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本日もありがとうございます。
最近はベイク型やお玉、シリコン製のジップロックのようなものなど、
キッチン用品の中でシリコンは特に沢山使われてきています。
私もケーキ型などシリコン製のものも持っていますが、
美味しさで言えばやはりガラス製か金属製が一番かな、と思っています。
そんな中、丁度興味深い記事をEpoch Timesにて見つけましたので
ご紹介しますね。この記事ではシリコンの焼き型などは176℃までは安定ですが、
それ以上に晒すと不安定になり、化学物質も溶け出すようです。（特に低品質の安いシリコン
製品）。やはりシリコンの焼き型はやめた方がいいですね。私も今ある型は殆ど使っていないの
ですが処分しようかと思います。
シリコンのベーキングウェアは安全か
カップケーキやミニパン、ドーナツなど、ありとあらゆるお菓子作りに使えるキュートなシリコン型に魅了されない人はいないだろう。虹色に輝くシリコン型は、店頭を華やかに彩り、何万人ものお客さまから熱烈なレビューをいただいている。「シリコン型はとても使いやすい！」「冷凍庫からオーブンまで使える！」「焦げ付きにくい 」「後片付けが簡単 」「もう金属製のマフィン型からパンくずをこすり落とす必要はない」
これらの主張はすべて真実かもしれないが、シリコンが食品製造に使用するのに本当に安全なのか疑問視する声もある。シリコンは食品に化学物質を溶出するのか？高温での使用は安全か？BPAは含まれているのか？
シリコン製品の解剖学
シリコン製品は、ヘルスケア、化粧品、建築など多くの産業で幅広く使用されており、プラスチックに代わる優れた代替品と考えられている。シリコン製品は、多くの同等のプラスチック製品よりも耐久性と柔軟性に優れ、極端な暑さや寒さにも強く、食品グレードのシリコンにはビスフェノールA（BPA）のような有害な化学物質が含まれていない。
シリコーンは、地殻中で酸素の次に豊富な元素であるケイ素と、酸素、水素、炭素、酸素をいくつかの複雑な工程を経て結合させ、ゴムのような合成ポリマーを形成することで作られる。シリコンは1977年に食品医薬品局（FDA）により、食品と接触して使用するGRAS-「一般に安全と認められる」として初めて認可された。
最初のシリコーン製調理器具（スパチュラ）が市場に出回るまでに10年が経過した。それ以来、ベイクウェア、金型、調理器具など、シリコン製キッチンウェアの生産は爆発的に増加しているが、追跡調査は行われていない。家庭用および業務用のキッチンに登場したのが比較的最近のことであるため、シリコン製調理器具を繰り返し使用することによる長期的な健康への懸念については、現在までのところほとんど研究されていない。
FDAとともに、カナダ保健省もシリコンを明確に支持し、「シリコン調理器具の使用に関連した既知の健康被害はない」と述べている。シリコンゴムは食品や飲料と反応したり、有害なガスを発生することはない。食品等級のシリコンは一般にそれが食糧に化学薬品を浸出させないし、色か臭気を吸収しないことを意味する無孔と同様、無毒、化学的に安定していると、考えられている。
それでも、その後の調査によって安全性や品質管理について疑問の声が上がっている。2022年6月にEUが発表した報告書では、シリコン製ベイクウェアの安全性が検証されている。様々な小売業者から購入した44種類のカップケーキ型をテストした結果、研究者は82％が低レベルの "懸念物質 "を放出していることを発見した。44種類のサンプルのうち6種類は、1回目のテストと3回目のテストの間で揮発性化合物の放出量が増加しており、この素材が繰り返し使用するのに十分安定していないことを示している。報告書は、「シリコンは......不活性ではなく、消費者が期待も希望もしない "化学成分 "をケーキやその他の焼き菓子に不注意に加える可能性がある」と結論づけた。
品質の問題
2022年7月に『Food and Chemical Toxicology』誌に掲載された研究では、研究者たちは4つの異なるシリコンのカップケーキ型をテストした。2つは "プラチナ "シリコン、つまり最も純粋なシリコンであり、2つは "低品質 "であった。その差は大きかった。高品質な型は揮発性有機化合物の放出基準を満たしたが、低品質の型は満たせなかった。
2023年5月に『Comprehensive Reviews in Food Science and Food Safety』誌に掲載された論文では、製品品質の重要性を指摘し、「SR（シリコンゴム）製品の製造処方と製造工程の違いにより、市販されているSR製品の品質は大きく異なり、化学的および生物学的危険性の可能性がある」と述べている。SRに含まれる残留化学物質は...非意図的に添加された物質であり、加工中に食品に移行する可能性があるため、SRの安全な使用が保証されなければならない」と述べている。
一般に、良質のシリコン(食品等級かそれ以上に)は一般に低質プロダクトに加えられる化学「注入口」を欠いているより純粋である。あなたが使っているシリコン製調理器具の純度について確信が持てませんか？環境有害物質に関する啓蒙活動を行う団体「Million Marker」は、「ピンチ・テスト」の実施を提案している。シリコンゴムの小さな部分をつまんでひねってみて。純粋なシリコーンは全体的に同じ色をしているので、もし白い色が透けて見えたら、それはその製品に化学的な「充填剤」が含まれている証拠だ。
シリコンプロダクトを買い、使用するためのアドバイス
シリコンの台所用品はここにとどまるためにあり、テフロンまたはプラスチック同等物より優秀である疑いがない。とはいえ、私たちが使用する製品と接触する食品が可能な限り安全であることを保証するために、心に留めておくべきことがいくつかある。
- 利用可能な最も純粋な、最高品質のシリコンを選択すること。食品グレード以上（医療用またはプラチナグレード）であることを確認してほしい。素材が何年も「新品同様」であること、そして安全に使用できることを保証するためには、もっとお金をかける価値がある。シリコンの品質が高ければ高いほど、食品に化学物質が溶出する可能性は低くなる。
- 指示されるようにだけ使用し、製造業者によって推薦されるより大きい熱にシリコンをさらさないで。2005年のスイスの研究では、さまざまなシリコン製焼き型をテストし、型が華氏約300度（176℃）までしか安定しないことがわかった。多くのベーキングレシピが華氏350度（176℃）のオーブンを要求しているので、これは心配である。あなたのシリコン型のための承認された最高温度を点検し、それを超過しないで。また、シリコーンを直火にさらしたり、ブロイラー要素の下に置いたりしないでください。それは有害なガスを溶かすか、または出すことができる。
シリコンの台所用品は他の焦げ付き防止の選択の大きい代わりである場合もある。良質のプロダクトを選び、指示されるようにだけ使用することは安全な使用を長年に渡って提供するキーである。
ご参考まで。