「女ひと」/室生犀星/岩波文庫。
- 随筆 女ひと (岩波文庫)/室生 犀星
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一言で言うならば、女人礼讃。
そして表裏をなす言葉への憧れ。
二言で紹介終わってしまったぞ(・ω・)
室生犀星なので少し構えていたのだが、予想外に読みやすかった(*^ー^)
文章は、
くどいと云う程えぐくもなく、ねちこいと云うには粘着度合いが低いのだが、
謎の熱意を感じる。
熱い展開は無いのだが、どんどん押されて犀星の言葉に逃げ場を奪われた。
うーむ、語彙が少ないとこういう時に困るな。
普通の会話の音量でありながら真正面から叫ばれてるように、読んでいて圧力をかけられてくるような本だった。
収録の中では「手とか足とか」が印象的。手を見せることすら恥じる文化は今じゃあ考えられん。
俗物な足首フェチ的には、着物文化の足首と洋装の足首の位置が気になる。室生のいう短いスカートの長さはどれくらいなんだろう。
美しいパースとして彼が捉えていた日本人体型と現代女性の体型は多分に隔たりがあるだろうし、もしその時代に生まれていたら硲自身の興味対象も違っていたんだろう。
ああでも志賀直哉は
長年受けつけられないできたから、踏ん切りがつけにくい。面白さを感じないんだよなー。
来年の今頃生きていたら読みましょう。