ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る

このブログは 「ワイン遍歴の終着点はブルゴーニュである」と
密かに確信しつつあるワイン好きのひとりごとである。

高名な評論家が何を言おうが 権威ある本に何と書かれてあろうが
そんなことは知ったことではございません。
信じるのは自分の五感のみ。
これは 長年音楽を聴いてきた経験からの自負である。

売らんがための美辞麗句はどこにでも存在する。
わたしは誰にも媚を売る必要がないから 駄目なものは駄目とはっきり書ける。
ただ 自分の未熟さを反省する謙虚さだけは失いたくない。

読者を増やす努力は一切しない。
ランキングにはまるで無関心。
読者のためのバイヤーズガイドを目指さない。

音楽を語ると敵が増えるが、酒を語ると友が増える。
今日もひとりでブルゴーニュを開栓して ひとりごとを語り始めよう。

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最近は外食時にワインを注文することはめっきり減っている。

基本的に持ち込みができないコンヴィヴィアリテで、価格とにらめっこしながら

店のブルゴーニュなどを開けることがあるが、そんな機会は多くない。

 

2週間前にMBSのパーティーの帰りに、梅田のかっぱ横丁入り口にあるワインバー

リエゾンに大阪国際がんセンターの総長と部長の3人で立ち寄り、

クレマン1本とグラスの赤ワインを飲んで帰った。

 

大阪国際がんセンターの総長というととんでもなく偉い人みたいだが、

30年前からの飲み友達(先輩)だから今でも言いたい放題だ。

 

ここは元グラスハウスのソムリエだった伊木さんの店だから、マニアックなワインもある。

リーゾナブルな価格で満足のいくワインだったが、プロのチョイスだった。

 

昨晩恒例の研修医対象の保険講習会があり、講習会終了後に

おっさん医師5人と20代の研修医5人とともに天王寺のワインビストロに行った。

わたし以外のおっさん医師4人は、全員泣く子も黙る大阪府の保険審査委員である。

 

気さくな店で、ガラス張りのセラーにはわたしが普段は飲まないようなワインがずらりと並ぶ。

最初に全員でビールを飲んだあと、若い店主と相談しながら、10人で3種を2本ずつ開栓した。

 

イタリアの赤

濃くて重くて果実味豊富で甘い。

若者には受けるがおっさんからはやや不評。

質の良いワインだが、わたしも多くは飲めない。

 

チリのピノ・ノワール

ブルゴーニュのACブルゴーニュに似る。

若者に受けたかは不明だが、おっさんには好評。

これならわたしも杯が進む。

 

スペインのカヴァ

順序が逆みたいだが、3番目に泡を開栓。

店長の勧めで、ジュラのシャルドネではなくカヴァにしたが、嫌な予感が的中してハズレ。

しかしこの時点では宴がたけなわで、おっさんも若者も酔っ払っていて苦情は出ず、

後悔したのは自分だけ。

 

庶民的な店で料理などは良心的だが、ワインの価格は3500円、4500円、4500円で、

カヴァなど1000円程度で買えることを知る者にとっては安くはない。

やっぱり外で飲むワインはひどく高いなあと思うし、到底満足できない。

ビールや日本酒を飲む機会が増えるわけだ。

 

最後のカヴァのあとくちが悪くて不快なので、帰ってからウィスキーのロックで口直しをした。

持てるものの放言だが、やっぱり外では生ビールで押し通し、

高級ワインを家でこっそり開ける方が幸せだ。

 

 

 

 

 

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完成間近の実家 室内はほぼ工事完了 外構工事中  2017年8月26日撮影

 

8月12日頃足場がはずされて本体だけになった。

ノッペラボーに見えるのは裏側だから。

 

盆休みは8日取ったが、すべての日を引越しのための自宅の片づけと整理に費やしていた。

整理といっても主にレコードが対象である。

 

1枚1枚 NAXOSにアップされているか、CD化されているか、それを保持しているかを調べて、レコードを残すか売り払うかを選別している。

2000枚くらいあるので、ものすごく時間がかかる。

 

大阪府医師会医学会総会の演題抄録も仕上げなければならないし、

9月には大きな学会での講演と発表もあるので、こういう後向きのことばかり

やっておれないのだが、引越しが41日後に迫っている。

 

連休明けは患者さんの嵐で、一層疲弊しているのだが、そんな中23日の水曜日には

沢井製薬の提供による医療番組「医のココロ」の出演者を招いてのパーティに参加してきた。

 

書くと自慢みたいにしかならないが、一緒に談笑していたメンバーは、

家族ぐるみで親しい番組のフィクサーである国循のK先生、

彼の同期で、30年以上前にわたしの研究室の同僚であった次期阪大総長の噂もあるN教授、

30年前から親しい大阪国際がんセンター(旧 府立成人病センター)の総長と病院長、

同じく研修医時代から知り合いの大阪府立母子保健総合医療センターの総長など、

大御所ばっかりではないか。

 

比較的新しい知り合いであるK先生以外は、知り合った当時はみんなヒラだったから、

そういう年になったということだ。

現在錚々たる肩書きを持つ先生も、10年後には定年して確実に肩書きは無くなっているから、

わたしもそろそろ引退を考えなくては。

 

吉野の白雲荘

 

奈良県の吉野にある白雲荘は、かつて近鉄の偉い人が造った茶室を備えた建物で、

文化財になっている。

心斎橋の木綿さんが、これを借りて改装し、毎週日曜日に10人だけ客を招いて

料理を提供される会を開催されている。

 

