猫の島調査報告書 -377ページ目

猫の島調査報告書

月夜にささやかな酒宴 ことのは積み上げ十年目

足、つったことある?ブログネタ:足、つったことある? 参加中



まさに


今、


つってたwww




指をギュッと逆折りにしつつ、ブログ書きなう




週末から、
なんか何時も以上にアホみたいに読んでんなぁ。
試験前あたりからインプット時期に入ったからか?


「東海道五十三次で数学しよう」を再読中。
再、ってか3周目。これは手元に置くかなぁ。





ちょこっと積ん読した「1950年のバックトス」/北村薫/新潮文庫。を読了。
数ページ~数十ページの作品を集めた掌編集。
作品数が多いので印象の強いのを幾つか書く。

まず表題作が頭抜けて良かった。
本当に短編、これも25ページなのだが、クライマックスは涙が溢れそうになった。話の運びもミステリー系な意外な驚きが味わえると思う。


次が「凱旋」。
これは北村薫お得意の国語系ミステリ。
円紫さんと私シリーズの片側の魅力を担っている要素ですな。あのシリーズと似た読み心地でかなりお気に入り。


あの「真夜中のダッフルコート」は再読。
謎と解決は良いんだが一寸語りが苦手。
「眼」も再読。自分も彼女派。

「石段・大きな木の下で」は羨ましい穏やかさ。
同じ手法の「百合子姫・怪奇毒吐き鬼」はらしからぬ駄作。

「恐怖映画」、「小正月」、「洒落小町」は家族ものであり、だからこその自分個人を見つめ直す作品。どれも着眼点が面白かった。



惜しむらくは
講談社刊の「紙魚家崩壊」でも感じたのだが、作品数が多いだけに続けて読むと北村節が鼻につく。

まず、作品中に突然仕切り直すところ。メタ視点で現実に戻される。あれ何回出くわしても慣れん(笑)

あとは、ほぼ絶対に“いい話”であるところ。(いや大体の作品読んでますから、違うものも知ってはいますが;)

例えば「包丁」。
水槽の中から外界を臨むような前半作品の中で最初の山場と言いたいくらい、いやらしく恐怖を煽る文章構成は見事だった。
古びた包丁、肉親の縁、研がれきった刃の濡れたような輝き、人肌に似た餅!
しかし、それでも結局子供が怪我をすることはないんだろうなと私は自信を持って高をくくった。だって北村薫だもん、と。
読者が緊張感を無くしてしまう作風の固定は、こういう短編集を編んでるのに勿体無いと思うんだ。



軽いホラーもありーの、ミステリー、恋愛、奇譚、寓話、ちょっとした描写、と、
様々収録されているので読者によって、色んな楽しみかたが可能。

しかし北村薫は自然に女性主人公を書くなぁ。かなりの割合で女性。しかも中高年率も高い。
その辺が取っつきにくかったり面白かったり。



まずは読んでみー(・ω・)ノ





何が困るって
歩くたびに靴下が下がってくるのが非常に困る。
ハイソックス丈の筈がスポーツソックスへとメタモルフォーゼしている。
そんな機能は要らないのである。


まして今日のような雨では、ズボンの裾がどうしたって濡れてしまう。
濡れた部分がナマ足にペチョリと張りついたり張りつかなかったりする。困る。


椅子に座ったりなどした日には脛毛(←ちょっと薄い)が、ぺかーんと衆目に晒される。困る。

運悪くデートなどだったら座らないわけにはいかない。相手には見えなくとも周囲の皆々様に、あの石田某を気取った野郎と一緒に居ると大注目だろう。すごく困る。

まぁデートする相手が居ないからそんな心配は杞憂である。


それが一番困る。




無性に読みたくなったこの週末。
感想メモが追いつかん。

まずは有栖川。
「妃は船を沈める」/有栖川 有栖/光文社カッパ・ノベルス。

ジャーロ掲載の「猿の左手」と、その後日譚「残酷な揺り籠」を1冊に纏めたもの。
先にそれぞれの短編で読んだ印象が強くて、1冊になると違和感がある。ま、これから読み始めてれば気にならないのかな。

残念ながら、ミステリ的内容は賛否両論より否側に重い印象。
まずくは無いが、凄い女性が出てくるので、読むとミステリより其方に気を取られがち。且つ展開が読まれやすい。それも狙いの内ではあるかな?

「猿の左手」は、願いを叶えてくれる猿の手という古典短編「猿の手」を下敷きにした作品。(筋肉少女隊にそういう曲名のがあります、って言ったら系統が判る?)
解釈部分が面白かった。
「~揺り籠」の悪意はアリだと思う。

しかし、2つの作品を繋ぐ「幕間」が一番好きだなんて如何いうことなんだ、ミハエル。



メトロノーム短針の音×1/256 煌めく空の深き二層目

さんざめく緑または蒼 彼方と計る水蒸気の群れ遊ぶancient anecdote

右手より白波の唯ひとつおぼえの桜の節張った名残りとひとひら花弁落ち 夏

前足の失くした爪と片目を惜しむ間もないFlying そうもう1回リピート

叩き尽くされたトゥギャリアン たんと喰らわせみたまいよ魂の安らぎよ

それは脳髄の何処に在る? 決め技ととどめの言葉のみ光放ち

迷わず選ばされる心の臟の痛みと引き替えて吼ゆ谷向こうの俺

此処に腰掛け 野山眺め 歌を謡い 石に成れぬとざわめく身を以て

身の丈より高き谷底を見上げる