ひとつ前の記事で、
エルコンドルパサーについて
「毎日王冠勝ちがある」と記載していました。
正しくは
「毎日王冠2着(サイレンススズカ)」でしたね。
現在は修正してあります。
さて、京王杯2歳Sですが、
こちらはファンタジーSからの
「パッシングサイン」がありそうです。
「パッシングサイン」については、
こちらの記事をご覧ください。
ファンタジーS
「ヒロインへの階段を上る2歳牝馬が夢つむぐ一戦」
ファンタジーSのデータ分析コピーの、
「ヒロイン」が、京王杯2歳で牝馬が来ると、
言っているような気がします。
京王杯2歳Sの
「重賞インフォメーション」の違和感で
述べたように、今年の京王杯2歳S登録馬には、
重賞経験馬がいません。
また、
昨年の京王杯2歳Sには、
牝馬は7頭が登録していたのですが、
うち4頭はファンタジーSとの
W登録でした。
今年の京王杯2歳Sは、
牝馬の登録が6頭ありますが、
ファンタジーSとのW登録は
ホワイトターフのみです。
今年の京王杯2歳Sならチャンスありと、
考えている陣営が多いのだと思います。
1998年以降、京王杯2歳Sでは
5頭の牝馬が3着内に来ていますが、
1998年のウメノファイバー(1着)以外は、
全て2勝馬でした。
<京王杯2歳Sで3着内の牝馬 1998~>
1998 ウメノファイバー 1着
(1勝馬・函館3歳S4着・札幌3歳S7着)
2005 コイウタ 3着
(2勝馬・カンナS1着)
2009 アニメイトバイオ 2着
(2勝馬・サフラン賞)
2016 レーヌミノル
(2勝馬・小倉2歳S)
2018 アウィルアウェイ
(2勝馬・ダリア賞)
1勝馬ながら勝利したウメノファイバーは、
重賞に2度出走歴がありました。
また、
ウメノファイバー(オークス1着)
コイウタ(ヴィクトリアマイル1着)
アニメイトバイオ(阪神JF2着、秋華賞2着)
レーヌミノル(桜花賞1着)
アウィルアウェイ(スプリンターズS3着)
これらの成績が示すように、
のちにGⅠで勝ち負けできるほどの
牝馬でないと、京王杯2歳Sで
好走することはできないようです。
今年登録している牝馬
アイムファイン(1勝馬)
アポロルタ(1勝馬)
コラリン(2勝馬・カンナS)
ファンデル(1勝馬)
ホワイトターフ(1勝馬 ※ファンタジーW登録)
ラブリイユアアイズ(2勝馬・クローバー賞)
過去のデータからは、
馬券になりそうなのは2勝馬である
コラリンかラブリイユアアイズ。
人気はコラリンのほうが上位になりそうですが、
「前走先行馬」「前走完勝(0.4秒以上の勝利)」、
このどちらにも該当せず、
あくまでデータ分析からは危険な人気馬にあたります。
一方ラブリイユアアイズは、
「前走先行」かつ「前走完勝(0.4秒差)」で、
データ的にはクリアしています。
また、ファンタジーSのデータ分析に、
「安定度で勝る1500メートル以上経験馬」
とあります。
この部分も「パッシングサイン」として、
京王杯2歳Sのほうに適用すれば、
札幌競馬場にしかない条件である、
芝1500mのクローバー賞勝ちはプラスです。
馬主は井内康之氏。
このラブリイユアアイズで馬主デビュー。
所有馬はこの馬だけのようです。
ラブリイユアアイズの父はロゴタイプ。
ラブリイユアアイズが勝ったクローバー賞3着を経て、
その年の朝日杯FSを制しています。
ラブリイユアアイズが勝てば、
ロゴタイプ産駒初の重賞勝ち。
ブリーダーズカップフィリー&メアターフに、
ラヴズオンリーユーが出走。
ラブリイユアアイズ
ラヴズオンリーユー
馬名の響きがなんとなく似ていることもあり、
このラブリイユアアイズに注目します。