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自分流の

顔面へのパンチの捌き方について、

技術的に意識していたポイントや、

思い入れなどを、

整理してみたいと思います。

 

この技法は、

素手素面での

手による顔面攻撃が

認められる設定のケースで

使うものでした。

 

キックボクシングを練習していた時には、

グローブを活用した

アームブロックなどの技法を

使うことがありましたが、

私の場合は、

素手素面の設定では、

新たな技法で

対処する必要性を感じました。

 

素手素面のケースでは、

あくまでも私の経験則としてですが、

ブロック系の技法で対応すると、

ガードの隙間から

パンチが滑り込んできますし、

視界を自ら遮ってしまうような感覚や、

その場に居つきやすくなるような感覚が

ありました。

 

また、

オーソドックスなパリー/内外受けや、

フルコンタクトカラテで使っていた

ゾーンディフェンスなども、

機能する技法として適応させることが、

私には難しかったです。

 

そのため、

それらの懸念を払拭できるような

新たな技法で

対応する必要に迫られました。

 

いろいろと試行錯誤していく中で、

・対面角度を

ほんの少しずつずらしていくための

微妙に動く小さなステップ

・間合いの確保や

ストッピングとして活用する

オブリークキック

(関節蹴り/下段横蹴り)

・パンチの射程圏から

身体を適度に外すフットワーク

・後の先をとるよう、

横振りではなく縦回転で、

自分からインターセプトしていくパリー

・パンチの射程圏から

顔面(頭部)を適度に外す

ヘッドスリップやボディワーク

・すれ違いでの迎撃交差打撃と、

安全圏まで通り過ぎていくための

重心移動につながるスウェイバック

などの組み合わせが、

自分にフィットする

技法や用法になりました。

 

また、

周到に準備や予測をしていても、

ヒットされるケースを

ゼロにすることは難しいので、

それに備えて、

スリッピングアウェイなどの

ショックアブソーブ

(衝撃吸収/緩和)系の技法も、

併せて練習しておく必要がありました。

 

技法や用法の詳細については、

次回の記事で紹介しようと思います。

(つづく)

 

≪参考≫  関連記事

→ 私の武術マインド変遷記~競技格闘技から生涯武術へ~ 17

→ 私の武術マインド変遷記~競技格闘技から生涯武術へ~ 18

→ 挙がらない肘の身体操作 2【肩の力を抜く/自然体】