 

今日は朝から上七軒の女将さんとともに訪れてきたが、

木綿さんが惚れ込まれたのも頷ける、斜面に建つ素晴らしい環境の建物である。

他のメンバーはもちろんもめんの常連さんばかりで、

どうも相当高名な方が来られているようである。

 

すでに建築家の安藤忠雄も訪れられ、建物を愛でておられたそうである。

お茶席では木綿さんの師匠もおられ、上七軒の女将さんが慣れたお点前で

木綿さんのお手伝いをされていた。

 

今日は京都の池坊家の跡取りもおられたが、何も知らないわたしが

こんなメンバーとお茶席をともにしていいのだろうかと思った。

しかし肩の張らない大変和やかな雰囲気であった。

 

 

住宅建築に着手してからは相当建物と建築部材を見てきているので、

大分家を見る目ができていると勝手に思っており、にわか建築評論家になっている。

だから白雲荘の建物の細かいところが面白かった。

 

昭和初期の建物なので柱は当然ヒノキの無垢材だが、節がなく目が揃っている。

さりげないようだが極めて厳選された木材なのだろう。

宴会できるくらい広い空間があるが、耐震性を考慮したと思われる構造柱が

目立たないようにうまく配置されている(素人の勝手な推測)。

 

縁側の3本の長い床材も当然無垢材で、これだけの長さがあるにもかかわらず継ぎ目がない。

これは相当すごいことではないだろうか。

どれだけ値打ちがあるのかよく分からないけれど、うちの設計士の小山さんがもしいたら、

色々面白いコメントが聞けただろうと思う。

 

レベルの高い美食家に違いない面々と、3時間あまり食事とお酒とお茶を楽しんだ。

こんな人脈を料理の腕だけで集められる木綿さんという人は、お世辞抜きに大したものだ。

残暑厳しい昼間の風が心地よい、素晴らしい時間であった。


  
 

自宅から片道3時間以上かかったから、いつも通り朝に家を出て、帰ったら夜だった。

料理はいつも通りで悪かろうはずもない。まさに偉大なる日常である。

申し訳程度にお酒の写真だけアップしておく。

 

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2017年8月6日撮影

 

実家の新居の形ができてきて、いよいよ引越しが2ヶ月後に迫ってきた。

すでに荷物の整理作業を始めているが、28年前の引越しで苦労した記憶がよみがえってくる。

 

これを機にほぼ死蔵品となりつつあるレコードの整理をしているため、

現在わたしの家の居間には、段ボールが並べられている。

28年間まったく触っていないものも多数あり、何のために所有しているのか

自分でも分からなくなっている。

 

28年前はCDの黎明期だったが、まだインターネットも無い時代で、

レコード店をこまめに回って音源を集めていた。

当時わが国で手に入ったレコード時代の「中世ルネサンス音楽」の音源は、

ほとんど所有していると思われる。

 

その後よりレベルの高い演奏が敷衍している現在、わたしのレコードには

資料的価値はあるかも知れないが、自己満足を別にすれば、市場価値は無いに等しい。

 

「自分が収集している音源などマイナーすぎてネットで配信されているはずがない」

と最近記載したが、思い上がりも甚だしく、NAXOSのサイトにはいくらでもある。

ただしそれらは最近のデジタル音源に限られる。

わたしが所蔵(死蔵)している1980年代までの音源は、ウェブ上にはほとんど存在しない。

 

そこで自分のレコードの整理である。

どこまで残すか決断しなければならない。

 

これまで購入したレコードは総数およそ3000枚。

CDが登場してから売却したものは約1000枚弱と思われ、現在2000枚程度はある。

もちろんそれ以外にCDが3000枚くらいあるが、CDの整理は棚上げである。

前にも書いたが、明らかに買い過ぎで恥ずべき行為だと反省している。

 

旧診療所のスペースがあるので全部置いておくこともできるが、場所の問題ではない。

自分が元気なうちに自分の責任で処分するべきだ。

 

前置きが長くなった。いつも同じことを書いている気がする。

捨てるためには、取捨選択が必要だ。

保有レコードを分類することから始めなければならない。

 

この2週間ほど自分が保有しているレコードを1枚1枚簡単に分類してみながら

チェックしているが、比率はおよそ次のようになる。

 

1)CD化されていないもの・・40% (中古市場以外では入手不能)

2)CD化されていて NAXOSに無いもの・・30%

        そのうちCDが入手不可能なもの ・・20%(中古市場以外では入手不能)

            CDが入手可能なもの ・・・10%

2)CD化されていて NAXOSにあるもの・・30%   

 

CD化されていないものとネット上でも聴けないものを合わせると約60%になり、

これらはレコードを捨てたらおそらく2度と聴くことができない。

あとの40%は、最も音質が良いレコードで聴くことを諦めれば、お別れになることはない。

 

CD化されているがCDを保有しておらず、NAXOSにも無いために今さらCDを買い足す

ということまでやっているので、CD代がかかって仕方がない。

レコードを捨てるために、お金を捨てているというわけだ。

 

毎日毎日新しい演奏は生まれている。

それらはマイナーな領域の音楽であってもウェブ配信で容易に手に入る。

ウェブに無い音源は、録音時期が古いものなのである。

レコードを整理していて、自分が時代に取り残されているのだと感じるようになった。

要するに昔の音源の保存をしているだけではないかと気付いたのである。

 

考古学的と言えば聞こえはいいが、愚かな年寄りの行為ではないか。

本来音源を集めることが目的ではなかったはずなのだが。

 

