活劇工房『パンオプティコン!』観劇っ♪
明治大学の演劇サークル、活劇工房の第96回春公演『パンオプティコン!』を観てきました![]()
活劇工房のお芝居は、昨年10月の『つまんねぇからはやくオワレ』に続いて2回目。今回も前回に続き、純粋に演劇を楽しんでいる空気を感じられてとても楽しかったです![]()
物語は、近未来。徴兵制復活でニートを集めた潜水艦で繰り広げられる物語。脚本も演出も舞台美術も何もかもかがすごく荒削りではあるのですが、役者さん達がとても楽しんで演じていること、携わっているスタッフさん達も楽しんで舞台を創っていること。それがストレートに伝わってきて、とても心地良く観せていただきました。
この舞台を観る直前、マチネで『嫌われ松子の一生』を観て。そちらはバリバリの商業演劇で何もかもが超一流のスタッフワークでしたが。楽しんで創っている、という空気を感じられたのはこちらの活劇工房の方だったんですよね。大人の事情が絡まずに伸び伸びと演劇を創り上げている学生の皆さんに、お芝居に大切なものは何かということを改めて思い知らされました。
演劇は、人を幸せにするもの。観客も役者さんもスタッフさんも。関わる全ての人達が幸せになれる素晴らしい芸術。そんな素敵な思想と信念を私に私に教えてくれた某役者さんが、その精神を育んだ明治大学和泉校舎の地下アトリエ。私もそんな青春のお裾分けを少しでもいただけたら、と思うのです。
(帰りはその方に教えていただいた、コーヒー飲み放題の謎のラーメン屋さんでお夕飯。次回はつけ麺を食べます
)
ちなみに、気になった役者さんは岩倉頌磨さん。すごく幼い見た目の女優さん(小学生役w)や、演技力もまだまだの役者さんもいる中、一人だけルックスも演技力も出来上がっちゃってたのが彼。本当に学生?と思わされる佇まいで、一人だけプロが混じっているかのようでした。存在感と華があるので将来が楽しみです![]()
『嫌われ松子の一生』観劇っ♪
青山円形劇場で舞台『嫌われ松子の一生』を観て来ました♪
ネルケプランニングです。バリバリの商業演劇です。
ネルケの作品は、去年の石垣佑磨くん主演・堤幸彦さん演出の朗読劇『もしもキミが。』に続き2回目。そして、その作品で脚本を書いていた葛木英さんが、今回は脚本・演出。主演は長谷部優さん。共演に木村了くん、EXILEのKEIJIさんetc.。こう言ってはなんですが、今まで私が観たお芝居の中で、一番チケット代金が高かったです・・・笑
役者さん的には、華やかな主演陣を、脇の実力派の方達がしっかりまとめてらしたって感じでした。そして、伸び代がまだある役者さん達を、壮麗なセットや照明などの演出で美しい舞台に創り上げていたという印象。一流のスタッフワークだと感じました。これだけのものを見せるなら、チケット代金が高いのも当然かな、と。
そして、私の心を一番引き付けたのは、葛木さんの女性ならではの脚本でした。原作のお話は読んでいないのでどういった描き方をされているのか分かりませんが、松子という女性を貶めて貶めてボロボロにして、その末に聖性を見出す、というのは間違いなく男性の筆に寄るもの。しかし、一見男性達に振り回されて堕ちいてくように見えていた松子が、全部ちゃんと自分で道を選んでいて、男性達の人生を彩っていたこと・・・その聖母のような美しさで男性達を暖かく包んでいたこと。それは決して不幸なことではなく、むしろ幸せな人生だったと。そんな風に思わせてくれたところが、女性ならではの葛木さんの表現なのかなと思いました。
何が幸せで、何が幸せでないか。幸せなんて、自分で決める。他人に「不幸だ」なんて言われたくない。そんな風に思わせてくれたこの作品。心から、観てよかったなあと思いました![]()
第6回ショートショートムービーフェスティバル一般予選会!
ヨーロッパ企画が主催する第6回ショートショートムービーフェスティバル一般予選会を観に、お台場カルチャーカルチャーまで行って参りました♪
お目当ては真壁幸紀監督作品。去年の第5回は一般予選を一位で突破して本選に出場。その本選を私もヤクルトホールで観たのですが、残念ながら入賞は出来ず。ですから今年は本選で優勝するとの気合いが入ってることは容易に想像が付きますので、私も観客としてその戦いを目撃しよう、と意気揚々。
上映作品は12作。私がその中でいいなと思ったのは、真壁監督・今泉力哉監督・三宅一平監督の3作品でした。
今泉監督は、脚本が一番すっきりしていました。審査員の方達も言っていたのですが、他の監督達がセリフで「何がロックか」を説明しちゃうと「映像で伝わってるんだから言わなくていいのに」って思ってしまうんですよね。 今泉作品のように、初対面の異性の前で乳だして授乳する女の子とその傍で興奮する童貞君を見て、観客は「ロックだなぁ」と心の中でつぶやく。それでいいのではないかな、と。それが映像の表現の可能性だと思うのです。
三宅監督作品はろくろっくびをコンセプトにしたB級(C級?)ホラーで全然私の好みではないのだけど、わざとチープな撮り方をして笑いに持っていくことを敢えて選んだ気概と、「ロック=ろくろっくび」と掛けるだけでなく、前記の手法も含めてあらゆる意味でのロックが随所から見えたことに唸りました。本当に、全然好きな作品ではないのですけれど(笑)実は投票してしまいました。
真壁作品はドラマとして秀逸。短い時間を断片的に扱うでもなく、印象派的に雰囲気でまとめるでもなく。起承転結でしっかり描かれていて、テンポが良くて非常に面白かったです。ちなみにロックな女の子に感情移入しちゃって、ちょっと心が痛かったです。私も梅酒ロックを最初に頼んじゃう可愛げのない女なので、次からは可愛いカクテルを頼もうかなと(笑)
ちなみにこの作品に、私の贔屓にしている役者さんがいっぱい出演していました。加藤沙織ちゃん、アロッタファジャイナの峯尾晶くん、ナグラチームからは木田友和さんと田中真奈ちゃん、高橋○○さん。役者さん達のバランスがとてもよくて、審査員の方々も「安心して見られる」と褒めてらっしゃいました。そして、木田さんがエムキチビート公演『Fight Alone 2nd』に見事な坊主で出演されてた理由をようやく確認できました(笑)何かの形で映像作品として世に出る日がそのうち来ると思うので、その内容は割愛。ただ、観客にめっちゃウケてたことを記しておきます。
そして結果は・・・。私が気に入った作品はいずれも予選突破できず。正直、投票方法もこれでいいのかなと思ってしまうのですが(身内を観客として沢山連れてきた人が圧倒的に有利かと・・・。)なんだかとても悔しくて、関係者でもないのに終わってからちょっとキレ気味でした(^-^;) 同じクルーで来年もチャレンジされると思うので、その時はまた応援しに行こうと思ってます。ちなみに第5回の本選参加作品はヨーロッパ企画のHP で購入できますので、是非観てみてください☆私ももちろん買いましたよ♪見所はやっぱり、峯尾くんのボクサーと、木田さんの頭です(笑)



