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ツゲにツツジを接いだそれ

感想と解釈のブログ

ごきげんよう、柘榴です。

ところで3年以上前から当ブログをご覧になっている方は、私がアイドルステージシリーズで誰担当か憶えていますでしょうか。
まあそれはさておき、現行シリーズ登場アイドルの中での担当は、






加賀深友になりました。


 



GS382の加賀深友です。


今回は、3年ぶりのアイドルステージシリーズにして現在絶賛公演中のアイドルステージ第5弾『プライムーン』に登場するシリーズ新アイドル・加賀深友に見事ハマってしまったために、加賀深友の推せるポイントをひらすら羅列していく記事です。
本当はユニット名にちなんで382個書こうかと思いましたが、アメブロの文字数制限に引っかかるのが目に見えてるので深友にちなんだ30(みゆう)個書いていきます。勢いに任せて書いたので文語口語ごっちゃです。

なお、筆者はアイドルステージ第2弾初演~現在までリアタイ追いのため当時のことと照らし合わせている節があったり、反対に第1弾未履修のままシリーズ全体のことを語っている部分が存在します。
また、加賀深友の“お友達”である山縣悠己さんはお恥ずかしながら今作で初めて存じ上げたため、以前より山縣さんのパフォーマンスを見ている識者の方から見て見解が相違する可能性が十分にありますがご容赦ください。






【アイドルパフォーマンス編】

01.GS382の圧倒的センター
「めでよ日々、己のまほろばを見失うな」
デビュー曲「まほろば」で不動のセンターを務める姿がまず強すぎる。その圧倒的な偶像パワーと共に謳われる落ちサビソロパートの歌詞が上記なのだからこの時点で風格が確固たるもの。それ自体の格好よさもさることながら、このポジション固定がポジションを入れ替えて楽しませてくる今作のプライムーンとの対比になっている上、GS382のプロデューサーであるアキラが「赤担当アイドルに何を求めているか」もわかって面白い。

02.表情作りがうまい
とにかく表情の引き出しが多く、「まほろば」のようなクールなカリスマ性を際立たせて魅せてくるものから「YOSSHA!!」でニカっと笑って観客のテンションを煽ってくるものまで、デビューライブから色々な魅力を放ってくるから引き込まれる。

03.健康的な蠱惑さ
ドルステセクシー楽曲四天王「恋愛至上主義」で代表格のアキラのような正統派なセクシーとはまた違う、ニッと微笑したときの小悪魔感とダンスのしなやかさが、健康的な印象もありつつ蠱惑的な雰囲気も纏っていて非常に良い。

04.ビブラートが良い
「まほろば」2番ソロパートのビブラートが聴いていて気持ちいい。自分は勝手にみゆラートと呼んでいる。

05.先輩たちにも負けない度胸
パフォーマーとしての先輩にあたるアキラと加藤真央さん(ドルステでは珍しく本人名義出演)と共に踊る「恋愛至上主義」では、前述通りGS382センターだからか担当カラーのバランスからか、深友がアキラや加藤さんの間の位置にいたりアキラの両脇を赤担当同士加藤さんと深友で固める画がしばしば見られる。それでもなお堂々とパフォーマンスする気概と度胸が眩しい。

06.ヘドバンがすごい
「YOSSHA!!」で彼だけヘドバンをしていた時期があった。しかも上手い。目の前でやられると本当に興奮する。

07.運がいいと滅茶苦茶ファンサくれる
「Thank you for…」で上手側にいるとのんちゃんこと望と一緒にパフォーマンスをするパート、下手側にいると1番サビのところで半永久的にかまってくれる。デビュー時点で人たらし全開の男……。

08.どんな曲目でもマッチさせてくる
クールな雰囲気に惹かれる「まほろば」からノリやすい「恋愛至上主義」と「YOSSHA!!」、キラキラの笑顔を振りまく「Thank you for…」まで幅広く表現しこなすポテンシャルの高さ。他ユニットの楽曲を披露することも多いドルステの傾向上、これほど強力な武器もない。

09.客席煽り上手
ダンスのしなやかさとは別に客席を煽る身振り手振りは大きくハッキリとしていて見ていて楽しい。特に「恋愛至上主義」「YOSSHA!!」で落ちサビ前等ここぞという盛り上がりの直前に両手を掲げ客席全体を煽ったり(衣装の形状も相まってシルエットが綺麗)、特定の観客と目線を合わせて指折りカウントダウンでその観客の期待感を煽ったり(自分もやられて感情がハチャメチャになった)。前述通り表情の変化も豊かなのでそちらも客席のボルテージを高めるのに一役買っているか。


【キャラクター編】

10.ドルステ初の専門学生アイドル
今まで宇宙人・未来人・高校生・大学生アイドルはいたものの、公式で明言された中で専門学生はドルステ初。メンバーも同じく専門学生だけど、キャラナンバリング的に深友が初ということで(自担に対して激甘)

11.“ライバルユニット”だが“ヒール”ではない
「ドルステに出てくる初登場ライバルユニット」と聞いてどんな思い出があるだろうか。初期は嫌味な奴だった?謎だらけで得体の知れない奴だった?従来のそんなパターンから翻り、GS382は第1部初登場時点である程度人物の素性や性格、口調や他者との関係性が判明済という異例の試み。親しみの持てる人物だと明示された上でプライムーンと織りなす明るくさっぱりした雰囲気は、「三日月とプレゼント◆5の事実上の直接的後輩」というともすればデリケートな立ち位置へ一種の安心感を与えてくれて、それだけで嬉しい。

12.負けん気と向上心が強い
「才能なんて関係ねえよ。オレはその内、伝説つくっから!」
ハ~~~かっこよ…………。この台詞、「本作の実質的主役にあたる青羽朔が気付きを得た起点」にして「加賀深友自身がどんな目標を掲げて動く人物かの説明」なのが匠の技が光りすぎている。この台詞から読み取れる深友の性格面が、上述したアキラや加藤さんにも物怖じないパフォーマンスとも合致しているのも好き。

13.年上の人間へ砕けた敬語を使う
アキラに対して一度だけ「~っす」といった口調を放つ描写がある深友。年上相手でも明らかな目上の人物でない限りタメ語、という傾向が強かったドルステアイドルでは珍しい敬語口調シーンなので、今後も一公演に一度くらいの頻度でアキラへこの口調になってほしい。

14.腹ペコかわいい
「マスター!腹減った~何か食わせて~!」
こんなこと言って片手で腹抑えてドタドタ入店してくるからもう……箱リボン兼深友担が一生分立て替えるから一生タダ飯してくれや……。