 

 

 

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レコード整理中  ペンデレツキのルカ受難曲

 

わたしの最大の趣味は、ワインでも鉄道でも仕事でもなく、音源収集である。

小学生の高学年に始まり、これまで数十年にわたり、大枚を叩いてレコードを買い集めてきた。

1980年代からレコードからCDに変わったが、音源収集は現在まで続いている。

 

枚数にするとレコード・CD併せて数千枚、おそらく6000枚くらいにはなろうかと思う。

このうち、過去にレコードで500〜枚くらい、CD200〜300枚くらいは処分したが、

大半は残っている。

商売目的ではなく、個人で聴くためのものなので、明らかに常識を逸脱している。

 

音源を多く保有していることと、それを聴いて咀嚼しているのとは違う。

1人の人間が、一生のうちにどのくらいの音源を自分のものとするのか

個人差はあると思うが、サヴァン症候群でもない限り、明らかに有限である。

 

かつてはレコード店に行って、そこにあるものの中から買い集めることしかできなかった。

新譜情報は、レコード芸術などの雑誌から仕入れていた。

大学生だった頃は、購入した音源をすべて聴き込んでいたが、

研修医になってからは、購入量は増えたが聴く時間は減った。

大学院生になって臨床から離れ、研究生活をしていた7年間は、また聴く時間が増えた。

 

臨床に戻って大病院勤務になってからは、またまた聴く時間は減った。

開業して町医者になった頃からは、オーディオルームがワインに占拠され、

聴きたくても聴けない状況になった。

そもそも28年前に家を新築した際に、オーディオルームを地下に造ったのが大失敗だった。

 

さて、引っ越しを2ヶ月半後に控えて、個人が所蔵する現実的な量をはるかに上回った

音源をどこまで処分するか、悩みながら悪戦苦闘している。

自分で蒔いた種である。自分でしか解決できない。

自分が死んでもワインは誰かが飲めばいいが、音源に市場価値は無いのでほぼゴミである。

 

ここへ来て、音源は店やネットで購入するものではなく、ウェブから配信されるようになった。

だから形のあるレコードやCDは、今後急速に換金する価値の無い無用物になっていくだろう。

 

音源のウェブ配信だが、先日ヴァイオリン弾きの同業者・同趣味の友人から、

NAXOS Music Libraryという大手の音楽配信サイトを教えてもらった。

 

会費(月1800円+税)を払って会員になれば、聴き放題である。

その友人によれば相当レアなCD音源が含まれているという。

自分の持っている音源は超レアなものがかなりの比率を占めているので、サイトで見つかる

可能性は低く、期待はしなかったのだが、早速登録して手持ちの音源を検索してみた。

 

結果はほぼわたしの予想通りだった。

NAXOSのサイトには、新しい音源はマイナーなジャンルを含めて豊富にあるのだが、

昔の録音は限られたものしかない。

 

CDは1983年に登場した。

自分が所蔵しているレコードは、おそらく1984年ごろに購入したものが最後だろう。

サイトには、1984年頃に発売されたCDの音源は、有名演奏家の有名曲を除けば

ほとんど存在しない。

すなわち、30年以上前のマイナーな音楽の音源の大多数は、現在入手できないのである。

 

現在自分の音源を鋭意検索中だが、レコードでもCDでも捨てたら二度と手に入らない

ものが多数あるということだ。

CDは短時間でリッピングできるからいいものの、レコードをデジタル化するのは

手間が多くて非常に面倒くさい。

だから捨てるのに迷う。

 

かつては所有する音源の量は聴き手の経験値の証しでもあったが、今は時代が違う。

ほぼ無限の音源が、月に2000円ほど払えば誰でも公平に手にすることができるのだ。

 

この半世紀ほどの間に、わたしが音源に投資した金額は半端ではない。

アルバイトで貯めた虎の子の千円札を握りしめて、レコード店の店頭で苦渋の決断をした。

ある程度経済余裕ができて以降は、若い頃の反動でまとめ買いしたりした。

この期に及んで、捨てるために購入しただけではないか、と思いはじめている。

 

ヤニス・クセナキス、武満徹、エドガー・ヴァレーズ・・

若い頃はこんな作曲家の音楽を日常的に聴いていた。

このブログの冒頭に「音楽を語ると敵が増える」と書いているが、そりゃその通りだ。

 

音楽的に非生産的な蒐集家が本性を現すと、音楽を好きだと思っている人、

ことに演奏家とは相容れないのは当然である。

 

やっぱりワインを飲んで酔っ払っている方が無難である。

 

 

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2017年6月4日 撮影

QUAD ESL  1976年購入 2017年6月4日 搬入

 

2017年6月25日 撮影

Harbeth Compact 7ES-3  2017年6月20日 購入 6月25日 搬入

 

2017年6月25日 撮影

アンプなどの台はスキャンチークのベンチ 2017年6月20日 搬入

アナログプレーヤー LUXMAN PD121 トーンアーム STAX UA-7  

1976年購入 2017年6月18日 搬入

 

UA-7は国産アームの名品で、当時入手難になるほど愛好家の間では有名だった。

40年以上経った今でも健在だ。

 

2017年6月29日 撮影

KENWOOD LS-SA7(後ろの台に置いてある小さいもの)1997年 購入 6月29日 搬入

ミニコンポに含まれていたもので、当時の単体での希望小売価格 19,940円? これも20年選手

 

