猫の島調査報告書 -558ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

有栖川強化期間にともない本棚の整理が進んでいる訳だが、懐かしい本が出てきた。



「入神」/竹本健治/南雲堂。


あの竹本健治、この題名、この出版社。
パッケージだけで深読みや期待をしたくなる。

ところが、普通に牧場智久シリーズ。
本因坊になった17歳の牧場智久が主人公なん。
(最近はNEWSの山下智久さんのおかげで智久もちゃっちゃと変換してくれますな)


そして、ミステリではなく王道の囲碁もの。
棋士の限界を超える囲碁の神様への執念ですな。


猫の島調査報告書-入神.jpg



極めつけは、この作品、漫画なんです。

しかも当時のミステリ界の関係者を大量にアシスタントにしてしまったという話題性も高い作品。(詳しくは「ウロボロスの純正音律」参照)

綾辻行人、我孫子武丸、倉坂鬼一郎、島田荘司、……浅羽莢子、宇山秀雄氏まで恐ろしい面子が約100人関わっている。
とりあえず、21ページ目左下のコマは何人が描きこんでいるのかとか。そんな楽しみもあり。



なにより
桃井四段派には非常に満足の1冊でした。


謎なのは、
植島くんって美形設定だったか?
美少年と言われつづけた牧場智久よりかかなり美形顔なんですが。そこはどうなんだろう?


<参考画像>

ウロボロスの純正音律/竹本 健治

¥2,940
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狂い壁 狂い窓  綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)/竹本 健治
¥903
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GWの予定は? ブログネタ:GWの予定は? 参加中

今月いっぱいいっぱいなので、のんべんだらりんと過ごす予定です。


あ、京極堂を読みます。

とあるブログ様がたの記事から読みたくなったので再読予定


シリーズ全部は時間が足りなさそうですがw
「姑獲鳥~」と「鉄鼠~」と


それから猫好きには堪えられない「百器徒然袋―風」


この辺は、も一度押さえたい。


忙しいなーGW(笑)




文庫版 姑獲鳥の夏 (講談社文庫)/京極 夏彦
¥840
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鉄鼠の檻 (講談社ノベルス)/京極 夏彦
¥1,617
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百器徒然袋 風 (講談社ノベルス)/京極 夏彦
¥1,365
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食事のメニューを考えるのは面倒?楽しい? ブログネタ:食事のメニューを考えるのは面倒?楽しい? 参加中

考えるのが面倒なので、もう何年も考えてません\(^O^)/


まぁなんとなく、「今日は肉だな」とか

「野菜足りねぇぇぇ!」とか


そういった欲求には従いますが、基本適当な店に入るか、目についたもので作ります。
人様のブログで面白そうな料理があったら、真似して作ったり。
自分では考えません。


実のところ
毎日同じメニューでもいいのさー。

毎食ビタミン剤&カロリーメイトで健康でいられるなら、それでいいと思っちゃう人種です。


ただ
同じもの食ってると次の転換ができなさそうで嫌だから、意識してメニューを変えてる。
保険の一種だな。


結論:楽しい、だがとてもとても面倒。





ロジック万歳ビックリマークビックリマークビックリマーク
「スイス時計の謎」/有栖川有栖/講談社ノベルス、講談社文庫。

表題作、
大変なことになってますヾ(・ω・)ノシ

最上級のオススメ品。


スイス時計の謎 (講談社文庫)/有栖川 有栖



¥600
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「あるYの悲劇」
バンド<ユメノ・ドグラ・マグロ>とダイイングメッセージ「Y」にまつわる事件。
できれば読んで硲に面白さを教えてくれ。


「女彫刻家の首」
鳥ちゃん的には、うへぇ。硲的には、うひゃあな力技。オーソドックスな首もの(?)です。
「不透明な殺人」/祥伝社文庫にも入っていて、何回も目にする機会があった。「紅雨荘~」と双子な感覚。


「シャイロックの密室」
倒叙で面白い趣向。かなり堅固な密室だが こ れ は www


「スイス時計の謎」
有栖の高校時代の同級生達と彼等の時計を巡る事件。
長編「ダリの繭」でも触れられた有栖の苦い過去が少し出てきますが、それはこの作品の本題ではなく。
一級品のミステリです。

感想:上手く騙しましたね。

"消える妖精"ってパズルがありまして、普通に見ると板の上に10人の妖精の絵が描かれてんのん。
その板をちょろっと動かすと11人いる! ってゆーね。そういう昔からの錯覚(?)パズルがあるんですが。
まさに、その印象。


目の前の現象が信じられないというか、納得できないというか。
誰もが同じ解にたどりつける作りの作品であり、自分で解いたというのに、二度見三度見して確かめてしまう結末。


この表題作のために買い、です。




歩く


風のない夜


誰も隣にいない夜


街灯もまばらな星空の下


歩く


罪な足音も響かないように

猫になって踵を降ろす


歩く 歩く



まだ歩く