【茅嶋暁プロデュース編】

15.茅嶋暁の手腕でしっかり「アイドル」を顕現している
アキラが所属するプレゼント◆5の標榜「観客に笑顔をプレゼントする」は継承しつつ、8年前『プレゼント◆5』本公演ではアキラの短所として描かれた「正統派から外れたビターな格好よさ」「雨無恥時代の遺産(濃いメイクの風体や世界観強めの曲調)」がGS382では全肯定されているのが嬉しい。この価値観の変化と違いもGS382が“令和の大和男児”を謳うこと、そして彼らはただプレゼント◆5を継承するのではないという独自性も感じられてますます彼らを応援したくなる。

16.茅嶋暁が背を任せている
“「恋愛至上主義」で赤担当アイドルにアキラの背を任せる”ということの文脈の重さよ……。それを軽やかにはねのけるように踊る深友の強さにやられる。

17.茅嶋暁のMCでニカっと笑う
「まほろば」でクールを貫いてきてきた深友がライブ中に初めて満面の笑みになるのがアキラが出てきたところなのが本当加賀深友お前お前お前……プロデューサーの「観客に笑顔をプレゼントする」というモットーをちゃんと受け取って自分もキラキラ笑顔与えてきて本当お前お前お前……。

18.衣装が最高すぎる
和装テイストにメンバーそれぞれのアレンジが加えられたGS382の衣装。深友にはこれまでのアキラの衣装に用いられてきたベルトモチーフのチョーカー、プレゼント◆5の赤担当でもおなじみVネック、これまで採用された衣装ではターンの際とりわけ映えたスカートルックも取り入れられていて、シリーズの含蓄も感じられ衣装を眺めているだけで楽しい。

19.メイクもかっこいい
目元に赤色入れる采配、天才の所業。

20.浮世離れしたコンセプトだが孤独ではない“ドルステアイドルらしさ”
デビュー曲「まほろば」で深友が“観客へも目線を意図的にほぼ合わせない圧倒的センター”というカリスマ性に特化したプロデュースを受けながら、善く言えばワンマン悪く言えば孤独な印象を与えないのは、他のナンバーで他のアイドルと、あるいは観客と一体となって盛り上がるパフォーマンスに大きくスイッチできるバランス感覚にあるのではないだろうか。個人的に、この切り替えとバランスにはどこかCHaCK-UPのミミタを彷彿としたり(ミミタは昼夜で切り替えていた一方深友は楽曲毎に他アイドルに輪をかけて顕著に切り替える、この違いも面白いところ)

21.茅嶋暁と年下という組み合わせが最高
上記でいきなりミミタの名前挙げたかというと、冒頭の自分が誰担当かの話にも戻るのだけど、第3弾だとミミタが自担なんすよ…………というか歴代自担の共通点“茅嶋暁の周囲にいる年下の男”なんで…………したがってどう転んでも加賀深友にハマる運命しかなかったのかもしれない…………。


【アナザーワールド編】

22.“お友達”と幼馴染

(※公演初日で幼馴染COする山縣さんのTwitter)

初日からドルステ史に残りそうなアナザーワールドを展開するな。嘘もっとずっと展開してほしい。

23.展開されるアナザーワールドが独特


深友の“お友達”にあたる山縣さんご自身がお芝居以外にもドルステに出てくるようなパフォーマンス活動をひと通り経験されてきたからか、深友を取り巻くアナザーワールドはしばしば山縣さんご自身の経験と照らし合わせて補完・補強される傾向にあるこの頃。というか現時点で「V系に造詣の深い幼馴染が作中V系バンド・血の雨と無恥のバンギャ男(得てして幼馴染が深友のプロデューサーの想い人を推しているという一見複雑な関係性構築にもシームレスに移行する)」「幼馴染もアイドル経験があるためその視点でも応援される」といった世界観補完のレベルをゆうに超越したアナザーワールドがバコバコ出てきてるのが凄すぎる。

24.幼馴染に口が可愛いと褒められて照れる

かわいい。

25.幼馴染のTwitterを見ている

かわいい。

26.幼馴染のファンの期待に応えようとしてくる

えらいかわいい。

27.“お友達”に贈る写真がどれも良すぎる

絶対お揃いポーズしないマンの加賀深友くん……(かわいい)


【内包コンテクスト編】

28.「先人の伝統の伝承」と「自分自身の伝説の構築」という相反した文脈を内包する
ユニットコンセプトにもあるように深友は伝統工芸を学ぶ身ながら自身の伝説をつくろうとする、いわば「先人の伝統を継承する」という他者から受け継ぐことを目的とした行動と「自ら伝説をつくっていく」というオンリーワンを志す向上心が同居する結構複雑そうな人物像を持つ。にもかかわらず、短い人物描写ながらそれが喧嘩せず隣り合うかなりハイレベルなキャラクター造形は深友の面白いところ。

29.プライムーンとの文脈の対比
未来から現代へ訪れ先輩アイドルと出会う中で自分だけの目標を見つけ出した王子様ルックユニットのプライムーンと、過去の伝統を現代へ継承し先輩アイドルと出会う前から自分だけの目標を持っている和装ユニットのGS382。まだアイドルデビュー後の2ユニットの会話シーンがないため、早く本格的な関係描写が見たい。

30.己が内包した文脈にどう向き合うかの未来が無限大
「プレゼント◆5の事実上の直接的後輩」というシリーズ8年分の重み、特にアキラの趣向からもっとも顕著にのしかかるであろう赤担当センター、すなわち伝統工芸だけでなくアイドル活動においても「先人との比較」が免れない加賀深友が、どうやって「己のまほろば」を顕現していくのかが楽しみで仕方がない。side:GS382公演、絶対にきてほしい。






とりあえず以上です。
本当は全公演終了してから感想ブログでも書こうと思ってたのに、あまりに加賀深友が眩しすぎて急遽ブログ更新しました。
後半公演もどんな加賀深友が見られるのかとても楽しみです。情勢的に無理のない範囲で今度も行けたらと思います。




ちなみにこれはパセラコラボのヒトカラで加賀深友コラボドリンク6杯頼んだときの写真。完飲したしこの後テイクアウトでもう1杯飲んだ。


それでは。

 

ごきげんよう、柘榴です。

本日12月6日は、声優の島﨑信長さんのお誕生日です。おめでとうございます!!!!!