2017年7月11日 撮影

Naim Audio  Mu-so  2017年7月4日 購入 7月11日 搬入

アンプ内蔵のいわゆるアクティブスピーカー

 

2017年7月15日 撮影

DYNAUDIO Excite X44  2017年7月9日 購入 7月15日 搬入

 

先週日曜日に購入したDYNAUDIOだが、昨日もうやって来た。

写真に写っているだけで5種類のスピーカーがあるが、

画面外に、もう1つ30年以上前に購入したボーズのコンパクトなスピーカーがある。

 

自宅にはさらに古いものがもう2つあるのだが、わたしは何でも集めるのが趣味なのだ。

いや、捨てるのが下手なのだ。

 

DYNAUDIO Excite X44だが、そもそも名前が冴えない。

人気があって品薄のウォールナットではなくローズウッドにしたため

国内に在庫があったらしく、すぐ納品された。

 

ウォールナットでもローズウッドでも、突板らしいがプリントシールみたいで木質感はなく

家具調のスピーカーとは一味違う。

デンマーク製だが、オブジェとしての美しさではイマイチだ。

 

個人的な音の好みだが、とにかく低域がだぶつくのが大嫌いだ。

ワインも同じで、キュッと締まっているのが良い。

だからこのスピーカーを選んだ。

ダリ、タンノイ、最近のJBLなど軒並みアウトである。

 

まだ1時間くらいしか鳴らしていないが、DYNAUDIOはHarbethと大くくりでは近似している。

しかし低域は試聴室での印象よりビシッと締まってはいない気がする。

例えばコントラバスが、もっとくっきりとした輪郭をもって再生されないと不満が残る。

 

 7月17日追記

 ソースによって低域はきちんと締まって出ている。これならアンプ選びにも苦労はしない。

 試聴室での直感に狂いはなかったので安堵している。

 

まあ30年以上前のアンプで鳴らしているからやむを得ない面もあり、改善の余地はある。

超高級セパレートアンプは要らないと聞いてはいるが、

当然新たにプリメインアンプは用意しなければならないだろう。

決してオーディオに凝るつもりはないのだが。

 

 

 

 

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Naim Audio  Mu-so

 

ワインはもうこれ以上購入しても、飲めない・置けないので買うのをやめたし、

CDはもうこれ以上購入しても、聴けないので買うのをやめた。

 

CDは、メディアとして寿命が来つつあり、海外のハイエンドオーディオメーカーでは、

CDプレーヤーを製造中止したところもある。

レコードは残るが、あとで出たCDは消えるというわけである。

 

引越し準備と並行して、古くなったオーディオ装置を入れ替え中である。

元々音楽を聴くために用意した部屋がワイン庫になってしまって、

長い間本格的な装置を稼働させていなかった反動が来ている。

自分がオーディオ好きではないことの証拠でもある。

 

短期間で3つのスピーカーを購入したが、その際に店員さんに使っているアンプの型番を

伝えると呆れられた。

30年以上前の製品の型番を知っているから、向こうもプロではある。

 

今週の日曜日に、38分も熟考したのち購入した初対面のDYNAUDIOが、

おそらく打ち止めのスピーカーとなるだろう。

それは明日に到着予定だ。

 

それに先立ち、先週購入したアンプ内臓のスピーカーである

Naim AudioのMu-so(ムソーと読むらしい)が3日前にやってきたので、

箱から出して置いてみた。

重量は13kgだから、難なく動かせるのが良い。

 

こんな珍しい製品を店頭に置いている店は知らないから、

実際に届くまで見たことも聴いたこともなかった。

ウェブ情報だけでの購入である。

価格.comに口コミが1つだけ載っていたが、それ以外は販売者側の情報しかない。

 

特徴的なデザインと質感は予想通りだった。

電源ケーブルもLAN端子も底面にあり、本体は浮いているように見える。

側面にUSB-Aとアナログのミニジャック入力端子があるが、

メインの入力として使うことを想定していないと思われる。


要するにWi-Fi環境下でのAir PlayやBluetoothでの使用を前提としている機器で、

Spotify Connectなどのストリーミングサービスにも対応している。

Spotify Connectなど使ったことがないので、書いていて自分でも意味がよく分からない。

 

そもそもわたしがよく聴く中世ルネサンス音楽のソースなど、

ストリーミングサービスなどで見つかるはずもないだろうから、

当面は手持ちのCD由来の音源を再生するしかない。

 

箱から出してみたが、建築中のためWi-Fi環境はまだないので、

どうやって音を出したらいいのかちょっと考えた。

とりあえずiPhoneからケーブルで直接繋いでみたところ、あっさりと使うことができた。

あとで冷静に考えると、そんなドン臭いことをしなくても、

iPhoneからBluetoothで接続したら簡単に使えるのだった。

 

ダウンロードしたマニュアルを読んでも、知らない単語ばかりでまるで外国語みたいだ。

実際にやってみないと設定方法がよく分からない。

仕事場でLANを使っていて、電子カルテの本まで書いたわたしですら難しそうだと感じるので、

これをスイスイと設定できる人はそういないだろう。

 

まあWi-Fi環境さえできたら、パソコンに入っている音楽は再生できるから

個人的にはそれで問題はない。

世界中のラジオを再生してゆっくり聴く余裕など今はない。

 

20分ほど鳴らしただけだが、音質は期待以上であった。

ただし実購入価格は15万円余、Apple Storeでは165,000円である。

デザインが気に入った人なら迷わず選ぶ、趣味の機器と言っていいだろう。

 

