1933年、国会の本会議堂が全焼した。
原因は失火でも落雷でもなく放火。
が、すぐに犯人は捕まった。
オランダ人労働者の犯行を現行犯逮捕とのこと。
が、ナチスが仕組んだ陰謀ではないかと・・・
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■国会議事堂放火事件とナチスのメリット■
①ヒトラーが首相でも、ナチスは議会の過半数を占めておらず保守派と連立政権であった。
②保守派は、ヒトラーを首相に据え、ナチス勢力取り込み、実権を握ろと画策していた。
③②をよしとしないヒトラーは、議会を解散し選挙に打って出る。
④放火事件は、選挙の1週間前に起こった。
⑤国家の一大事、この犯人の背後には共産党がいると決め付け、「国民と国家を守るための緊急令」を当時の大統領ヒンデンブルクに発令させ、共産党員の一斉検挙に乗り出した。そう一番の政敵だからだ。
⑥大量の逮捕者を出した共産党は、選挙で大敗、ナチスの思い通りの展開となった。
さて、放火事件は本当にナチスの陰謀なのだろうか?
単独犯であれ、陰謀であれ、この事件が利用された事は間違いない。
「国民と国家を守る緊急令」は、ナチスにとって大変都合の良いものだったのである。
⑦これにより憲法で定めていた言論や集会、結社の自由と言った基本的人権が停止された。
⑧政府による盗聴・手紙の閲覧、令状なしでの家宅捜査や逮捕が可能に。
ゆえに、ナチスに反抗する者をいくらでも弾圧出来る態勢が敷かれたのである。
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これをどう考えるか、である。
この状況に似てきていませんか?
どうですかね、陰謀なのでしょうか?
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