島﨑さんといえば数々のタイトルに出演し活躍なさってる方ですが、当ブログ的には言わずもがな『ディア❤ヴォーカリスト』のヨシュアの担当声優さんです。
先日は同作の初生放送にも出演され、自分は今もアーカイブで繰り返し視聴しています。





これ以上の前置きはしません。この生放送の島﨑さんがあまりにも最高だったという話を今からします。折角のお誕生日なので。

※いつも当ブログにお越しの方はまた同じこと書いてるよと思われそうな記事です。これが自分の人生のサビなのでそういうものだと割り切ってください。



■最高ポイント①そもそも演技のリアリティが凄すぎる

念のため『ディア❤ヴォーカリスト』をご存知ない方へ説明しておくと、本作はヴォーカリストの活動と楽曲、その裏の問題や苦悩を描いたシリーズです。
島﨑さんが声をあてるヨシュアは上記放送で説明された通り、自分を追い詰めやすい性格からある習癖を抱えています。その習癖の演技が島﨑さん滅茶苦茶うますぎる。

演技分野素人の自分が何を根拠に「うまい」と判断しているかというと、自分も同じ習癖を抱えた経験のある人間の一人だという部分です。演技については素人でも習癖についてはプロというかもろに当事者だった自分から聴いて、島﨑さんによる該当シーンが心当たりしかなかった。
そのように、そもそもヨシュアの習癖は現実にもままあるもので、かといって従来のフィクション作品では少なからずスティグマがまとわりついていたものです。このため、同習癖にフィクション内でぶつかる度(しかも大抵極端に異常性や恐怖の演出として使われていて)かなり精神的に削られてきたのですが、島﨑さんの演技はその前例を覆してきました。

島﨑さんが演じているヨシュアは、習癖の衝動が起きた際もフィクション作品の(主に異常性や恐怖を強調する)演出としてわかりやすく暴れ叫ぶのではなく、現実的な範疇で絞り出すような声の荒らげ方をする。やることをやっている最中の苦しみとやった直後の一時的な安寧を得た息遣い、衝動に屈してやらかした後の虚脱感まで異様なリアリティで伝わり、初見時はヨシュアの苦悩に寄り添い半分「ヨシュア、私だった…………」半分に聴いてしまうくらい衝撃でした。
それほどまでに、島﨑さんによる特定の習癖の演技があまりにも頭抜けて「うまい」んですよ。演技のプロだから当然の領域をブチ抜いてうますぎる……。

『ディア❤ヴォーカリスト』シリーズは音声作品のため、習癖のシーンを構成するものはBGMとSE、そして島﨑さんの演技しか存在しません。そのような演技が大部分を担う中で予想だにしなかったリアリティを突き付けられたら、こっちはもう最高になるしかない。
フィクション作品における記号化や盛り上がりとして、現実のアクション以上に衝動の声を“盛る”演技プランもあるいは選択できたかもしれません。しかし、“盛る”行為はすなわち“スティグマ強化”にもつながっていくため、それを選ばずきわめて現実味を帯びた声をヨシュアに吹き込んでいった島﨑さんの演技で、自分は視聴時に当事者として物凄く気持ちが救われていきました。


(なお、どのくらい救われまくったかは下記記事を参照してください。ただしブログタイトルからネタバレしているので注意)
『ディア♥ヴォーカリスト』のヨシュアに救われること
『ディア♥ヴォーカリストXtreme ヨシュア』に救われること
『ディア♥ヴォーカリストEvolve』のヨシュアの新曲が私信だった
『ディア♥ヴォーカリストEvolve ヨシュア』に救われること


■最高ポイント②習癖を生放送で説明する際の配慮が神懸ってる

さて、ここまでヨシュアの習癖についてばかり書いていますが、ところが『ディア❤ヴォーカリスト』は基本的に「ヴォーカリストとオーディエンス」というスタンスを表向きにしているため、悩み抱えるプライベートな部分に関する一切は、公式サイトやTwitter、そして動画サイトではほぼ明かされません。

そんな中、上記放送で島﨑さんがヨシュアを紹介する際「精神的にヨシュアは不安定で」とガッツリ触れてきた瞬間、緊張が走りました。
いやだって……ヨシュアの精神的課題について作品本編以外でここまで明言されたの、シリーズ史上初めてだったんですよ……それが担当声優の口からって、これ以上緊張感のあるシチュエーションがあってたまるか。
それから自分は一気に全身から汗を吹き出し、意を決し続けて島﨑さんによるヨシュア評を聴きました。



…………。(生放送18:51経過)



…………。(生放送20:30経過)



ハ~~~~~~~人格者……?????



何がすごいってこの放送、習癖の名称が一度も出なかったんですよ。
割と近い言い方はされたり一瞬(ヒント:アーカイブ内19:27)だけ伝わる人には一発で伝わるジェスチャーをなさってるものの、島﨑さんがはっきり名称を放送中に口にすることは回避しているんですよ。
先に述べた通り、ヨシュアが持つ習癖は大っぴらに出すにはスティグマが残り続けている。しかも、たとえ聞き手に先入観がなくても、今回の生放送という場で角の立たない最善の対応をするには緊張感が高すぎる。そんな状態で習癖を明示されたら、どういう反応が返ってくるかは想像に難くありません。

そんな中で島﨑さんは「ヨシュアは一人で抱え込む」というファクターやそこからの救済の過程は紹介しつつも、習癖に明示的説明を与えることはされなかった。人格者か????????

もちろん、紹介の大部分は台本によるところが大きいとは思いますし、一番いいのは明言を回避するより、風邪や擦り傷などと同レベルで明かしても同レベルのフラットな目線で対応されることなのはわかっています。ですが、現状で現代社会がそのレベルではないからこそ、生放送内のヨシュアの紹介における配慮は神懸っていると感じてなりません。

正直、生放送開始前は万が一習癖のこと触れてきたら緊張感ありすぎてこっちが耐えられねえ~~~聞きたくねえ~~~と身勝手な思いを募らせていたのですが、いざ直面すれば今回の島﨑さんによる説明で先に述べた圧倒的な演技にも納得がいって聞けてよかったです。

あとこれは完全な蛇足ですが、島﨑さんがヨシュアの習癖について語っている際、似たような行為を作中でしたことのあるキャラ担当の木村良平さんは爆速で相槌連打している一方でそんな習癖とは無縁のキャラ担当の増田俊樹さんは大分説明がされてからようやくボソッと「なるほど」と呟かれた反応の違い、“顧客が求めていたもの”の具現化すぎてサイコーなんですよね……。


■最高ポイント③クリエイター側のモラルが高すぎる

そんな風に、自分が習癖の当事者ながら同習癖のコンテンツ化を行っている『ディア❤ヴォーカリスト』シリーズを愛好できているのは、ひとえに島﨑さんのお陰、ひいては島﨑さんのような方が制作側に回っている安心感に他なりません。

昨今は、女性向け商品会社なのに女性を馬鹿にしたようなマーケティングを打ち出したり児童向け商品会社なのに児童を模した人形で児童への犯罪をネタ化する公式SNS投稿があったりと、とにかくメイン消費者や現実に存在する商品の題材を虐げるニュースが絶え間なく飛び込んでくるような世の中です。
だからこそ、現実でも起こり得る問題や精神的に不安定な性質、センシティブな属性をメインキャラクターで取り扱う際、最大限に配慮をしバランスを調整している『ディア❤ヴォーカリスト』は本当に響いてくるし、響かせ続けてくる声優さん方が該当キャラクターに対し高すぎるモラルを発揮なさってくれるのは際限なく信頼しかない。