購入した3つのスピーカーのうちハーベスとこの製品は英国製で、

明日来る予定のDYNAUDIOはデンマーク製である。

35年前もそうだったが、今回も国産の製品は候補に上らない。

 

わが国のメーカーの工業デザイン力は、未だに欧州のメーカーの周回遅れと感じる。

オーディオの世界に関しては、日本はまだまだ後進国だと思うと、ちょっと悲しい。

 

 

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新居の建築が着々と進み、引っ越しまで残すところ約3ヶ月となった。

今年の初めくらいから、時間があるごとに現在の住まいの片付けをしている。

週明けになると大量の廃棄物が自宅から出ていく、という日々である。

 

前にも書いたが、うちの実家の建築より半年早く自宅を建てた友人がいる。

彼は4年くらい前まで10年間シンガポールに単身赴任していたという国際派だが、

古くなった実家を建て替え、2ヶ月前に千葉の自宅から大阪に戻ってきた。

 

本格引越し前に2度ほど新居を見せてもらったが、切妻屋根が特徴的な

平屋みたいなセンスの良い建物である。

千葉から家具を運んで、奥さんとともに住み始めてもう2ヶ月になるが、

まだ新居へ招待してくれていない。

 

引っ越し荷物が多くて片付かないというのがその理由で、

新居の収納スペース以上の荷物を持ってきたのだそうだ。

今一所懸命ダンボールを開けて不要なものを捨てている最中らしい。

 

いかにも彼らしいが、うちの場合は引越し先の方が収納場所が広いので、

今の家のものを全部持っていっても余裕で入る。

しかし、それではいかんと思い、この際捨てるべきものは捨てるという姿勢で

夫婦で取り組んでいる。

 

家内と娘が読書家であるため、やたらと本が多い。

今の家に来るときも、引っ越し屋さんが本の多さに呆れたほどだ。

今になって、それらの本も大量に処分しつつある。

 

わたし自身は、ワインとオーディオ装置とレコードとCDが問題である。

ワインは3月末に運び終えたので、半分肩の荷が下りた。

 

残りはオーディオ装置と音楽ソフトである。

大きなスピーカーであるJBLの4343AWX(初期型アルニコマグネット)は今でも鳴るが

運ぶのが大変なので売ることにした。

もはや未練はない。

 

他のオーディオ装置のうち、アナログプレーヤー2台、プリアンプ1台、メインアンプ2台、

レーザーディスクプレーヤー、QUADのESL(コンデンサースピーカー)はすでに運んだ。

レーザーディスクはもう見ないが、壊れたCDプレーヤーの代用品だ。

 

CDがなかなか捨てられないが、4000枚くらいあっても案外場所は取らない。

リッピングして捨ててしまえるものもあるが、この作業は引っ越し後でも良さそうだ。

引越し前の貴重な時間は、スペース効率のよい仕事に当てる方が良い。

 

問題はレコードで、CDが出て以来3分の2くらいに減らしたものの、

それでも2000枚くらい残っている。

置いておいても一生聴かないというものは、この際処分するつもりだが、

まだ作業は始めていない。

捨てると2度と手に入らないのは分かっている。

思い入れのあるものだけは、どうしても捨てられない。

 

オーディオ装置だが、うちから運び出したものは若いものでも30年選手である。

大学卒業後から結婚前までの間、給料とボーナスのほとんどをつぎ込み、

高額な装置を買い集めていた。

 

婚約時に家内がわたしの通帳残高を見て、あまりの少なさに呆れたらしいが、

それは世間のイメージと異なり、若い医師の給与がひどく低かったことが最大の原因である。

それに輪をかけてわたしの場合には、女遊びに金を使うこともなく、ひたすらオーディオ機器と

レコードを買い続けていたから、結婚時点で貯金などあるはずもなかった。

 

結婚後は家内の機嫌を損ねるのが怖く、そんな高価な装置を買うことなど不可能だ。

だから現在まで律儀に結婚前に買った装置を使い続けてきたが、

そろそろ限界で、流石に今の時代には合わなくなって来ている。

 

そこでつい2週間ほど前、引越し先の旧いリフォーム後の建物に置くために、

35年ぶりのオーディオ装置であるハーベスのスピーカーを購入した。

 

その10日後、勢いに乗ってnaimaudioのmu-soというアンプ内臓のスピーカーも買った。

これは明後日に届く予定で、ネットワークスピーカーとして新築建物内で使うつもりだ。

秀逸なデザインなのが購入の決め手である。

これしか置かないオーディオルームはお洒落の極みである。

 

さて昨晩、イタリアのスピーカーメーカー、ソナス・ファベール社のVENERE Signatureの

試聴会をやっているという情報をネットで見つけた。

神戸の三宮の上新三宮1ばん館で、10日くらいの期間限定で展示しているようだ。

試聴できる店がほとんど無く、今日を逃せばまず機会はない。

 

ソナス・ファベールのVENERE Signature 店のHPから借用

過去には中国でも製造したらしいが、イタリア製だけあって、フォルムが美しい

 

どうしても自分の耳で音を確かめたかったので、開店時に店に行き、

オーディオ担当のFさんという初対面の人を捕まえて聴かせてもらった。

 

しかし、同価格帯のDYNAUDIO(ディナオーディオまたはディナウディオと読むらしい)のEXCITE X44という同サイズのトールボーイと聴き比べると、各音域のバランスでは

DYNAUDIOに軍配が上がる。

 

