どこが違うの?? | ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

ワインな日々~ブルゴーニュの魅力~

テロワールにより造り手により 変幻の妙を見せるピノ・ノワールの神秘を探る


クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ 2002
購入日    2004年12月
開栓日    2006年1月16日
購入先    ワイン館
インポーター ミレジム
購入価格   3980円

デュガの長男・長女のネゴシアン、ラ・ジブリオットのジュブレ・シャンベルタン2002を
先日開けて、今でもすでに魅力的であることを確認したので、これも開栓してみた。

どちらのワインもデュガの家族で細々と造っているイメージがあるので、
造り手はほとんど同じじゃないか、と勝手に思うことにして、
ヴィンテージも同じだし、先日のワインと今日のワインの違いは、ブドウの違いということになる。

かたやジュブレの村名で、こちらはACブルゴーニュ。価格もほとんど同じ。
で、今飲んだら印象はまるで違う。
こっちは酸っぱくて渋くて、若開けもいいところである。
まだまだ硬いせいか、香りも立ってこないし、舌にわずかだが渋みもイガ味も残る。

同じワインの2000を1年前に開けた時は、タンニンがゴワゴワで洗練にはほど遠い印象であったが、
これは、同じジュブレのギィヤールの村名と同じく、変態前の一形態であったと考えられる。
これが分かるまで、3本も開けた。
これはわたしの新発見なのか、それとも世間の常識でわたしだけがニブイのか・・・

今日の2002はもう変態は終わっている。2000より1年以上早熟なようだ。
しかし、まだ飲めない。
翌日になっても、酸っぱくてまだ飲めない。
これなら飲み頃はまだ2年近く先だろう。

間違いなく先は楽しみである。
また書くけど、ドルーアン・ラローズみたいに2年先は生きているかどうか分からないような
不安はない。

でも、先日のジブリオットとの違いは何なんだろう。
もっと時間が経たないと、分からないなあ・・・