数年前に絵本で話題となりました『ママのスマホになりたい』

タイトルだけで、目に止まる一文でした。

この本が伝えたいことは、

“スマホばかり見ているママが嫌い”

という部分ではないんです。

“そんなママを嫌いになりそうなボクが嫌だ”

という、どこにもぶつけようのない気持ちなのです。


昨今、児童虐待が見つめ直されていますが、

いくら法や倫理を説いたとしても、

根である子の気持ちの真意に触れない限りは、この先の虐待事例に対して、

何ひとつの解決にすらなりません。

一般的には、「外交的」は活発で外で遊ぶのが好き、明るいタイプ。

 

「内向的」は人見知りで物静か、あまり自分から話さないタイプ。

 

そうイメージされがちですが、

 

心理学でいう(ユングですが)、「外向性」と「内向性」はもう少し細かく述べています。

 

 

〇外向性

 

外の自分に対して満足を得る。自分の外への意識や優先して判断をしやすい。

 

自分以外の人や、物、社会と通してでの価値を見出す所存で、

 

一人の時間や自己の内面にはあまりエネルギーを費やさない。

 

 

〇内向性

 

自分自身の精神面に関心がある一面であり、

 

自分の中にある直観、感覚、思考、感情を大切にすることに価値を見出している。

 

また、外との関係性(人や社会)には、自分で熟考する時間が削がれるため、疲労を伴う面持ちでいやすい。

 

 

自分の関心が外にあるか内にあるか、ということが違いのようで、

 

そこから外向的と内向的といった、性格分けをしている今の世の中かと思います。

 

誰でも、外向性と内向性どちらも持っており、使い分けしているのです。

 

中には極端なパターンもありますが。。

 

 

ちなみに、前回記事として挙げた「4つの心の機能」と組み合わせて、

 

外交性直観型とか、内向性感覚型といった、計8タイプの人を性質として分類した心理学がございます。

 

 

心理学は、いろんな見方でその人の性格を判断する視点を持っています。

 

 

①思考

 

物事を論理的に考える心の機能。

 

絵や音楽を見聞きした時、

 

「この作品はいつごろ、どのような背景でつくられた物なのだろう?」

 

「この作者は、何を伝えたいのだろう?」

 

と考える心の働きで、理屈で考えるタイプの人です。

 

 

②感情

 

「好き・嫌い」で物事を判断する心の働きです。

 

自分自身がその対象を好きか嫌いかで判断する傾向にあり、

 

仕事でも食べ物でも、すべてに該当します。

 

ユング曰く、思考とは正反対の機能であり、感情が優位に機能する人は、

 

思考のコントロールが苦手。

 

反対に思考が優位であれば、感情のコントロールが苦手とのことです。

 

 

③感覚

 

物事を「あるがままに、そのまま」を感じる機能です。

 

感情でも思考でもなく、その対象がどうなっているのかを精密な部分まで感じとる機能がこれに該当し、

 

現実的な判断能力を有しているタイプと言えます。

 

 

④直観

 

「ひらめき」や「思い付き」です。

 

絵を見ながら、「これは何かに対するメッセージかもしれない」や、

 

「この先〇〇はこうなるかもしれない」とポッと頭に浮かびやすい人です。

 

ユング曰く、感覚とは正反対の機能であり、直観が優位であれば物事の緻密な面を捉えることは難しく、

 

感覚が優位であれば、物事の本質をつかむのは難しいといった見方です。

 

 

心という字は4画でできています。

 

もしかしたら、思考・感情・感覚・直観の4つがバランスをなして心と呼ぶのかもしれません。

 

生活環境や、生まれた気質で、4つの機能のうち、どれが優先的に働くかで、その人の傾向を見ることを、

 

心理学者のユングという方が考えた理論だそうです。