また、モニタースピーカーとして有名なB&Wの

804D3というトールボーイのスピーカーがあるが、これも置いてあった。

この機種は他店でも何度か店頭で試聴して、解像度が優れていて気に入っている。

サイズはコンパクトでも低域が引き締まって出て来る。

 

最近の試聴経験から、現在のJBLやタンノイやソナス・ファベールでは

解像度などいろんな点でB&Wの804D3には勝てないのではないかと思っていたが

本日もやはりその通りの結果だった。

 

先月購入したハーベスはもう少しコンパクトで、

広い部屋で大編成のオーケストラを鳴らすには適さないと思っているので、

本日は比較視聴していない。

 

持ち込んだタリス・スコラーズのCDなどを聴いたところ、圧倒的にDYNAUDIOで音楽が鳴る。

ホール全体に音楽が広がるような臨場感があり、高中域の繋がりが自然である。

オーディオマニアではないわたしにとって、ソナス・ファベールやB&Wより親しみが持てる。

 

初めて視聴したメーカーのスピーカーだったが、極めて気に入り、即決で購入した。

これで6月下旬以降、20日間で何と3台もスピーカーを購入したことになる。

合計でいくらになるのか考えたくもないが、B&Wの804D3だけを買うよりも安くついた。

 

3台とも行ったその日に60分以内に迷わず即決。

高額な買物なのに、店員さんも驚く決断力である。

 

店での短時間の試聴でスピーカーの特徴を把握するのには、感性と経験値が要ると思う。

ワインと同じく、いやワイン以上に音楽のイメージが脳内にあるので、

音の判断には迷いが出ることはない。

 

音が好みに合えばソナス・ファベールが欲しかったのだが、

残念ながらこのレベルでは自分の眼鏡にかなわず、断念した。

 

今回に限ってはスピーカーは見かけでは選ばなかった。

JBL4343の代わりになる機種が決まって嬉しい。

 

 

 

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ラブワインさんはフットワークの軽い人で、ひょいと大阪にやって来られる。

先週土曜日に来られたので、緑家さんと3人で福島のポワンを訪問した。

 

予約困難店だから最近ブログにこそアップしていないが、今さら言うまでもなく

わたしが一番お気に入りのフレンチである。

 

最初のアミューズだけほぼ型どおりだが、あとは季節によって異なる食材を活かした

チャレンジ精神に溢れたメニューが展開される。

年のせいで最近和食中心になっているが、この店だけは定期的に訪れたくなる。

 

ワインを持ち込ませてもらえて、ここまで高いレベルの料理を味わえる

洋食の店というのは実はほとんど無い。

ラブワインさんの話では、ワインが持ち込める料理レベルの高い店は

東京にもほとんど無いそうである。

 

この日開けたワイン

開栓順は右から リースリング、シャンパーニュ、ブルゴーニュ赤

 

この3人が集まると話題はほとんどワインのことばかりだが、今回に限っては

少しだけ政治や仕事の話もした。

とはいえ、5時間のうち97%くらいは料理とワインの話ではあったのだが。

 

他の2人が持ち込まれるワイン・シャンパーニュはいつも新鮮である。

あまり詳しい分野でないので多くを語れないのだが、2人のやり取りを聞いていると面白い。

 

緑家「さて土壌は何でしょう? これが基本です」

ラブワイン「もう白桃はでているのでしょうか」

緑家「白桃はめったに出ないが、出たら万々歳です」

 

ほとんど何を言っているのか分からないが、今思い出しても笑みがこぼれるくらい

楽しい会話だった。

普通の人間にはまず意味不明だ。

 

ラブワインさんが、最近ブラン・ド・ノワールが気に入っていると言って持ち込まれた

シャンパーニュたが、新鮮さと奥行きが絶妙にバランスされている。

いかにも北の方で採れたピノ・ノワールらしいシャンパーニュである。

おそらくデゴルジュマン後の開栓時期も適切なのだろう。

 

そして今年も驚いたのは、わたしが持参したクロ・ド・ヴージョの畑名を

ラブワインさんがブラインドで当ててしまわれたことだ。

緑家さんもわたしも「何で分かるねん」と呆れるほかはなかった。

 

さすがにパリゾという造り手までは当たらなかったが、

そこまで当てたら種のある手品であろう。

 

ポワンの皆さん、いつも遅くまで酔狂な3人に付き合わせてどうもすみません。

 

翌日に開けた3本のワイン・シャンパーニュ

2016のリースリング・クリスタル2002・メイエーのピノ・ノワール2011

 

そして翌日の日曜日、家内の実家の元診療所にて昨晩の続きの研究会を続行。

ワイン庫を新造した築53年の建物だが、現在の用途は倉庫である。

 

後ろにあるのは自宅から持ち込んだ旧いオーディオ装置で、ほぼ移動は終わった。

唯一オーディオ装置で新しいのが、10日前に日本橋の上新一番館で購入した

英国ハーベスのCompact 7ES-3である。

 

ミニコンポに付いていた小さなKENWOODのスピーカーも鳴らしてみたが、

酔っている状況では、価格差数十倍のハーベスと質的には大差は無い(と思った)。

 

相当高価なオーディオ装置で音楽を鳴らしているのだが、

「くそ高いオーディオ装置を買うのはバカだぁ〜」

などと言いながら、音楽をアテにして昼間から飲む酒は旨い。

前夜の極上のフレンチレストランでのワインとはまた違う美味しさがある。


 