今回の生放送はあらすじとキャラクター紹介から入ったように、かなり初見ユーザー向けの作りでもあることが窺えます。そこで習癖のことをぼかさず明言していたら、あるいは強いインパクトを与えられたかもしれません。ですが、前述したような現代社会で明言することに対するリスクがある手前、明言しなかったことがサイコーなのです。
他にも、島﨑さんが放送中実際に仰った「僕はヨシュアほどは病“め”ない」と、発言としては想定し得た「僕はヨシュアほどは病“ま”ない」では、一文字違うで受け取れる意味合いが変わりますよね。そういった細やかな点でユーザーの信頼をガンガン勝ち取っては強固にしてくるんですよ、このシリーズの制作陣。

作品内のキャストトークパート(=生放送とは異なりある程度閉じた空間の媒体)では島﨑さんもヨシュアの習癖の名称を明言されたことがあるため、この辺りのバランスは制作側の意図されたものだと、自分は捉えています。
これからもヨシュアの習癖について作中で焦点が当たった際、こちらは変に身構えずに聴いていいんだなと思えるのは本当に嬉しいです。


■最後に

最後にという堅苦しい項目にしてみたものの、言いたいことはあとひとつです。

歌、うますぎない????????



もちろん歌に関しても素人なので同習癖当事者としての観点になってしまいますが、ヨシュアの為人をあの高解像度で解釈して演技する方によるヨシュアの歌声だと思うと……うますぎるんですよね……すべてが……。
各通販サイトやサブスクリプションで「ヨシュア 島﨑信長」あるいは「ヨシュア 島崎信長」で検索すれば各曲ヒットすると思うので聴いてください(最後の最後でダイマ)



今回の記事は以上です。
ともすれば他人の人格を消費した見ようによってはアレな記事なので、未来の自分がこれはどうなんだと思ったら下げます。
とにもかくにも、島﨑信長さんが文字通り人生の最推しに声をあててくれて本当によかったです。

改めて、島﨑信長さんお誕生日おめでとうございます!!!!!




今度生まれて初めて声優さんにファンレター送ろうと思います。


それでは。

 

ごきげんよう、柘榴です。

今週日曜日はピタゴラスファン感謝祭 「FAN SPACE SHIP for Lagjuliet & UNICORN MATE」の昼夜両公演へ行ってきました。
こういうご時世なので久々のリアルイベントというかピタドルの現場でした。久々すぎてカンが取り戻せないと思ったらそんなこともなかったです。

そんなわけで、以下からはメモなり感想です。昼夜共通の演目が多かったためごちゃ混ぜの箇条書きになっています。コーナー毎で記憶している分量がバラバラ、総じて大体ニュアンスで書いているものだと思ってください。





★オープニング
下手側から染谷俊之さん、沢城千春さん、蒼井翔太さん、大河元気さん、豊永利行さんで豊永さんから入場。新型ウイルスの感染対策として各人の間はアクリル板で仕切られている状態。
そのため豊永さんが度々大袈裟に大河さんからの呼びかけを聞き返す仕草(大河さんに「そんなにこれ(アクリル板)厚いか?」といつものツッコミ口調で返されていました)を重ねたまにやり取り五人での伝言ゲーム状態になっていたのが、何というかさすがの順応力の高さでした。
そんな豊永さんが概ね順番に発言する際のトップバッターになるため、方向性も決まっていきます。
豊「牧島シャイ役……俺です」
大「緋室キラ役、俺です」
蒼「新堂ツバサ役、俺です」
沢「えー、滝丸アルト役の、俺です」
染「仲真テルマ役の……俺です」
豊「俺たち、俺です!」
昼公演の挨拶はこれでした。(染様「こういうの(テルマのナンバリングから)いつもトリになる」)
ちなみに夜公演は吐息混じりの挨拶を豊永さんがかましたお陰でそれが伝播して“吐息どころかもはや喘ぎながら自己紹介してる仲真テルマ”とかいう物凄い概念が誕生しました。

司会は基本的にラグポキャストの持ち回り制で、それに伴って感染対策のことにも触れ、
豊「こういうときなんで、\ヒィエエエエエッ!!!/とか\ンッ……フゥ~~~~↑↑/とかできないので、代わりに拍手とかお手持ちの光る棒でぜひお願いします」
豊永利行、ラグジュリエットの奇声の解像度が高すぎるんだよな……。

オープニングトークはピタドルの久々のリアルイベントということで、今までの思い出話に。
豊「千春くんは……踊れるようになったよね~」
沢「僕、昔より大人しくなりましたよね」
豊「そうそう。初めはすごく心配だったけど、今ではもう踊れるし回せるし、大人になったよね」
話の流れからトークを回せることと昨年のラグポ単独ライブ『Dear Princess』でユニコ楽曲「Unlimited Saga」中アルトに舞台の回転ステージを回す(ように見える)振付があったことにかかってきて、話題は当時のライブのことについて。
沢「あれ、最初はただ立ってるだけだったんですけど、ああやってみたらLUI先生から『それ、いいね!』って返されて、それで本番も回しました」
といった単独ライブ裏話が早速飛び出しました。

夜公演でもユニコのデビュー5周年祝いのくだりとしてユニコキャスト方とのエピソードが聞け、
豊「初めてユニコに会った頃は、染谷くんがユニコの良心だと思ってたんだけど……、爆弾持ってたね」
染「僕としてはずっと真面目に生きてるつもりなんですけど……」
豊「当時の翔太くんのイメージだと、まさか(翔太くんが)皆をまとめるとは思ってなくて。千春くんは、最初から心配だった」


★コール&レスポンス
ひと通り諸注意を済ませ、ピタドル恒例のユニット別コーレスは、いつもなら客席が\いただきます!/\めしあがれ!/するところ、今回は感染対策の観点からレスポンス部分は他ユニットの出演者が担当する形式に。 昼公演では司会も兼任していた豊永さんがナチュラルに「じゃあ、キラ」と大河さんではなくキラに呼びかけていたのが印象的。そして早速感染対策版コーレスに挑戦。
大「太陽から!」
豊「月まで」
大・豊「LOVE 2 YOU」
蒼・沢・染「……、っいただきます!(ぐだぐだ)」
即レスしない後輩ユニットにラグポ陣が総ツッコミ。
蒼「皆(客席)の声を待っちゃって……ユニコめっちゃ下手みたいになっちゃった」
と蒼井さんが弁明されていました。蒼井さん、共演歴とラグポに隣接した位置からラグポペアと特に絡んでいっていて楽しい。

