私が名づけ親だった猫の里親さんと会いました その2 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

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猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

 

辛い日々の末、終の棲家が見つかり涙

 

新しい里親探しのために、いつもお世話になっている預かりボランティアさんの所での家猫修行となりました。元々、人馴れしていたので、すぐにつてのある猫カフェで里親さんを探す事に…。そして、名前はより親しみやすい名前になりました。出世魚ならぬ出世三毛猫

当初は猫カフェの環境がなかなか合わなかったようですが、里親希望があり、トライアルとなりました。そして、正式譲渡が決定。成猫だったり、苦労をして来た事もあって、ボランティアの皆さんは胸を撫でおろしました。

その後、すぐに里親さんに懐き、いまでは「一緒に寝ようよ」と誘うようにベッドに行き、寝ているそうです。そして、数か月後の譲渡会に、その里親さんがご夫婦で訪ねて来られました。

預かりボランティアさんから、「出て来た時に見つけて、最初の名前のキジロンと、特徴とピッタリの名前を付けた方ですよ」と紹介されました。

思った通り、優しそうな若いご夫婦です。わざわざ、猫への差し入れも頂きました。

今まで、私たち夫婦は何匹かの猫のTNRもし、瀕死の仔猫も助けて里親探しもしました。

かわいそうな生立ちの動物が、単にかわいいとか、流行っているとかではなく、同じ一つの命を繋いでいこうとする、誠意ある飼い主の所に暮らすお手伝いが出来る。これは、素晴らしいし、やりがいがあると思います。

ブランドペットが悪いとは思いません。でも、”売れる可愛さ”重視で繁殖が行われ、可愛くするために、一種の奇形に近い特徴同士を掛け合わせ、結果、歳と共に歩けなくなったり、先天性の疾患を持ったりするのは、明らかに人間のエゴです。

そんな流通を垣間見た、”ペットオークションはどんなん?”で触れたいと思います。