本物の酒のアテは、家内が毎年のUTAさんとのワイン会の際のメニューを

用意してくれていた。

2人が着く前に、家内は用意だけ済ませてさっさと帰宅した。

だから大事な客人(変人?)2人とは顔を合わせていない。

 

ワインに合う手料理を用意してくれたのには心から感謝するが、

付き合いきれない、という気持ちもよく分かる。

 

 

 

 

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最近ワインの話は書いていないが、開けているワインをここに提示して購入価を書くと

自分で腹が立ってくるからモチベーションが上がらないからである。

 

今日は朝からアナログレコードプレーヤー2台をリフォーム後の旧診療所に移動し、

自宅パソコンに入っているiTunesのミュージックデータを別のiMacにコピーし、

Macintosh iMacーFOSTEX DACーMcIntosh C29ーPioneer Exclusive M4aーQUAD ESL

というパソコン以外は35年以上前のオーディオシステムで、

新しい録音のアルビノーニのソナタを聴きながらプレーヤーの掃除をしていた。

 

このオーディオシステムは、米ー日ー英の多国籍製品の組み合わせである。

購入順はESLーメインアンプープリアンプで、

ESLを鳴らすのに適したPioneerを選び、それに合わせてMcIntoshのプリを購入した。

プリの購入時には、候補機種の店頭品を自宅に借り出して決めた。

 

実はPioneerの前に、QUAD製のプリアンプ2種とメインアンプ2種も保有していたが、

機械的トラブルが多く、嫌になって止めたという経緯がある。

 

ESLは平板な形体のコンデンサースピーカーで、極めて個性的で守備範囲が限られる。

何か新しいスピーカーがもう1組は欲しい。

現在このシステムを置いているのは築53年のコンクリートの建物で、

20畳くらいの広さはあるが倉庫代わりの場所である。

 

建築中の新居に4畳半くらいの狭い防音室を作りつつあるが、

ここにメインの装置を新たに揃えたいと思っている。

 

4畳半のスペースに見合う最新の装置は何か。

まずはスピーカーから選ぶのが筋だろう。

B&WかKEFかハーベスかソナス・ファベールか、悩みは尽きない。

 

 

さて昨晩まで連続3日間、個人的にポワンに行き、会議で聘珍樓に行き、

地元医師会の全員協議会・大学同門会をはしごして、帝国ホテルーヒルトンホテルに行った。

予算から無理はないが、ポワン◎、聘珍樓◯、ヒルトンのバイキング☓であった。

 

開業医だから日曜日しか休みがないから、本来今日は自宅でゆっくりしていたかったが、

夕方から会合に代理出席の形で出かけた。

たまたま参議院議員1年生の自見はなこ先生と話す機会もあったので、ブログに書いてみる。

 

政治の話は得意ではないが、ウェブの記事やテレビでは経済記事と経済番組を見ることが多い。

吹けば飛ぶような小さな診療所を開設しているが、これまで経営的にはこけていないし、

今年の学会総会で「開業医の成功の秘訣とライフプラン」というシンポジウムの

座長まで務めたから、多分経営センスは悪い方ではないのだろう。

 

この面白いシンポジウムのタイトルを決めたのは学会の運営事務局で、

わたしは座長を引受けて演者を指名しただけだが、やっぱり今年も会場は満席だった。

なのでますます経済ニュースに興味が出てくる。
 

今日は大阪府女医会創立70周年(法人化9周年)記念祝賀会が予定されていた。

誰も逆らえない恐るべき集団である、大阪府女医会の大々的な祝賀会である。

当然ながらうちの医会も会長が出席予定だったが、一昨日になって電話がかかってきた。

「帯状疱疹になって痛みがある。歩くのも辛いので、すまんが代わりに出席してくれ」

 

ということで、4日連続の外食となった。

出席者はとんでもない肩書きの偉い人ばかりだが、出席するのにストレスはない。

昨年までなぜかこの大阪府女医会の会合には副会長であるわたしが出席してきた。

ワインのイベントの担当役として出たこともあるし、女医会の幹部は顔なじみばかりだから

むしろ楽しいくらいだ。

 

副会長の肩書きしかないのに、こんな恐ろしい会に緊張感無く行けるのは

うちの会では多分わたしだけだろうが、これは自慢になるのだろうか?

わたしはワインに詳しいただのおっさんだが、顔が広くなったのはひたすらワインのおかげだ。

 

今夜の招待者は大阪府医師会会長はじめ、自民党の自見はなこ参議院議員、

日本女医会会長など、錚々たる肩書きの方々ばかりである。

しかし、今日行って分かったが、大阪府医師会会長は高校の先輩、

自見はなこ議員は当選前からの顔見知りだ。

立候補を決められてすぐ、キタの居酒屋で一緒に飲んだこともある。

 

しかも日本女医会会長も、毎年愛犬を抱いた年賀状が届く友人である。

まさか今夜会えると思っていなかったので驚いたが、

4月に学会で会った際に、前会長が逝去されたので会長になったと言っていたのを思い出した。

 

いつも赤のミニスカートで遠くからでも識別可能なのに、今日は黒いワンピースで登場した。

彼女にとって滅多にないファッションなので何でやろと思っていたら、

前日本女医会会長を偲ぶ会に出席後に来阪したからだった。

皆さん公人なので、写真をアップしておく。

 

挨拶する前田日本女医会会長

後ろにおられるのは、茂松大阪府医会長、自見はなこ議員、大阪府知事代理の藤井健康医療部長

 

