猫の島調査報告書 -520ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目


「女ひと」/室生犀星/岩波文庫。


随筆 女ひと (岩波文庫)/室生 犀星
¥630
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一言で言うならば、女人礼讃。

そして表裏をなす言葉への憧れ。




二言で紹介終わってしまったぞ(・ω・)


室生犀星なので少し構えていたのだが、予想外に読みやすかった(*^ー^)

文章は、
くどいと云う程えぐくもなく、ねちこいと云うには粘着度合いが低いのだが、
謎の熱意を感じる。
熱い展開は無いのだが、どんどん押されて犀星の言葉に逃げ場を奪われた。
うーむ、語彙が少ないとこういう時に困るな。
普通の会話の音量でありながら真正面から叫ばれてるように、読んでいて圧力をかけられてくるような本だった。


収録の中では「手とか足とか」が印象的。手を見せることすら恥じる文化は今じゃあ考えられん。
俗物な足首フェチ的には、着物文化の足首と洋装の足首の位置が気になる。室生のいう短いスカートの長さはどれくらいなんだろう。
美しいパースとして彼が捉えていた日本人体型と現代女性の体型は多分に隔たりがあるだろうし、もしその時代に生まれていたら硲自身の興味対象も違っていたんだろう。



ああでも志賀直哉は
長年受けつけられないできたから、踏ん切りがつけにくい。面白さを感じないんだよなー。
来年の今頃生きていたら読みましょう。



夏、スキ? ブログネタ:夏、スキ? 参加中

外に出たら寒い!



これじゃ
なんなんで、言い換えようか(・ω・)




すごく涼しい!


体力キツいけど、夏らしい熱気に溢れた夏が好きです。

ピーカン晴れ&入道雲 待ってます。




「エヴァ・ライカーの記憶」を読み終えた。


結論から言うと、
映画『タイタニック』が好きなかた
深海魚に興味を持ちたいかた
王道エンターテインメントに飢えているかたにオススメ。


猫の島調査報告書-eva.JPG


謎解き小説
     サスペンス小説
            冒険小説

その全てを併せ持った小説との評は伊達ではなく、

また何といっても、タイタニックという映画的題材がメインに据えられた重厚で俗な魅力を持つ作品だった。

▼ざっくりしたあらすじ
http://ameblo.jp/grayground/entry-10309312621.html


全体感は冒険小説、ハードボイルドな私立探偵ものでお約束展開てんこ盛り、主人公が世界をまたにかけて007並みの活躍をしたりもするが、
"現実よりもリアル"な描写で全編に渡って臨場感を感じることができた。
(ベッドシーンだけは美文で、なんじゃこりゃと思ったが;)


手掛かりが全て出尽くして論理的に解けるという意味での本格ミステリではないが、それと同種の、隠された真相が表出するショックを何回も味わうことが出来た。
ともかく最初の1行から最後の1行まで目を離せない。
読了後、即二読目に入って伏線確認をしたくなるのもミステリとして良作品と言える。
硲的に大事な現場図面もちゃんと4回も入っていたしね。

月並みだが、
ページを捲る手を止め能わずといった面白さだったなぁ、と思う。
530ページ中、後半200ページが解決編という構成でも、まったく長くなかった。
終わってみると結構ありがち展開のオンパレードだったが(^-^;)、途中で気付かせないどころか読後に感慨深かったりするのが凄い。1シーンごとにちゃんと1盛り上がりするんだ。

おかしいな。
期待とは違った、と書きたかったのだが褒めてしかいないな。
まぁ、いいや。





「エヴァ・ライカーの記憶」メモの続き


・エッグズ・ベネディクト
→ 卵料理?
→ イングリッシュマフィンにハムかベーコンを乗せ、その上にポーチドエッグをon
  仕上げにオランデーズソースをたっぷり
  卵卵しいな、おい(・ω・)

・容喙(ようかい)する
→嘴を容れる、つまり「口を挟む」の意味
 口を挟むという語が数行隣にあるのでわざと表現を変えてるのだろう

・サギフエウナギ
→ 深海魚?
→ サギフエ(Macroramphosus scolopax)
  トゲウオ目サギフエ科
  似てるからウナギって名前?

・テンガンムネエソ
→ 魚種
→ ググると深海生物フィギュアコレクションが1番最初にある件
→ ワニトカゲギス目ムネエソ科
  色は透明感があり、顎ががっちりして目が飛び出ている

・ペントサル
→ 自白剤、どちらかというと弛緩剤か?

→ 麻酔薬。死刑にも使われてるらしい