ペットオークションはどんなん? | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

外からですが、少し見えてしまいました

ある会社に出入りしていまして、その近くにペットオークション会場がありました。

私はたまに買い物に行くときに、その横を通る事があったのです。

普段はパート従業員と思われる方が、外でケージなどを洗っているのを見かけました。

週に一度位だったと思いますが、そこの駐車場が車でいっぱいになる時がありました。ナンバープレートを見ると、近郊の地域はもちろん、もう少し離れた地域のナンバープレートも見かけます。「ペットって、こうやって売買されるんだ…」と思いました。

ある時、ドアが開いていて会場の一部が見えた時がありました。

犬や猫ではありませんが、ケージに入った鳥がベルトコンベアに載せられ、流れて来ます。

私が見たのは、オークション会場のたまたま、鳥専用のラインだったかも知れません。同時に犬や猫のラインでオークションもあったのかも知れません。夕方になると、「命の仕入れ」が終わった業者が、商品を車に積んで帰って行きます。それを何度も見かけました。

業者が流れて来る動物を見て、「売れるかどうか」を判断して、ボタンを押して落札する。そこには、命がどう生まれて来て、どう育ったかなんて関係なく、ビジネスになるかどうかが判断基準なのです。

多分、見えたベルトコンベアは長い内の最後の部分でしょう。売れたかどうかは知る由もありませんが、まるで物のように扱われています。とても、悲しくなりました。骨董品や車なら分かりますけど。

昔は犬でも猫でも生まれると、知り合いに声をかけたり、チラシを入れたりして飼い主や保護主から、多少は生立ちを聞けたものです。

様々なペットブームの陰で、飼う・飼わないではなく、売れる・売れないでお金で取引される。

全てが悪いとは思いませんが、それって!?実際どうなの課って思いませんか?

ペットを店頭で売る時に「実はこの子は、○○が弱いんです」って売りますかねぇ。そうしたら、売れないですよね。どうするんでしょう。

私は犬は飼った事はありません。親が許してくれなかったり、夫婦共働きでちゃんと散歩出来る自信がなかったからです。

猫は全て、たまたま出会った野良猫を保護して飼いました。だって、助けられる命があるんだから、そちらの方が優先に決まっている。ブランドペットは確かにかわいいし、生まれたのが悪い訳ではない。

でも、そういうブランドペットの飼い主がネグレストで、おそらく遺棄されたであろう猫を保護した事があります。長毛の猫は毛が絡まり、足には鳥もちか何か粘着物が付いている形跡があり、ガリガリに痩せていました。初対面からすごく人懐っこく、識別チップが入っていたのが分かり、団体が動いて所有権放棄の法的手続きを取ってから里親探しをして、素晴らしい里親さんと出会い、今は幸せになりました。