▼その1http://ameblo.jp/grayground/entry-10276753930.html
▼その2
http://ameblo.jp/grayground/entry-10276851544.html
微妙に切れて感想3回目。残りの2作品です。
●「二枚舌の掛軸」/乾くるみ。
茶目っ気のある悪戯でも知られる財閥総帥が、趣味の骨董御披露目中に血塗れで発見される話。
彼が見せようとしていた、2枚の絵が掛かる一風変わった軸装品など興味は尽きない。
一定の高めテンションの文章が心地良い。(決して、熱いとか、浮ついたとかいう意味ではない)
●「『モルグ街の殺人』はほんとうに元祖ミステリなのか?」/千野帽子。
“エドガー・アラン・ポーを始祖とする”と言われる本ミスであるが、この評論ではポー以前、つまりポーの影響の無い時代の純な、しかし今読むだに極めてミステリ的な小説を紹介して現在の自縄自縛からなる閉塞状況からの脱却を勧奨している。よし、1文にできた。
引合いに出されているのはバルザック、メリメなど。コルネリユス卿読みたいぞ。
解説は、いつの間にかベテランの千街晶之。
活動報告は、くろけんこと黒田研二。
毎年のことながらシリーズものではない短編ももっと読みたいぞ。
そう言えば、
大賞の牧薩次の「完全恋愛」が出たのは2008年の驚きだった。
未読だが、ポテトが書いてると思ったら笑いそうだなぁ。まだ読める時期ではないので期待が高まるばかりだ。
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