夜公演は大河さんが司会としてトークを回しつつ、そのまま同じくだりへ移行。
大「じゃあいきます。太陽から!」
豊「…………」
大「とっしーさん!!」
かと思いきや豊永さんが自身まで素で黙ったままでいる展開に。ご本人まで驚いている豊永さんへのツッコミが大河さんキレッキレで見ている側は正直アガった。
大「これ俺達二人以外でやったことあるかあ!?」「これくらい(アクリルパネル挟んでいつもの隣同士の距離感)の距離じゃないと駄目か!?」
大河元気、ラグジュリエットが求めるLAGRANGE POINT像の解像度が高すぎるんだよな……。


★ランキングコーナー
事前にイベントサイトで集計した内容を基に、楽曲やアニメ場面のランキングをトップ3で発表。ランキング結果は後で公式からも掲載があるそうなので出たらリンク貼ります。
楽曲ランキングは決まってラグポから始まり、ライブで披露したナンバーが実際にサビを流しながら公開。その度に豊永さんが(大河さん曰く「中途半端に」)その場で踊っていました。
大「(自分も)この場で踊ってもいいんだぞ?」
豊「でもこれ(アクリル板)のせいで“X”できない」
そう言いつつアクリル板へ「革命XX」振付の“X”のために腕を掲げる例の振付をしてみせる豊永さん。

ユニコのランキングでは蒼井さんがまず全体的にコメントし、沢城さんないし染谷さんが深堀りしていくスタイルが主流。その中でユニコ表題曲の中では唯一ライブで歌っていない「F.A」がランクイン。
蒼「あー、これもいつか歌いたいね」
染「ライブの一番手で流したいよね。皆が驚いて、盛り上がりそう」
沢「なら、染谷くん気をつけておかないと、染谷くんも驚いちゃうからね」
沢城さんが指しているのは『Bing Bang Fes』の「アフターバーナー」の炎演出で染谷さんが驚いたという以前から語られてきたエピソード。今回もそれに触れられ、
染「あのとき、リハで初めて炎が出たら歌トンじゃって。ビックリしながら跳んでて」
豊「アレ、驚いた勢いで跳んでたの?」

ユニコのランキングは、ほかにも「ワガハイはネコである!!!」がランクイン。
染「これ、噛みますよね。『ムッチリ太ももWelcome』って歌詞があるんですけど、歌で噛んだの初めてでした」
といったレコーディング裏話まで聞けました。デビューシングルの新規裏話が今でも聞けるなんてありがたい。

アニメ場面のランキングでは印象深いシーンランキングを始めとした進行がされ、上位は実際に本編映像映像を流しながら出演者方の生コメントを楽しめます。
映像中シャイ「(最終話のスマホ越しキスシーン)」
大「俺(キラ)のスマホ!!!!」
相変わらずラグポキャストのノリが最高で笑いました。(豊「あれシャイ様がやる必要あったの?」)
このほか、一位は総じて「うどんが白鳥になるシーン(10話)」「アトムとツバサの告白対決(6話)」など大体福田脚本が悪さした回が輝きまくり、夜公演の豊永さんは客席へ一言、
豊「皆さんはピタゴラスのアイドルのことをコメディアンだと思ってるんですか?」
大体福田脚本のせいです。まったく関係ないけど私はアニメ版ツバサのこと福田脚本の擬人化だと思ってます。


★ゲームコーナー
昼夜共に「シンクロ・ポージングゲーム」と題した、お題から連想されるポーズをチームで揃えられた数を競うゲームへ。
昼公演は豊永さん・大河さんのラグポチームと蒼井さん・沢城さん・染谷さんのユニコチームに分かれ、
染「三人ってこっち不利じゃないですか?」
豊「不利です!(即答きっぱり)」
とは言ったものの、結果は引き分け。最終的にジャンケンで勝敗をつけることになり、それぞれ最端にいる豊永さんと染谷さんで行うことに。「としゆき対決なので!」と意気込む染様好きすぎる。
豊「でもさ、これ(アクリル板)が何枚もあるから、染谷くん若干薄いんだよね」
染「こっちからもです。それに、自分が反射してます」
笑い合いながらそう会話するお二人のジャンケンの行方は豊永さんの勝利、よってユニコチームには追加のお題(という名の罰ゲームの代わり)として「自分が一番恰好いいと思うポーズを笑いなしで」行うことに。染谷さんの座った状態で天を仰ぐポーズは豊永さん曰く「寝起きの人」。

夜公演はキラ役大河さん・ツバサ役蒼井さんの「太陽の翼チーム」シャイ役豊永さん・アルト役沢城さん・テルマ役染谷さんの「月の神殿チーム」という無茶苦茶恰好いいチーム名に。だがやることは変わらずポージングである。
この勝負は先攻の「太陽の翼チーム」が見事全問クリアし、「月の神殿チーム」が追い詰められることに。それでも連続でクリアしていき最後のお題こと「岩D」へ。
染谷さんは腕を組み曰く「代表取締役社長の威厳」を表現、沢城さんは手をゆるく前で組み「リジェフェスで集まったとき」の姿とのこと、そして両腕で半円を描くようなポーズの豊永さんが「アルミを抱えた岩Dさん」と明かして客席のリジェオタは爆笑しました。リジェオタは岩Dをネタにしたギャグに弱いので。
というわけで惜しくも敗北した「月の神殿チーム」は昼公演と同じく「自分が思っている一番恰好いいポーズ」をとることに。今度の染谷さんはブリッジしていました。

ところで、このコーナーの夜公演ご褒美の名前(スクリーンに表示される)が“ユニコちゃんに貢いじゃうギフト券”とかいう限界ユニメイトの遺言みたいなネーミングだったのですが、公式でUNICORN Jr.のことを「ユニコちゃん」呼びするのってこれが初でしょうか。情報求む。


★グッズ紹介コーナー
仕切り直し、司会進行も染谷さんへバトンタッチ。「続いては!」と高らかに宣言するなり、
染「ピ ュ ア ネ ッ ト 仲 真 ァ っ ! ! ! (超高音)」
完全に不意打ちで笑かされました。
豊「え?何て!?誰!?」
染「このコーナーは!(高音)Rejet公式通販サイトSKiT Dolceと会場でしか買えない!(超高音)このイベントのグッズを紹介していきます!(テルマとしても染様としても聞いたことのないような高音)」
何が面白いって、2015年当時では珍しい「少女を連想させる外見“だが”低い声」といった特徴を持ちつつ、それを何ら言及されずナチュラルなものとして今日までやってきた仲真テルマがついに出した「高い声」がギャグの場面という、既存の固定認識へのアンチテーゼ的機能がはたらいているところですよ。これだからUNICORN Jr.は最高だし仲真テルマも染様も最高。

