数年前に絵本で話題となりました『ママのスマホになりたい』

タイトルだけで、目に止まる一文でした。

この本が伝えたいことは、

“スマホばかり見ているママが嫌い”

という部分ではないんです。

“そんなママを嫌いになりそうなボクが嫌だ”

という、どこにもぶつけようのない気持ちなのです。


昨今、児童虐待が見つめ直されていますが、

いくら法や倫理を説いたとしても、

根である子の気持ちの真意に触れない限りは、この先の虐待事例に対して、

何ひとつの解決にすらなりません。