ケアマネのお仕事は、主に「高齢者の方を支える」ことですが、

 

最近は、ケアマネも「高齢者」だけでなく、

 

「その高齢者が生活する地域への働きかけ」も求められています。

 

 

しかしながら、

 

ブログからぶっちゃけますと、「報酬(お金)もらえないのに、何で地域への働きかけをしないといけないの?」

 

というケアマネさんが多いです。

 

以前にも記事にあげました、「ケアマネが忙しい理由」に記載したことも背景にあると思いますが、

 

 

私としては、2つの視点から地域への働きかけを考えています。

 

 

①お金以外の報酬をつくっていく

 

言葉では簡単ですが、ではお金以外って何なん?となれば、ここから先、どういったものがあれば、働き手が喜ぶか。

 

これを今後、福祉だけでなく色んなワークスタイルで検討していかなければならない課題で、

 

来年、これが少し日本社会での課題として挙がってくるワードだと思います。

 

②地域で支援すると仕事量が今後減る

 

これは、地域への働きかけに意欲をお持ちでないケアマネさんに言っておきたいことで、

 

地域のシステム化が確立されたら、ケアマネさんたちがよく言葉として出てくる「困難ケース」が緩和された形で、

 

初回ケースで導入できる可能性があがるからです。

 

ホント?と疑う方もいらしているも当然いらしていると思うので、

 

これは、すごく時間をかけて細かく地域福祉について、多くのことを記事にしていきたいと思うので、

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

 

今日で仕事納めの方も多いのでしょうか?

 

来年もまた、どうぞよろしくお願い致します。

 

 

ぐりっど洛西のKでした。

 

この先の対人援助職は、

 

今の時代はロジカルシンキング(論理的思考)が大切と言われていますが、

 

それと同等に「ラテラルシンキング」(水平思考)も大切であると考えられています。

 

どれだけ不真面目に考えられる思考を持つことができるか。

 

例題)

 

①11個のみかんがあり、これを3人で均等で分けるにはどうしますか?

 

②直径20センチのホールケーキがあり、3回直線にナイフで切ることで8等分にシェアするにはどうしますか?

 

③一辺10センチの正方形に直線を3つ引くことにより、同じ大きさの四角形を4つつくるにはどのように線を引きますか?

 

 

これらの例題すべて、真面目に考えずに良いのです。

 

与えられたお題と答えが通っていればそれで良いのです。

 

これからの支援、このラテラルシンキングが必要になってくると思います。。

私が今まで経験してきた中で、

人間関係が良好で、そして適度に長く続く職場環境のポイントとして、

『適宜、職員間で感情表現言語が伝えられる』

ということが大きいと感じます。

難しい言葉かもしれませんが、内容が簡単です。

“今日訪問ずっと1人で寂しかった”

“◯◯さんのところできっちり仕事できたから今日は何か嬉しい”

“朝の掃除、誰もしてくれないからちょっとイラッとしてるんです”

嬉しいや悲しい、ありがとうや『やった』等の感嘆語。

職場で言えてますか?

もしくは、言えてない環境ですか?


こうした環境が、

職員を能動的にする。

職場で過度なストレスをしょいこまない。

また“辞められない”環境ではない、キャリアアップを後押しできる退職が可能な職場環境に持っていくことができる。


私が思う、雇用初期の人間関係づくりとは、ここにあると思うんです。