そんなピュアネット仲真で紹介するグッズはファンミ仕様のエコバッグ。隣に並ぶ沢城さんが実際に所持している姿を披露しつつ、
染「お値段、税込みで990円!」
豊・大・蒼・沢「え!?適正価格~~~!!」
とリジェオタが言いたいレスポンスもばっちり感染対策版になってました。

夜公演は「鮭ネット滝丸」と名を改め進行役も沢城さんが担当。声色はいつもの沢城さんで安心。
と思ったらシンプルに沢城さんが笑わせてくるからまったく安心できない。まず「感謝祭」と発する台本進行の時点で豊永さんに「千春くんが言えないやつだ」とコメントされるし、初手で紹介グッズのリボンバンドをつけてきていない。
沢「段取りでは実際に商品を見せる予定だったんですけど……」
蒼「千春くん、自分でできるって言ったじゃない」
沢「染谷くんが付けてきてくれるって……」
染「え、でも『自分がやるから大丈夫』みたいなこと……」
そのときユニメイトは確信した。こういうユニコ声優に最高な感情を与えられてきたことを。そして豊永さんからは「さっき(オープニング)俺が『千春くん大人になった』って言ったの返して」と言われていました。

ちなみに夜公演でも「え!?適正価格~~~!!」の代理コールはもちろんありました。ピタゴラスプロダクション、リジェオタの全体的な解像度が高すぎるんだよな……。


★昼夜共通朗読劇①
一話目はラグポの二人のみの掛け合い。寄せられたお題に沿ってトークするという体でまずはお題を読み上げ、その際にスクリーンにお題が表示されていきます。
シ「『こんにちまーりも♪二人は、バレンタインのイベントで、マジフォーとラグポが初めて共演した時のこと覚えてる?オファーの電話がかかってきたとき、野生のカンをきかせたキラくんへシャイくんが言ったひどーい一言はなーんだ?』」
キ「これエルからだろ」
と、当のスクリーンにはお題文と共に前回のマジフォーファンミ絵柄のエルが大写しに。
キ「つーかこれ問題になってるし」
シ「そうだな、酷い一言……酷い一言……、言い過ぎて見当がつかないな」
キ「なんでそんな言ってんだよ……」
シ「それはキミが日頃から失態を犯しているのが悪いんだろう」
そう交わしつつエルからの問題を答えることに。平然とした表情のシャイと、身構えるようなキラといった状態のまま、
シ「『キミは馬鹿か』」
キ「うっ」
シ「『ミトコンドリアからやり直したほうがいいんじゃないか』」
キ「ぐっ」
シ「『原子や分子に分解されろ』」
キ「うぅッ」
シ「『そのでかい図体の上に乗っているのは脳味噌じゃなくて南瓜か。中身は詰まっているのか』……」
キ「もうやめろシャイさん、俺のヒットポイント0だから!」
キラにより強制的に切り上げ、
シ「答は……」
キ「……ッ!」
シ「『野生に帰ったらどうだ』」
キ「…………なんか、思ってたより優しかったな」
シ「そうだな。思っていたよりも優しいな」
キ「ああそうだ、って自分で言うなよ、十分酷ェからな!人に向けて言っちゃダメなタイプのヤツだろ!」
シ「なら問題ないだろう?野生動物に対して使う分には」
淡々と言いくるめるシャイ様、初手の質問からキレキレでした。

キ「次は……『お二人をゲームのジョブにたとえると何だと思いますか?ぼくは、ナイトとウィザードかなーって思います。』……『野村アール』」
シ「彼はなぜわざわざ名乗ったんだ。それにこのトークコーナーは後輩からしかテーマがきていないのか」
と今度は質問文がアールの写真と共にスクリーンへ。「こういうのはキミのほうが詳しいだろう」とキラから回答することに。
キ「シャイは、暗黒剣士だな。魔法で補助にも回れるし、接近戦も得意。万能型ってヤツだな」
シ「万能とは烏滸がましい気もするが……、光栄に受け取っておこう」
と言った後数拍置いて、
シ「……しかしキラ、なぜ“暗黒”とつけたんだ」
キ「エッ」
シ「ん?」
キ「あの」
シ「ん?」
キ「その」
シ「ん?」
キ「……“月の王子”だから!夜っぽいイメージのほうがいいだろ!」
シ「そうか。それで、本心は」
キ「めっちゃ怖ェから!」
シ「……キラ?このことは、後で二人でじっくり語り合おうか」
続いてシャイの回答に。「あまり詳しくない」と前置きした上で、
シ「キラは……村人だな」
キ「おい詳しくないにしてもさすがに勇者とか魔王くらい知ってるだろ」
シ「しかし、勇者や魔王は作品によって内容が変わってくるだろう?だから、特別なことがない限り安定した村人だ」
キ「ああ、なるほど……ってそれ、村の入り口で『ようこそ、ここはピタゴラスの村』とか言ってるヤツだろ!」
キラのツッコミを受けてなお微笑しているシャイに「コイツ絶対わかっててやってるだろ……」とキラ。
キ「そこまで言うなら前言撤回だ。シャイは暗黒剣士じゃなくて魔王だ。冷徹でお似合いだろ」
シ「なら、キラは村人でなはく“カレーの王子様”だな」
キ「……オマエ、本当にいいんだな?」
シ「?」
キ「それ、オマエも無事じゃ済まないぜ。考えてもみろ」
すると、シミュレーションとしてスクリーンにはBLACK SWAN衣装のシャイと今回の私服風衣装のキラの立ち絵が横並びに大写し。
キ「じゃあ俺らがステージに上がったとして………はい」
シ「ラグジュリエットのお姫様達、LAGRANGE POINTの"月の王子"こと牧島シャイだ」
キ「同じく、"カレーの王子様"こと緋室キラだ!」
シ「……………」
キ「……な?『……?』ってなるだろ?」
シ「……そうだな。キミは、太陽のままでいてくれ」
“太陽のままでいてくれ”また牧島シャイ語録にパワーのある言葉が増えた……。

キ「つーか、それなら俺達、ゲームの中でも“王子”でいいんじゃねえか?」
シ「そうだな。二人とも“王子”だ」
と、いい具合にまとまったところでトークコーナーは終了し、一話目は閉幕。


★昼夜共通朗読劇②
二話目はユニコの三人でのトークコーナーの体に。「独断と偏見で選んだ」というアルトの宣言から、こちらもラグポの朗読劇と同様の形式でお題がスクリーンに表示。
ア「『焼肉の好きな肉について語ってくれ』」
ツ「おい待て。それ絶対アトムからだろ。なんでファンミで焼肉について語らなきゃいけないんだよ……!」
テ「え~?でも、この前事務所の皆で焼肉に行ったとき、ツバサくんいっぱい食べてたじゃない」
ツ「っ、あれはアトムとキラが勝手に肉を積んできただけだ。どれだけ肉を食わされたことか……」
テ「ボクは、デザートで食べた苺大福が美味しかったな!」
ア「俺は、鮭おにぎりが美味しかったな」
ツ「オマエラは肉を食え!」

