「重賞インフォメーション」は、
3つのコンテンツから構成されています。
・過去〇年の傾向(10年のことが多い)
・過去の勝ち馬
・注目馬(4頭)
これらから推測されるものですが、
たまに、当該レースに対してではなく、
同一週の他のレースへのサインではないかと、
感じることがあります。
関東→関西
関西→関東
これを仮に、
パッシングサインと呼びます。
今週の「重賞インフォメーション」で、
パッシングサインではないかと推測しているのが、
京王杯2歳Sの内容。
京王杯2歳S
「過去10年の優勝馬の前走」
・10頭中9頭が前走連対馬
・特にここ3年は前走が重賞1.2着
ひとつめの
「10頭中9頭が前走連対馬」はわかるのですが、
2つ目の
「特にここ3年は前走が重賞1.2着」には
違和感を覚えます。
なぜなら、
京王杯2歳Sの登録馬には、
重賞を走った馬が一頭もいないからです。
一方、ファンタジーSには、
アネゴハダ (小倉2歳S 3着)
スリーパーダ(小倉2歳S 2着)
ナムラクレア(小倉2歳S 1着)
小倉2歳Sの1~3着馬が、
そろって登録しています。
「10頭中9頭が前走連対馬」も
当てはめると、前走3着のアネゴハダが
消えて、スリーパーダとナムラクレアが残ります。
ここからは力技ですが、
京王杯2歳
グランプリボス
(父サクラバクシンオー)
ファンタジーS
1着:ピースオブワールド
2着:シーイズトウショウ
(父サクラバクシンオー)
スリーパーダ(父ミッキーアイル)
ナムラクレア(父ミッキーアイル)
京王杯2歳のグランプリボスと、
ファンタジーSで紹介された
ピースオブワールドの2着
シーイズトウショウは、
父がいずれもサクラバクシンオー。
小倉2歳1.2着の
ナムラクレアとスリーパーダも、
父がミッキーアイルという
共通点があります。
昨年の覇者メイケイエールも、
父はミッキーアイルでした。
人気する馬ですが、
ナムラクレアとスリーパーダに注目します。
なお、京王杯2歳SとファンタジーSの
重複登録馬は、ホワイトターフのみ。
ホワイトターフ
(父ゴールドシップ)
アルゼンチン共和国杯の
重賞インフォメーションは
ゴールドアクターでした。
ホワイトターフがどちらに出走するのか、
役割はなんなのかも気になります。
色がヒントなら、
新種牡馬シルバーステート産駒の
ウォーターナビレラ(ファンタジーS)もいます。
ウォーターナビレラ
(武豊・武幸四郎)
ブロードアピール
武兄弟での重賞勝利
武豊
2002 ガーネットS
武幸四郎
2000 シルクロードS
2000 根岸S
武兄弟のどちらでも重賞勝ち。
ブロードアピール登場は、
ウォーターナビレラのサインかもしれません。
