時間が経つのは早いもので、2人いる子供たちも大きくなりました。
上(長女)は5歳になって下(長男)は2歳になりました。
2歳越えると、常に手をかける必要もなくなるしコミュニケーションが取れるようになるしで、子育ても一つの段階が終わったと一息ついてます。
子供たちは、まあ、普通に発育しているという感じです。良い言い方すれば、問題なく育っていると言えるのでしょうか。身体を動かすよりは、本を読んだり工作したりが好きな子供たちなのが、良いのか悪いのか何とも言えないところです。
特別な教育を施すつもりは全くありませんが、小学校に入る前にIQ150あれば学校の勉強で躓くことはなくなるそうなので、その辺を目安に適度に頭を使わせるようにしてます。もう少し成長したらもっと色々と悩むことも出てくるのでしょう。
我が家は上の子が一年の高度不妊治療で苦労して産まれた子だったので、産まれたときは健康でさえあればそれで良いと本心で思ってました。それを妻に話したときには、「今はそうだけど、成長したらもっと成績良くとかもっと運動できるようにとか思うはず」と言われました。そしてそれは「人間は欲深いのだから」だというのです。
この「欲深い」という言葉は心にストンと入りました。婚活しているときは、最初は子供が産まれやすいように若い嫁さんをと思っても、未婚よりは家族がいた方がいい、という結論になって年齢にこだわらなくなりました。でも、結婚したら子供はいた方がいい、というので治療までして、産まれたら産まれたで、兄弟がいた方がいいというので2人目を作って、成長したらまた色々と要求して、、。確かに考えてみると人間の欲望には限度が無いんでしょうね。これを表現するのに「欲深い」という言葉は実にしっくりきます。
以前に不妊治療のブログを読んでいたときに、2人目の不妊治療をしていた人が「病院に2人の子供を連れてきている人がいた。2人もいるのにまだ治療するのか」というようなことを書いていたのを見て驚きました。あなただって1人いるのに2人目治療しているんじゃないの?また、他の方のブログで「2人男の子を生んで3人目は女の子が欲しかったのに男だった。ショックで立ち直れない」という内容にも驚かされた。そんなことがショックを受けるほどなのか?この人達の心理が理解できなかったのですが、「欲深い」という言葉ですべてが理解できるようになりました。
欲望は人間の活動力なので別に「欲深い」ことが悪いとは思ってません。私に欲深さがなく、生きてさえいればいいと子供の教育をろくにしなければ、子供が困るだけなのですから。