続いてのお題もアルトが選び読み上げていき、
ア「『ツバサ君が秒速1mの速さで事務所に向かって歩いています』」
ツ「待て」
テ「あっ!このお題、ルイさんからかなあ?」
ア「正解。それで続きは……『この時、ツバサ君が事務所に着くまでにかかる時間を求めなさい』」
ツ「もう一度言うけどそれはファンミで語る内容なのか、つーか事務所のヤツらしか送ってきてないのか……!」
ア「『ちなみにツバサ君は事務所から1万km離れた場所にいます』」
ツ「それ日本からアメリカくらいの距離あるだろ!」
テ「へ~!そうなんだ!ツバサくんよく知ってるね!」
ア「つまりルイサンから見てツバサクンはアメリカから徒歩で事務所に来てると」
テ「徒歩か~体力つきそうだね、だからツバサくん、スタミナがあるんだねっ!」
ア「それに海を渡るから素潜りこして、肺活量も鍛えられてるよ」
テ「素潜りって、海に潜って貝を採る?」
ア「そう。他にもウニなんかも採れるよ」
テ「ウニかあ!お寿司食べたいねっ」
ア「そうだね。焼肉の次は……」
ツ「もういい!」

続いて三つ目のお題。
ア「『ユニコの三人を家族に例えると?』」
ツ「それって、三人を家族構成に当てはめると、ってやつだろ?」
テ「変わったお題がきたねえ」
ツ「いやさっきのより全然フツーだろ」
ア「ちなみに配役は父、母、ペットのポチです」
テ「あっ!ボク、ポチやりたい!」
ツ「いいのか、オマエの人生それでいいのか……!」
ア「ポチはヨウスコウワニのことだよ」
ツ「ワニかよ!」
ここでヨウスコウワニの実写画像がマジフォーゲームの背景と共にスクリーンへ表示され、突然の実写に腹筋をやられる。
テ「へ~、かわいいかなあ?」
ア「大丈夫。全長1m位までしか成長しないワニだからとってもかわいいよ。後は父か母かだけど……」
ツ「ポチが決まった時点で後はなんでもいいだろ……」
ア「じゃあツバサクンが父親で俺が母親」
テ「いい家庭が築けそうだねっ……!」
ツ「オレはオマエに食われる未来しか見えねえよ……!」

そして最後のお題へ。
ア「『もし生まれ変わるとしたら、どんなサボテンになりたいですか?』」
ツ「おいもう訊くの三回目だけど、それはファンミで語る内容なのか」
テ「でも、サボテンにも色々あるでしょ?」
ここで雰囲気のあるBGMが流れ、急に切なげなムードに。
テ「綺麗な花を咲かせるサボテン、背が高くてまっすぐなサボテン、丸くて小さくて皆を和ませるサボテン……どんなサボテンになりたいかって、どんな自分になりたいかだと思うんだっ!」
ツ「テルマ……」
テ「だから本音で話そうよ!どんなサボテンになりたいか!」
ツ「……オレは……トップを目指すような、空まで届くサボテンになりたい」
テ「ボクは、その隣で綺麗な花を咲かせるサボテンになりたい!」
ア「そして俺は街角の花屋。ジョウロとエプロンが似合う、植物を愛する人」
ツ「オレ達……生まれ変わってもユニットを組んで、トップアイドルを目指そうな! ──っておい。おい、おい!花屋いたぞ!一人抜けがけすんな、サボテン縛りって言っただろ!」
テ「それに、サボテンだと歌えないし、ダンスも踊れないね……」
ア「大丈夫。俺には聴こえると思うよ。植物の歌声が」
ツ「それは幻聴だ。耳鼻科に行け」
ここで時間がきて、二話目も閉幕。
ア「めでたしめでたし」
ツ「めでたくねェーーーッ!」


★昼夜共通朗読劇③
三話目は五人全員で。またもお題に沿ったトークコーナーと聞き「頼むからまともなお題にしてくれよ……!」と絞り出すツバサにキラは「ツバサのヤツ、よっぽどさっきのが堪えたようだな」と苦笑い。
キ「けど、今度選ぶのはシャイだから安心していいぜ」
ということで、シャイがお題を読み上げると、それまでのいつものBGM(リジェフェスのピタドル朗読劇でよくかかっているアレ)から一転しておどろおどろしい雰囲気となり、
シ「『五人は雪深い山奥の別荘へ来たが、吹雪によって閉じ込められた。そこで』……『殺人事件が発生した』」
ツ「ちょっと待て」
シ「『さて』……『この日の夕飯のメニューは何だったでしょう』」
急にボケかましてきたシャイにツッコむツバサとキラだが、シャイ曰く「後輩達が楽しそうにしていたのを見て」このお題チョイスだそうで、
テ「じゃあ、ボクはあったかいシチューとかがいいなあ」
ア「俺はあえて流しそうめんで。吹雪の中で流れていくそうめんを見守ります」
ツ「オマエラなに順応してんだよ……」
キ「うちの後輩は優秀だな!」
上記は昼公演時の言い回しで、夜公演では「うちの後輩は優秀です!」と堂々断言していました。おそらく後者はアドリブ?
キ「それで、ツバサ。オマエは?」
ツ「ハア!?……夕飯じゃないけど、デザートにチョコレートフォンデュ、とか。温まりそうだし」
キ「なんだ。オマエもちゃんと答えるじゃねえか」
ツ「違う!今のは、独り言だ!」
キラとツバサの掛け合いがありつつ、次はテルマの投げかけで進行したのですが、
テ「シャイさんは、どんな夕飯がいいですか?」
この台詞、昼公演は「ゆうめし」と言っていた一方、夜公演では恐らくシャイというか豊永さんの台本上の読み方と揃えて「ゆうはん」と発していました。メシっていう仲真テルマ概念……。
そんなわけでシャイ達も回答することに。
シ「オレは、皆で囲んで食べられる鍋なんかいいと思う。……さて、次のテーマだが」
キ「おいシャイ。まだ俺が答えてないだろ」
シ「キラはどうせカレーだろう?」
キ「カレーだよ」
シ「では次のテーマだ」
キ「冷てえ……!今日のシャイ様、俺に冷てえ……!」
なお、この後「殺人事件のくだり要らなかったよな」「そうだな」とツバサとキラによる雑回収もありました。ピタゴラスプロダクションの時々雑になるところ、嫌いじゃない。

