---------------------------------
ご訪問いただき、ありがとうございます。
初めての方は、以下も併せて、
ご覧いただければ幸いです。
「はじめまして」⇒こちら
「テーマカテゴリーについて」⇒こちら
「プロフィール」⇒こちら
各種お問い合わせは、
こちらから、お願いします。
---------------------------------
自分流の
顔面へのパンチの捌き方について、
技術的に意識していたポイントや、
思い入れなどを、
整理してみたいと思います。
この技法は、
素手素面での
手による顔面攻撃が
認められる設定のケースで
使うものでした。
キックボクシングを練習していた時には、
グローブを活用した
アームブロックなどの技法を
使うことがありましたが、
私の場合は、
素手素面の設定では、
新たな技法で
対処する必要性を感じました。
素手素面のケースでは、
あくまでも私の経験則としてですが、
ブロック系の技法で対応すると、
ガードの隙間から
パンチが滑り込んできますし、
視界を自ら遮ってしまうような感覚や、
その場に居つきやすくなるような感覚が
ありました。
また、
オーソドックスなパリー/内外受けや、
フルコンタクトカラテで使っていた
ゾーンディフェンスなども、
機能する技法として適応させることが、
私には難しかったです。
そのため、
それらの懸念を払拭できるような
新たな技法で
対応する必要に迫られました。
いろいろと試行錯誤していく中で、
・対面角度を
ほんの少しずつずらしていくための
微妙に動く小さなステップ
・間合いの確保や
ストッピングとして活用する
オブリークキック
(関節蹴り/下段横蹴り)
・パンチの射程圏から
身体を適度に外すフットワーク
・後の先をとるよう、
横振りではなく縦回転で、
自分からインターセプトしていくパリー
・パンチの射程圏から
顔面(頭部)を適度に外す
ヘッドスリップやボディワーク
・すれ違いでの迎撃交差打撃と、
安全圏まで通り過ぎていくための
重心移動につながるスウェイバック
などの組み合わせが、
自分にフィットする
技法や用法になりました。
また、
周到に準備や予測をしていても、
ヒットされるケースを
ゼロにすることは難しいので、
それに備えて、
スリッピングアウェイなどの
ショックアブソーブ
(衝撃吸収/緩和)系の技法も、
併せて練習しておく必要がありました。
技法や用法の詳細については、
次回の記事で紹介しようと思います。
(つづく)
≪参考≫ 関連記事
→ 私の武術マインド変遷記~競技格闘技から生涯武術へ~ 17
→ 私の武術マインド変遷記~競技格闘技から生涯武術へ~ 18