あなたの知らない：ナチスの人心掌握術

て事で、つづきです。

ナチスが如何に国民思いであり、現在の世界に大きく貢献したか。

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日本もそんな感じではありましたが、明確に、貧しくても有能な子供に教育機会を与えています。

それまでバラバラだった教育制度を統一し、国民学校に6才になったら入学する。しかも授業料免除、大学は奨学金制度で進める仕組みまで導入しています。

さらには、通信教育制度まで立ち上げています。

また、一部のスーパーエリートは、ナチス直属の学校に集め、徹底的に、その思想をたたき込んでいます。その名も、『ヒトラー・ユーゲント』。ヒトラーの学校です。

全寮制で、まさに洗脳教育です。しかし、最初はエリート学校でしたが、戦時下においては、手駒として使われてしまうと言う哀しい少年兵になっていったのです。

でも、今日のドイツの教育水準が高いのは、紛れもなくナチスのおかげと言えそうです。

さらに、ナチスは先にも触れたように、国のために子供を生んでくれる女性を厚く保護しています。

男尊女卑と言えばそれまでですが、まずは男性ありき。

その男性に奉仕すべきとして女性を第二の性としました。ただし、男性に奉仕すべきであるからして、外で仕事をするのではなく、家に入り、子供を生むべきとして、そちらを厚く保護していたのです。

まず、結婚資金を国が貸しています。

良い国ですよね。

そして子供を生むと、その25％が免除されます。ゆえに、もし4人生めば、借金は帳消しになると言う仕組み。『生めや増やせや』を国が支援していた訳です。当然、出産後、オムツやミルクは国から支給されています。さらに、育児に疲れた母親を癒す施設、制度も作り、学校へ上がるまでの支援としての母子保護センターなども整備しています。また、基本的に女性の就業を薦めないナチスであったが、どうしても働かなければならない場合、授乳のための休憩時間や、負荷の軽減等、様々な保護施策も整備していました。

それから、大企業から税金をたくさん取り、中小、零細企業や、小売店保護を徹底していました。いわゆるデパートなどによる地元商店街のシャーター通り化を許さず、地元商店街や零細企業への貸し渋りを禁じて、国が弱者をキチンと支援していたのです。

さらに、ヒトラー自体が、それまでの悪しき習慣『天下り』を嫌っていたため、ナチス政権以降、今のドイツにおいても、本来下から上がってくる人のために、上からポストを奪うなどと言う文化は根絶されたのであります。