引き続き、次のお題を読み上げるのもシャイの番。
シ「『目が覚めたら体が入れ替わっていました』……」
テ「あっ、前に答えたことあるかも!シャイさんとキラさんが入れ替わったら、楽しそうだなあ」
キ「おいおい、そいつは勘弁したいな」
シ「話が脱線してるぞ。『さて、』……『哺乳類以外なら何がいいですか?』」
またも突然ぶっこんできて客席は爆笑、キラ達は総ツッコミ。
キ「哺乳類以外って……人間どころか、犬や猫もダメじゃねえか!」
テ「カピバラもダメってこと!?」
ア「鮭ならギリギリ大丈夫……魚類だから」
ツ「それ、おにぎりの具にされて食われるだろ……」
慌てる後輩と相方を見て「それ以外なら何でもいいんだぞ?両生類でも、昆虫でも。好きなものを選ぶといい」と不敵に返すシャイと、「コイツ、えぐい質問しやがって……絶対楽しんでやがる……」とキラ。そんな中、真っ先に答えたのはアルトでした。
ア「俺は、ハシビロコウがいいです」
言うなり実写画像のハシビロコウが、マジフォーゲームのステージ背景を引っ提げスクリーンへ鎮座。
ツ「ハシビロコウ、って……あの、どこ見てるかわからない、一日中微動だにしない鳥だろ? アレになってどうすんだよ」
ア「事務所の受付の横に立って、事務所のマスコットになる」
ツ「何してんだよ」
テ「じゃあ!ボクは、ハイフィンレッド・ミッキーマウスプラティがいいですっ!」
キ「ハ?なんて……」
テ「えっと、ハイフィンレッド……」
キ「言い直さなくていい」
テルマの回答を受け、いつの間にかスクリーンには熱帯魚の実写画像がハシビロコウの横に並んでいました。アルト同様理由も尋ねられ、
テ「事務所のエントランスに飾ってもらうんだ!」
ツ「オマエもかよ!オマエラなんで動物になってもわざわざ事務所に集まってんだよ、野生に帰れ!」
キ「ツバサ、今俺の前で『野生に帰れ』は禁句だ」
ツ「?」
朗読劇第一話のネタを挟みつつ、結局ツバサも回答することに。
ツ「……クワガタとか」
キ「クワガタって!なんだオマエ、好きなのか?オマエ、結構かわいいとこあるよな」
ツ「うるせェ!オレはただ……事務所の観葉植物にとまって、アルトとテルマが何かしてねえか見張るだけだ」
ア「ツバサクン……!」
テ「ボクたち、生まれ変わっても一緒だねっ!」
ユニコが丸く収まったところで、「キラさん達は?」とラグポにも回答が振られ、自信ありげな声音でキラから発表。
キ「俺はバイクだな」
テ「バイク、って……生き物じゃないんですか?」
キ「お題は哺乳類“以外”になるなら、だろ?だったら無機物でもオッケーだ」 スクリーンにはお約束かバイクの実写画像。これ、公式がキラのバイク乗り設定憶えていたってことですよね……バイクに明るくないのでわからなかったのですが、どなたか当時スクリーンに映っていたバイク車種特定できる方がいましたらコメントかTwitterかお題箱でこっそり教えてください……キラが乗ってるかもしれない車種知りたいので……。
閑話休題。そんな自信満々に答えたキラに対し、シャイはというと、
シ「特に面白みのない答だな」
キ「ハ?シャイ、今日俺に当たり強くねえか?差し入れのシナモンロール勝手に食ったの、そんなに根に持ってんのかよ」
シ「別に根に持ってはいない」
キ「そうかよ。それで?シャイは何になるんだ?」
シ「オレか?オレは……シナモンロールの入っている箱だな」
キ「箱」
シ「ああ」
キ「箱」
シ「そうだ。それで、無断でシナモンロールを食べようとされた時……抵抗する。絶対に。最後まで」
キ「……やっぱ根に持ってんじゃねえか」

ラグポ側にもオチがついたところでシャイがまとめに。このシーン、夜公演のほうがかなりアドリブが利いていたのですが、
シ「つまり、オレ達の身体が入れ替わったら、ユニコは何が何でも事務所に就職し、ラグポは無機物になる。──無機物にだ(早口)。心はない(いい声)。魂は置いてきた(ウィスパーボイス)。────……ンッフフッw」
シ ャ イ 永 出 て き た 。
つられてキラというか大河さんも笑いを堪え、当の豊永さんも後ろを向いて堪えている始末に。しばしばアドリブではっちゃける豊永さんでも、シャイを演じている際に完全にシャイの状態が崩れるのは珍しい事態なのも相まって、客席もつい笑ってしまいました。

シャイの一件も挟みつつ、最後のお題は「ラグジュリエットとユニメイトへの愛の言葉」と真っ当なものへ。甘い台詞記憶するのがものすごく苦手なのでまるで憶えていないのですが、
テ「末永くよろしくねっ!」
というフレーズだけ強烈に憶えています……好きだ仲真……。


★昼夜共通ライブパート
ライブパートも感染対策版として、アクリル板を撤去しないまま、ダンスやコーレスも無しで各ユニット一曲ずつ披露。
UNICORN Jr.からは「幻想歌」、LAGRANGE POINTからは「“U”」をお披露目。どちらもミドルバラード調のため、派手なダンスや振付、コーレスがなくとも楽しめるのが今の状況下でも楽しめるチョイスで、満足度も十分でした。もちろん願わくば、今までのライブができるようになったときまた聴いてみたい。
あとこれは勘違いファンサ100%だと自信をもって言える勘違い報告なのですが、3階席で必死にテルマうちわ二枚振ってたら上の階へ手を振るテルマと目が合った気がしました。こういうのは勘違いしておいたほうが楽しいので勘違いしておきます。いや勘違いなんですけど。


★エンディング
エンディングはどの出演者方においても、今回のファンミーティングには参加していないマジフォーについて触れていたのが印象的。
特に、豊永さんが仰っていた「ピタゴラスプロダクションにある糸を、ラグポとユニコで繋いで、マジフォーにバトンを渡していきたい」というコメントは本当に良くて……豊永さんのはっちゃけるところははっちゃけて締めるところは締めるトーク回し本当に好きです。


★後アナウンス
昼公演はユニコの三人で、夜公演はキラがアナウンス(割愛しましたが、夜公演前アナはシャイ様なので夜は実質ラグポです。昼前アナは自分が着席ギリギリだったため聴けず。情報求む)




こんな感じです。
こちらのファンミ、なんと今週末には配信公演もあります。当日の生放送で、当ブログで書いたものとはまた異なる朗読劇や歌のパートがあるそうなので、ぜひチェックしたいところです↓


「FAN SPACE SHIP for Lagjuliet & UNICORN MATE」 | ピタドルファンミ


久々に浴びた仲真テルマ、マジでかわいかったな………ありがとうピタゴラスプロダクション…………。


それでは。