私が名づけ親だった猫の里親さんと会いました その1 | greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

greensonicの迷子猫探し・保護までのブログ  脱走防止柵の作り方 保護活動など

猫を迷子にして、97日目に無事保護するまでの実体験やノウハウ。その他、脱走防止柵作りや保護活動、猫のこと。ときどき安全保障。

 

迷い猫 幸せになって良かった

その猫との出会いは突然でした。猫だまりに餌やりに行った時の事です。私たちよりも先行していた餌やりさんに、猫だまりで追いつきました。すると見慣れない猫をモフっています。近づいた私たちに「今、出て来た猫だけど、飼われていたんじゃないかなぁ」と言うのです。

すごく人懐っこく、私たちもすぐに触れました。確かに、撫でられるのに慣れています。野良猫でいきなりこんなに懐く猫はまずいません。

しかし、長毛の毛は全く手入れがされておらず、毛は絡まっています。すると「指先に鳥もちみたいな物が付いている」えーと言うのです。

何かは分かりませんが、確かに何かがこびりついていました。

とりあえず、名前を付けなくてはいけません。「何がいいだろうはてなマーク」と聞かれ、”降りて来た”名前が、キジロン(仮)でした。特徴ある長い毛と毛色をもじった名前です。ボランティア仲間で、「それいいねグッと即決定。

しばらく餌やりをしたのち、保護をして病院で初期治療を行いました。

その際にマイクロチップが入っているのが確認されました。

データを読み取り登録者に連絡すると、飼う気があるのか、ないのかはっきり分かりません。

飼い主の家を訪ねると、家の雰囲気、飼い主の態度からネグレストである事が判明しました。法律上は動物は拾得物扱いです、所有者不明で一定期間が過ぎるか、飼い主が所有権放棄(正しい表現かは分かりませんが)をすれば、法的に引き取る権利があります。

ボランティアとして「飼い主に戻してはいけない案件」という判断をし、所有者である飼い主との交渉に入りました。ところが、電話連絡をしても繋がらなかったり、家を訪ねても意志がはっきりしなかったり、到底飼い主がまともになるとは思えなかったそうです。それでも、あと2匹猫がいたそうです。

交渉の末、法的手続きによってキジロンを引き取る事が出来ました。

とりあえずはひと段落。

その後、キジロンは夢の階段を上っていったのです。

内容は”その2”に続きます。