大阪出身の国会議員がズラリと揃う大パーティであり、医療とは関係ない集まりのため、
特に知り合いもいないので、優雅に美味しいものでも食べようと思っていた。
ところがところが、そのパーティの規模たるや半端ではなく、会場の巨大なホールを埋め尽くした
参加者に圧倒され、早々に会場を抜け出して、南森町の「ル・ペガーズ」に向かった。
この気さくなフレンチレストランは、開店後もう8~9年になるが、わたしも開店早々からの
ファンである。
ここを訪れて期待を裏切られることはない。
UTAさん始め、この店を紹介した知人は数百人に上る(ウソ)。
この日もわたしが紹介した知人がグループで来店していた。
ただ、この日は正確な料理名を控えるのを忘れてしまった。
写真だけ紹介しておく。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/c4/49/10003941804.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/e3/5e/10003941787.jpg?caw=800)
オードブル5品 自家製オイルサーディン 魚料理 ヒラメと新鮮な海の幸
プラチナ豚のゼリー寄せなど
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/44/59/10003941775.jpg?caw=800)
肉料理 鴨の胸肉肉料理 鹿肉のステーキ ブルーベリーソース
![](https://stat.ameba.jp/user_images/b3/f2/10003941820.jpg?caw=800)
ニコラ・ポテル ブルゴーニュ・ルージュ VV 2000
家内が下戸なので、ワインは気楽にグラスで飲むことにした。
昨年ソムリエの資格を取得した、唐沢くんが選んできたワイン。
なるほど、価格的には高くはないが、きちんとしたブルゴーニュで、開栓後1時間でまろやかになる。
前日に飲んだメオ・カミュゼのACブルゴーニュと似たワインで、適度な酸味が心地よい。
この価格(ネットでは2000円代前半)だから、ワインそのものの個性を楽しむという
ところまではいかないにしても、魚料理や鴨に合わせても十分満足できる。
ただし、ここが面白いのだが、最後の鹿肉には独特の香りというか野性味があり、
うまくブルーベリーソースで昇華させても、この獣肉特有の野生の香りは個性を主張する。
この肉料理に対抗するには、ブルゴーニュの上品なワインでは無理がある。
それこそローヌ系のワイン、例えばシャトー・ヌフ・デュ・パプみたいな荒削りなワインが
合っただろう、と思った。
UTAさんに、唐沢くんがソムリエを取った話をしたら、そりゃお祝いに押しかけにゃならん、
と仰っていた。
亀谷シェフ、唐沢くん、サバちゃん、覚悟しておくよーに。