自見議員の挨拶は実に堂々とされていて、当選後ずいぶん場馴れしたなあと思ったが、

個人的に話すと気さくさは相変わらずで、「勉強したい」という姿勢がそこここに見える。

 

政治力・権力を持つと思われている日本医師会をバックに当選した国会議員だから、

一般人から見たら既得権を守るための存在かと思われそうだが、まったく違う。

 

元参議院議員の梅村聡医師(旧民主党→日本維新の会)もそうだったが、

われわれ町医者が普段接している患者さんの側に立った医療を実現していきたいという

医療行政に献身的な姿勢が見える。

 

自見議員は、テロ等防止法案の採決があった先週の国会では22時間も座っていたらしい。

廃案に持ち込むため、対案も出さずに議論の価値もない加計学園問題を持ち出して時間稼ぎした

維新以外の野党に憤りを覚えるが、その火中に居た彼女の苦労が慮られる。

 

余談だが、文科省の加計文書についての解説は、経済学者の高橋洋一の話が分かりやすい。

この人は東大理学部数学科・東大経済学部出身の元財務官僚だが、

学歴はともかく、話を聴いていると稀なる分析能の持ち主であると思う。


テレビのニュースや新聞からの情報からは分からないことが、

ネットの普及で知ることができるようになった。

ただし情報の取捨選択に個人の判断力を一層求められるようにもなった。

 

わたしが生まれてこの方ずっと朝日新聞を取っているが、最近ほとんど読んでいない。

かつて勤務医時代には、病院の医局でずっと毎日新聞を読んでいたが、

その時代には朝日の方が多少見識は高いと思っていた。

 

ウェブの記事から想像するに、最近では毎日新聞は根拠のない医師批判の姿勢を改め、

医師ー患者の対立を煽る記事は見なくなった。

朝日もかつて根拠なき医師批判記事が目立ったが、同様にその点は改善されている。

 

しかし両新聞とも最近現政権への批判姿勢が鼻につきすぎて、悪意すら感じるようになった。

赤旗に政権擁護の記事を期待する人はいないだろうが、この両紙も同じ穴の狢ではないか。

 

いしいひさいちももはや魅力がないし、こんな見識のない記事を書く新聞社に金を払うのは、

北朝鮮に経済援助しているような気がして、早く止めたい思うのだが、

家内が文化欄を気に入っているので、止めさせてもらえない。

 

朝日を止めたからといって別に産経新聞にしたいと思っているわけではなく、

巨人が大嫌いだから絶対に読売新聞は取らないが、もう朝日は要らない。

 

前記の高橋洋一の見解は官僚の経験から客観的に述べているもので、

特に内閣府擁護とも思えないが、朝日新聞では永遠にこんな記事は読めないだろう。

今の野党の支持率は、ウェブ上の情報弱者の比率を反映しているのであろうか。

 

 

 

 

 

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5月28日撮影

 

2016年2月28日(日曜日)、何の気なくモデルハウスが立ち並ぶ千里住宅公園に出かけた。

同年7月末、ハウスメーカをヤマダ・エスバイエルに決定。

その後図面やら内装やら細部を詰めて、2017年5月末に上棟を終えた。

行動を起こしてから1年3ヶ月である。

住宅建築はまだ続いているが、この間、家を建てるプロセスが体験できて面白かった。

 

54年ほど前に、義父が元々竹やぶだったこの土地に入植していなかったら、

こんなことにはならなかった。

義父が40年間以上働いた旧診療所に隣接する広々とした空間に

立派な構造物ができてきているのを見ると、亡き建物の面影と重なって感慨深い。

 

と言っても自分が住んだことのある土地ではなく、自分が建てている建物でもない。

あくまで家内の実家の建て直しである。

だから義父母と家内の思い入れには、わたしには想像がつかない部分がある。

家内もこの家を離れて30年以上になるから、ずっといた両親とは感慨が異なるだろう。

 

築50年近い木造の建物は古びて使えなくなってきていたから、

解体するのは心情的にはともかく、物理的には仕方がないとは思う。

自分で住まないなら土地ごと売るしかないが、それはそれで大変だ。

 

千里ニュータウン開設時に、診療所用として医師に分譲された土地が、廃業後に

転売されたり、テナントを入れる形に改装されたりしている例が相次いでいる。

50年以上という時間は長い。

 

転売に法的な問題はないとしても、別の商売のテナントが入ったりして、

揉めているケースもある。

医療ゾーンを営利目的の業者などに売却することには、慎重にならなければならない。

結果的に自分たちで住み続ける方が苦情は出ないから無難ではある。

 

この家内の実家は今のわたしの仕事場から徒歩12分である。

これも偶然ではなくて、元々義父が情報収集して新築物件を教えてくれたのだ。

わたしの診療所がある医療ビルは絶好の立地にあって、開業後数年で大はやりするだろうと

思ったが、実際その通りになった。

 

義父は穏やかな性格で、わたしにあれこれと指図したことは一度もないが、

義父が居なかったらこの開業場所には来なかったかも知れない。

 

家内は結婚した当初、実家から6km離れた家に住み、

その数年後現在の家に引っ越し、実家から5kmとなった。

結婚後33年を経て元いた実家に戻ることになる。

 

職種は同じでも結婚相手が違ったら違う人生になったのは当然だろう。

地方大学の病理学の教授に憧れたこともあったし、どこか別の場所に土地でも買って

家を建てて住んでいたかも知れない。

 

いつまで新居に住み続けられるか分からないが、結局千里ニュータウンを中心とした

後半生を送ることになってしまった。

 

 

 

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