
確かに、初日は愛想ないからもう少し待とか。

で、翌日、酸味がほんのり出て、ちょっとは色気も出てきた??
3日目は、さらにもうちょっと酸っぱくなっているが、やっぱり初日の土臭い感じは変わらず。
ガメイに似ているが、香りは何となく低空飛行していて、気分も舞い上がらないな~。

結局どこがいいのかよく分からなかった。わたしにはちっとも魅力的ではないワイン。
こちらにある亀屋酒店(Alcoholic Armadillo)猪俣専務のコメントとはかなり印象が違うなあ。
自然派の造り手だから、きっとボトル差も相当あるだろうとは思われるが。

このワイン、わたしのキライな言葉「好みの問題」で片付けていいのかどうか。
「ブルックナーは山師である」と断言できるような人間と、わたしとは本質的に違うのだが、
何か気付いていないところでもあるのだろうか?

ま、しばらくしてからもう1本開けてみよっと。