A2ミルクは、一般的な牛乳に含まれるたんぱく質(β-カゼイン)のタイプが異なるもので、牛乳を飲んでお腹がゴロゴロする乳糖不耐症の症状を和らげる可能性が示唆されています。 

ですが、牛乳アレルギーの対応としては、A2ミルクは推奨されません。 



A2ミルクと牛乳アレルギーの関係

牛乳アレルギーは、牛乳に含まれる様々な種類のたんぱく質(β-カゼイン以外も含む)に対する免疫反応です。

A2ミルクにも、従来型の牛乳と同じようにアレルギーの原因となるたんぱく質が含まれています。

研究によると、従来の牛乳とA2ミルクとで、誘発されるアレルギー症状に違いはないとされています。

したがって、牛乳アレルギーを持つ人がA2ミルクを飲んでも、アレルギー症状を引き起こすリスクがあります。 


お腹の不調の原因の違い

「牛乳を飲むとお腹がゴロゴロする」という症状には、主に以下の2つの原因が考えられます。

症状とA2ミルクの効果


乳糖不耐症    乳糖を分解する酵素が不足していることによる消化不良は、 β-カゼインA1型による消化管への影響が少ないため、症状が和らぐ可能性があります。

牛乳アレルギー    牛乳たんぱく質に対する免疫反応には効果がないとのこと。
アレルギー症状が出るリスクもあります。

重要な点は、牛乳アレルギーの方は、A2ミルクであっても摂取を避けるべきです。

牛乳を飲んで体調不良になる場合は、自己判断せず、医師に相談して正確な原因(乳糖不耐症か、牛乳アレルギーか)を診断してもらうことが重要です。